ハリケンジャー 巻之三十六『リングと復讐』

(2002/10/27)

一甲達と自分達の間に、一体どんな差があるのか?
訓練で全く勝てない鷹介達は、思い悩む。

一甲達は、師範代として剣道を教えている子供達やその若奥様方(笑)などに慕われていた。そんな日々を一甲達は、穏やかに過ごしていた。
そんな折り、一甲達に関わった人々が次々と襲われた。そして、鷹介達の目の前に現れたその襲撃者は、なんとマンマルバだった!
一甲達が駆けつけたときには鷹介達は倒され、首には人々と同じ呪いのリングが付けられていた。
リングの目が完全に開くとき、人々は死ぬ。
自分達ではなく、周りの人を狙うその卑劣さに、怒りを燃やす一甲達は、マンマルバの元へ駆けつける。

しかし、パワーアップして復活したマンマルバのクローンはゴウライジャーを全く寄せ付けない。じっくりといたぶり、苦しむさまを楽しむようなマンマルバ。だがその時、『邪悪なる意志』からの大量のメッセージがマンマルバに送り込まれる。
マンマルバはそれを受けきれず、醜い姿に変わり、更に巨大化を果たす。
現れた天空神も一撃で倒し、ゴウライジャーを体内に取り込むマンマルバ。果たして、残った鷹介達に勝機はあるのか?


■宇宙忍者ファイル、オゥイヤー♪(度数50)

サイコーだ東映。次回は勿論フラびぃだろうな。マンマルバがくたばろうとどうしようと、フラびぃったらフラびぃだっつの。やれ。

「宇宙忍者ファイル、暗黒七本槍・四の槍ウェンディーヌ。
 ご存知センティピード総務課・セクシ――重役♪」
紹介の文言がすんばらしい。
宇宙忍者ファイルなので全体的に小さいが、その分、全身が見られるということでオゥイヤー♪ってな具合だな。

いやあ、てっきり巨大マンマルバとばかり思ってたら、やるやないけ東映。既に述べたが、これなら次回はフラびぃじゃなきゃいけないよな。わかっとるよな?ここまでやってマンマルバでは、世間様は納得しないぞ。ただでさえ支持率一桁なんだからな。小数点。整数部ゼロの。

■あと言うたらブルー(度数30)

ちょっと良いショットはもっとあったんだが、動いてナンボのシーンばかりなので割愛した。
で、生き残ったのが「ごめんなさい」とラストの三人揃い踏み。いずれもクソ邪魔な奴が映っている為、こいつら極刑確定。

しかしナンだな。ブルーのあの右大腿部はなんでいつもあのラインが入るんだろうな?サポーター?


■感想

■若奥様パワー、オゥイヤー♪

そぉーりゃもーぉ、若奥様方の口コミねっとの力量をなめてもらっては困る。あんな剣道師範がいるなら、子供をダシにしてお近付きになりたいと企む奥様方が、統計ではテレビの前に14万とんで8000人ほどいるという話だ。おそらくフライホイール接続点火するくらい(?)

突然なにがあったのか、と思ったが、なるほど一甲達がヌルんだことを言いたかったわけだ。
しかし、ヌルんだからこそ人気も・・・別にそれが人気の原因ではないのは若奥様方を見ればハッキリしてるか(笑)
剣道の代稽古をつけたりするシーンでは、若奥様だけでなく子供たちにも大人気。しかし、倒れた老婆を助け起こして荷物も拾って家まで届けるのは良いが、次の「いじめられてる小学生の女の子」のシーンは・・・
「黒装束の青年二人」と「泣いてる女の子」というショットは傍目にちょっとヤバいぞ(貴様の脳天の方がヤバいわ)

そんな「自分達が関わった人達」を無差別に襲うマンマルバに怒り心頭の二人だが、怒りだけで勝てるほど世の中甘くはない。今回だってマンマルバが大量のメッセージを受けて暴走しなければ・・・結局食われたから同じか(笑)
さて、次回はどうなることやら。

■マンマルバ

やはり、宇宙忍者の二代目は短命か(初代も短命だった気がする)

どうやら、自らの死を受け入れて、クローン体に後事を託した先代、という話になるらしい。その能力は先代など比較にならないという。立場全くなしだな、先代の(笑)
そのネオ・マンマルバ、余計にジャカンジャらしくないキャラだ。偉そうに、なーにが「マンマルバ『様』」だクソヤロウ。てめぇなんざ次回でとっととくたばっちまえ。そして宇宙忍者ファイルは貴様でなくフラびぃだ。やれ東映。そうでなければ貴様ら飯の食い上げだ。

能力と陰湿さは異様にアップしている。鷹介達なんか一撃だ、一撃。ゴウライジャーは、勿論いたぶる目的があるので簡単には倒したりしない。陰湿だ。
しかし、いざトドメというところで『邪悪なる意志』から送られた大量のメッセージを受けきれずに突然変異・巨大化してしまう。成体も短命だったなあ。別にいいけど。
というか、巨大化するのを見越していたかのように登場した天空神も一撃で倒す。何しにきたんだシュリケンジャー(笑)

それにしても『邪悪なる意志』か・・・
「みんな!エビル・スピリッツを倒すんだ!」
「ハーラホーロヒーレハーレー♪」
最終回のノリって、ひょっとしてこんなんじゃねーだろうか?
・・・かなりおいてけぼり度数がひどいな(笑)

■シュリケンジャー×おぼろ

意外な組み合わせ・・・でもないな。
ニューアイテムを次々と送り出すシュリケンジャーと、メカフェチ(笑)のおぼろさん。他に妥当な組み合わせがありえないではないか。

しかし・・・一甲に変装してもらって歯の浮く台詞を言わせるとは・・・おぼろさんの好みというのはそういうことか?それよか、予想だにしない台詞がこうまで違和感が無いものだとは思わなかったな(笑)
次は一鍬の番か?相手は七海ということでファイナルベント(二重に番組が違うわ)


■ 次回 ■

次回はマンマルバの大往生?というか、天雷旋風神って・・・劇場版のアレがなきゃ駄目では・・・というか、その為の『シュリ×おぼろ』か。「あの飛行隊」ってね。
ということで、次回も楽勝。

【 ハリケンジャー 巻之三十七『三の槍と大脱出』 】