ハリケンジャー 巻之二十六『弓矢と海水浴』

(2002/8/18)

恋煩い忍者・チューピッドの矢が、一鍬を射た!チューピッドの矢は、射られて最初に見た相手に恋をしてしまうというもの。そして、一鍬が最初に見た相手とは、七海だった!

一方の七海は、憧れのトップアイドル・三崎和也の突然の訪問と、突然の愛の告白に戸惑いながら喜びを隠せない。だがそこに、一鍬まで愛の告白を・・・完全に舞い上がる七海。
それと知らず一鍬は、鷹介達にアドバイスを求め、「可愛い動物」を七海にプレゼントしようとする。だが、さすがに七海も『牛』をくれるといわれても困った。そこに三崎和也が颯爽と現われ、七海をデートに連れ出してしまう。諦めずにそれを追う一鍬。

デート現場のビーチに、チューピッドが現われる!七海を守ろうと変身し、盾になる一鍬。そこで三崎和也がシュリケンボールを取り出す!なんと、シュリケンジャーの変装だったのだ。だが、二人してチューピッドに射られているのは間違いの無い事実で、チューピッドを前にしながら七海を巡ってクワガとシュリケンが争い出す。
そこを狙い撃つチューピッドにより、七海は打たれ、クワガとシュリケンは七海を守ろうとする。

だが七海を守ろうとするあまり、二人は攻撃に転じることが出来ない。
「愛は人を弱くする。ウフフ・・・♪」
その様子を見てほくそえむウェンディーヌとフラビージョ。
やがてクワガ達はチューピッドの猛攻に倒れ込んでしまう。それでもクワガは、七海を守ろうと立ち上がる。
「もうやめて!死んじゃうよ一鍬!」
「お前は下がっていろ。お前は・・・俺が守る!」

執拗なチューピッドの攻撃を受けながら、尚も立ちはだかるクワガは、次第に間合いを詰めていく。
弱くなった筈のクワガが尚も迫るのにうろたえるジャカンジャに、漸く合流してきた鷹介がこう言い放つ。
「守る人がいるからこそ、人は強くなれるんだ!」
そしてその言葉通り、クワガの必殺の一撃はチューピッドを倒す!
巨大化したチューピッドを前に、天空神・轟雷神が立ちはだかる。合体し「天空轟雷神」となり、これを一撃で撃破。

また別れていくハリケンとゴウライ。だが一鍬の心の中には、密かに七海が入り込んでいた。


■煩悩

■水着水着脚脚くびれくびれ乳乳!(度数120)

今回はなんといってもこれ以外に煩悩はありえまい!フハハハやるやないけ東映。
でも残念ながら七海の水着姿は無い。ふざけとんのか東映。
でもでもキャミソールとかホットパンツ。やるじゃん東映(←不純の塊)

さて、まずはオーソドックスにセンティピード内の姉様フラびぃ。これ以後の出番は全てビキニスタイル!
横になってくつろぎながら戦いの様子を見ている姉様とフラびぃ。姉様は脚からフレームイン!うーんセクシー♪
この2人のツーショットはさすがに多かったな。
その中から、「恋をすると人は弱くなる」と「いつもこーなるのよねー」、及び、カブトライジャー登場直前のシーン。
そしてフラびぃのバストショットとして、「あーあ、やられちゃった」のシーン。

今回、二人ともビキニだったわけだが、今回の話を見る前、俺は姉様には黒ラメ系のワンピースで責めて欲しかったな、と思っていた。セクシーいうならビキニよりこっちやねん!という、わけのわからん理念からだ(笑)
だが、同じビキニでもちゃんとキャラクターに合せたものを使っていたので全然オッケー。この違いが分からない間はどんなに歳くってもガキだ。だが俺も3歳児くらいになって、姉様にだっこされたいという気持ちは(以下、何の話か分からないので取り敢えず削除)

特にフラびぃのリボンのアクセントは良いな!胸元なんか特に特にィ!フラびぃは寄せ乳で谷間をクッキリさせるのではなく、敢えて純粋に双房が織り成す曲線のみで責めてきた。その潔さが心地良い。
それにしても、フラびぃは色気より「活発さ」「健康的」というのが全面に出てくるなあ。姉様がセクシー系なのに対して、この配置は絶妙ではないか。うむうむ、双方それぞれ魅力的だ。俺のねんごろ(以下略)

■七海とブルー(度数80)

ブルーはいつも通り・・・というより、今回は殆ど無かった(笑)。その代わり、七海の姿で頑張っていた。
とりわけ今回は、ビーチでのタンクトップ+ホットパンツをピックアップ。

