ハリケンジャー 巻之四十三『超合体と大激突』

(2002/12/15)

■窮地大脱走!

リボルバーマンモスの砲撃でバランスを崩したガインガインだが、髑髏凶撃破(?)をお見舞いしてリボルバーマンモスを活動停止に追い込む。
窮地を脱した天雷旋風神は究極奥義を放つが、軽く弾き飛ばされて合体解除するほどの打撃を受ける。珍しい旋風神の姿が見られるぞ。
そんでもってほうほうの体で撤退。

■上位の存在

サーガインの活躍をベタ誉めする一同だが、サンダールだけは「所詮は怒りの矢の力」と素っ気無い。いかにも憎まれ役って感じだ。

怒りの矢のメダルは、サンダールが滅ぼしたアストラム星にあったとか。あーあ、アストラム滅んじゃった・・・って、あれとは別か?
アストラムもカラクリシステムを持っていたことで、地球に『嘆きの弓のメダル』があると睨んだわけだが、鷹介達は知らない様子。とすると、未だ姿を見せない上忍がいる・・・。
ううん、こういう説明台詞もさすがにこなれたものだなあ(笑)

そう聞いて我等がサーガインが勇躍。天日干しの鷹介達をスパンパンと叩き付けにレッツラゴー!(死語)
サンダールに妙に卑屈なサタラクラが笑わせる。なんというか、こいつはもう駄目だな。
そのサンダールは余裕の笑み。何かあるな。

■闇石

一方の鷹介達。シノビマシンはすぐには出撃できない。何故かリボルバーマンモスだけ御前様が担当。

その御前様だが、館長に『嘆きの弓のメダル』の秘密を語る。
かつて『闇石』と呼ばれたそれは強大な力を持ち、その為に多くの争いが起こった。その中で培われたのが『忍術』であった。忍者誕生にはこんな秘密があったのだ。カクレンジャーも多分びっくり(笑)

そして、その闇石は封印されたとか。どこに封印されたかは教えてくれない。ケチ。

■サーガイン八面六臂

さて、ガインガイン大暴れを見た鷹介達、シノビマシンぬきで挑む。これが若さか。ほらサンダール、出番出番(やめれガンオタ)
「貴様らの木偶人形は壊れたか!」
とはサーガイン。アンタも木偶だろが(笑)

サーガインは、なんと5人を相手に素体で戦いに応じる。しかも、5対1で後れを取らないどころか完全に圧倒。なんせトリプルガジェット重力球(?)すら、自慢の巌流剣で一撃粉砕。強いぞ黒いぞ僕らの仲間、巌流嵯峨之助(誰だ)
終いには剣を宙に放り投げ、指からバルカン(笑)。クグツ自由自在。

そこでシノビマシンが現われ、戦士の優越はここまで。
「トドメはガインガインで刺してやる。こい!」
サーガイン意気揚々。かっちー♪

■リボルバーマンモス、出撃せず!

天空神も推参し、天雷旋風神に合体。しかし、パワーアップしたわけでもないので全く手が出ない。そこでリボルバーマンモスを呼ぶんだが、三味線の音は虚しく響くだけ。こういう時は歌うものだ。
それっ「ゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴンゴン、ガーンガーン『ウォー!』」
・・・これやったらマンモスなんか輪切りにするくらい出てくるのになあ(来るか)

原因はよくわからないが、闇石の影響でパワーアップしたからだって。『祈り』が通じれば出てくるんだって。滑稽すぎて話にならないぞ御前様。
まあ、そう言うんなら祈るしかないわな。それっ、ガインガインで滅多打ちだ・・・って、あんなに打たれてるのに倒れもしないじゃん。十分強いじゃねーか(笑)