ファイティングポーズでは、僅かに臀部の曲線が見て取れる。ムッチリ系ではないが、細身の女の子は逆にそれが良い。膝上からフォローしたカットでは、全体的に均整の取れた身体であることが良く分かる。とりわけ大腿部は適度な脂肪を帯びた曲線で好印象(何のだ馬鹿野郎)。

一鍬がしゃしゃり出てくるところでのバストショット。夏のお嬢さんって感じだ。元祖『夏のお嬢さん』の半分くらい「ぽっちゃり」を削っていて今風だが(笑)、元祖は元祖で可愛いから許す(誰だ元祖って)
そんでもって全身像。シュリケンジャーの変身シーンだけど、こうしてみると七海の身体の全体のバランスが整っているのが十分に分かる。あと必要以上に肌が白いのも(笑)

ブルーは例によって、倒れているところから起き上がろうとするセクシーショット(笑)。うーん、戦隊の女の子って、こういう動きがやたら多いんだよな。好きだけど。
このグッとそった背中と腰の具合がどうにもセクシーさを醸し出している。本当は変身した瞬間に矢が当たる、ってシーンでボディラインの比較をしたかったんだが、動きが激し過ぎて断念。やはりブルーのムッチリ加減の方が好みだが、さりとて七海も嫌いなわけじゃない。というか総じて写真集を出すような女の子は、俺はみんな好(以下略)

比較というなら、逃げるモブのシーンを引っ張ってみよう。七海の左隣の娘のムッチリさ加減をご確認いただきたい。個人的に下半身ムッチリ系の方が好きではあるが、こんな締まりのない奴はごめんこうむりたいものだ。腰と大腿部を重点的に3kgほど痩せたらかなりいいセンいく。但し、顔はもう諦めろ。

・・・それにしても、痩せているのを差し引いても、本当に胸が無(以下略)

■総理が愛したもの(度数60)

これは総理でなくても仕事そっちのけで可愛がりたくなるというものだ。
アップのみの可愛さだけじゃない!
だっこ状態から首をグリンとそらして顔をペロペロ・・・♪ああっもう可愛いすぎるわー!どけジジイ俺と替(ベタなので略)

■一甲の隠れ身の術(度数50)

一鍬の相談を受けている鷹介達。彼等の立っている橋に、一甲が隠れ身の術で隠れているのだが、このシーンの爆笑度数といったら他に比類すべきではあるまい。根が真面目なだけに、こういうシーンが余計に爆笑を誘う。
そもそも、アーチの下部分は空洞だろうが(笑)。お前、ホントに忍者か?

でも、その一甲の表情はホントに良い。こりゃあ奥さんでなくてもイチコロリ(古)


■恋に燃える一鍬

可愛い動物で牛・・・霞兄弟の現実とのギャップは全く埋まっていない。いや、別に牛が可愛くないわけじゃなく、「女の子」が「可愛い」と思う「動物」ったら、目がくりくりっとした小さい動物・・・館長、館長〜?(笑)
むう、一鍬が館長を七海にプレゼントするのも面白かったかも(笑)
・・・というか、あの牛はどこから連れてきたんだコラ。

で、七海と三崎和也のデート現場まで追ってきて、三崎和也に殴り掛かる!って・・・こいつ本当にシュリケンジャーか?

七海を庇ってチューピッドの猛攻を受け続けるクワガだが、何発食らっても倒れない。ゆっくりと詰め寄り、必殺の一撃を食らわせるまでのシーンにはゴウライジャーのテーマ曲。うーん、カッコぶー(古)

戦いを終えて、七海に迷惑をかけたことを謝る一鍬。
「私のこと、好きでも何でもなかったのよね」
「いや・・・すまん」
ぐほっ!
ここだけ台詞を抜くと妙なところでダメージが・・・(何かやったんか貴様)
与太はともかく。
七海に左手をギュッと握られ、「ありがとう」と笑顔で言われて一鍬またもチューピッドの術にかかる(笑)
別れていくハリケンとゴウライ、七海の後ろ姿を見つめ、その左手にだけグローブをはめて兄者の後を追う一鍬・・・可愛いじゃねーか一鍬。たまにはこういうシーンがあっても良いよな。

しかし、結局兄者の応援が見られなかった。残念。・・・待てよ、ひょっとしてあの牛・・・兄者、兄者〜?(笑)

■シュリケンジャー・今回の変装

今回の変装は、七海が憧れているトップアイドル・三崎和也。俳優の松風雅也は、1997年度戦隊『電磁戦隊メガレンジャー』のメガブルー・並樹瞬。なんだ、色んな戦隊から連れてくるのかと思ったら、最近ので間に合わせるつもりなのか。『日本では二番』とか言い出すんじゃないかと心配していたが、余計なお世話だったな。

で、正体が分かったところで思い返せば、なるほど「ビーナス」「カウボーイ、ゴーホーム」とか片鱗はあったな。というと、シュリケンジャーの素はインチキ外人モードの方か(笑)
というか、ファイヤーモードはどういう条件で発動できるんだ?

チューピッドの攻撃から七海を守ろうとするシーンでは、クワガより先にノックダウン。打たれ弱い様だ。今回の話から推測すると、こいつの『愛』は一鍬以下ということだな、うん。
・・・シュリケンジャー故に、チューピッドの能力にある程度レジストしていたという話もあるが。
そのクワガに、武器の角をなげ渡してアシストしたり、メカ戦で轟雷神と合体してフィニッシュブロウを演出したりと汚名返上に必死。その癖、戦いが終わったら自分のミスを笑い飛ばして逃げる(笑)

次回はちょっと変装なしかな?あのデブ・・・ではないと思うが。

■天空轟雷神、見参

どうでもいいけど、IMEって「けんざん」で「見参」が出てこないんだが、これってそんなに特殊なのか?

前回の『天空旋風神』といい今回といい、どうしてシュリケンジャーに命名権利があるんだろう?という疑問はさておき、なるほど、轟雷神は腕の分離が出来ないからバックパックのようなスタイルでの合体か。
ローターでホバリングが可能となった轟雷神・・・『的屋の的』だな、これ(笑)

そんでもってキャノン砲『天翔雷撃砲』(?)発射。やっぱビーム兵器。
ここら辺の間延びする感覚は、戦隊系で好きになれない部分だ。ビクトリーガジェットレベルの『ドカーン!と一発』ってことにはできんのだろうか。

■暗黒七本槍

人間を愛におぼれさせ、社会機能を麻痺させようとしたサーガイン。時の首相までやられたというからこりゃ大変。作戦としてはかなり良い具合に進行してたんじゃないか?所詮日本だけでしかも都内だけだろうけど。

相変わらずマンマルバだけが作戦の有効性を認めている。マンマルバのキャラの位置づけが悪くない。ちゃんと「ラ」をつけてセリフ読んでるし。
サタラクラは短いながらも、それっぽい登場をしている。「真の意味〜!?なにそれ?」以外にクローズアップされてないので、余計に印象が深い。こういう細かいところでキャラの固有イメージを維持しようとしているわけだ。

フラびぃと姉様も今回は外野。最後に前線に出てきたのは、「恋は人を弱くする」の為だけ。あ、フラびぃが姉様を「ウェンディー」と呼んでいたな。大体において悪側は、人間の言う『愛』を毛嫌いし否定する立場にあるので、このスタンスはベタというよりスタンダード。この先、愛に目覚めての裏切り→死なんて展開になったら、それもやはりベタながらスタンダード。さて、どうなるか?

■今回の中忍・チューピッド

弓矢で射られた人間が最初に見たものに強烈な恋愛感情をもよおさせるのがその能力。それで実際に日本が腐りかけたんだから馬鹿に出来ない。
おまけにクワガライジャーとシュリケンジャーを窮地に追い込んだ点は、なかなかポイントが高い。
「守りに入った人間が勝つことなど不可能」
名言に聞こえるが、『人を守る為』に戦ってきた歴代戦隊はみんな勝ってきたが?

だがキャラ的にはそれ以外に全く面白味が無く、ちょっと可哀相だったかな。

■おぼろさんオッケ♪

ちょっとだけの出番なのに印象に残っていくおぼろさんって良いなあ。
今回は、モテモテではしゃぐ七海を前に「なんやモテモテやなあ」と鼻をほじって丸めてポイ(笑)と、天空轟雷神登場に「なんが起こっても、もー驚かへんわ。も。」って、秒数で数える以外に手が無いのだが・・・どちらも印象的だ。逆におとんの方が印象が無い。あのパペットの「何が『困っちゃーう♪』だ」の手の動きが可愛かったのはあるが(笑)

■やー今回は

煩悩丸出しだったお陰で随分と長々と書き連ねてしまったなあ。いやもうご馳走様。


■ 次回は ■

なんだかよくわからないが、鷹介達以外にも疾風流の生き残りがいるのか?でも松村邦(削除)
メインは鷹介になる上に相手がデブでは、煩悩的には期待できないな・・・。
でも串焼きか。焼き鳥・・・朝からおいしそうではある。ビールが欲しくなる様なナイス映像を期待しよう(無理)

【 ハリケンジャー 巻之二十七『串焼きと無重力』 】