■最強の合体

鷹介達の『祈り』が届き、リボルバーマンモスが出撃!その背に乗った天雷旋風神、またしても「チーンジャラジャラチーン」。この技、安っぽいなあ。なんか100円玉がタバコに化ける程度の(笑)
パワーアップした『チンジャラ』、全カラクリボールが発動、リボマンと天雷に無秩序に合体。これが、強化・・・素晴らしい。その威容でガインガインの前に。うっわでけー!(笑)

その威容にたじろぐサーガイン。無理も無い(笑)
その様子を見たサンダール、「終わったな」と呟きどこかに。

絶対究極奥義の一撃でガインガインを軽く撃破。「出直してやるー!」が無かったということは、かなりヤバイ状況。
その爆発の中、飛んできた『怒りの矢のメダル』を鷹介がキャッチ。なんて都合よく飛んでくるんだろう(笑)

その様子にガッカリのセンティピード内。なんせ、サーガインは倒され、『怒りの矢のメダル』も奪われ、踏んだり蹴ったりだもんな。

■サーガインの最期

白煙を上げながらも、まだ倒れてはいないサーガイン。考えてみれば、本体はクグツの中だから、見た目ほどのダメージはないんだよな(笑)

「聞こえるか、ハリケンジャー!
 俺はまだ、生きてるぞ。俺と戦えハリケンジャー!
 今こそ、今こそ決着をーッ!」
サーガインの叫びが、戦士らしくてホントに好感度激烈アップ。虫なんだけどなあ(笑)
しかし、それに応えたのはサンダール・・・

「諦めが悪いな、サーガイン。
 ・・・いつかの手合わせの続きだ」
といい、サーガインに破壊光線を浴びせるサンダール。さすがに巌流剣で防いだサーガインだが、銘刀にも打ち損ねがあったか、ポッキリポッキー。
一瞬の隙を突いて高速移動で間をつめ、折れた剣をサーガインの腹部に突き立てるサンダール。

「貴様の存在理由はもうどこにもない。
 ジャマなんだよ。ゴリッパな戦士面も気に食わん。」
サンダールのなんとも強烈なこの台詞が衝撃的でインパクト大。そうか、『ゴリッパな戦士面』か。本体が虫である事を知らないと見える(笑)
「はやいとこ、逝け!」
更に鉄扇でサーガインを頭から本体ごと一刀両断!
ゆっくり倒れるサーガインを背に、振り向きもせずに去っていくサンダール。その引きで幕。ああ、折れた剣が無情・・・


■煩悩

■さらばサーガイン!(度数20)

いや、サーガインそのものはいいんだけど・・・俺の煩悩は青い水着姿のフラびぃに・・・(そりゃ梓ちゃんの写真集だバカ)

しかし、最期という事もあって、サーガイン大活躍。お陰でブルーも姉様もフラびぃもロクな出番なし。とほほ。
その大活躍の中でも、トリプルガジェットの100t球を一刀両断したシーンはイカス度数高し。その後の「フン」と嘲笑うかのようなポーズ決めもニクイ。

そして、最期のシーン・・・は、取り敢えずカットして、最期を意味するカットだけ。剣士の最期に相応しい絵といえる。ああ勿体無い。勿体無いけど、いずれこうなる運命だったんだよなー。しくしく。

というかねー、もう姉様もフラびぃもブルーも(ついでに七海も)煩悩的にはロクなの出ないから、感想の後に持ってきたよ。しょうがないよなー

■久々なのに・・・(度数10)

折角のハムちゃん館長だったのに・・・東映はまるでわかっておらんな!こんな時だからこそ、もっとアップで!
ボーナスまで待たせようとして、トドメのどアップ。アレを少しは見習って欲しいものだな。全く・・・使い所を完全に見失いおって・・・今回の担当はどこの馬鹿だ!?シベリア!


■今後の展望

「さらば、偉大なる発明王サーガイン」
仲間の手に掛かって死んだサーガイン。というか、サンダールってジャカンジャに向いてない。まあ、こういう奴がいないと面白くないんだけど。
そりゃ、全員がサタラクラだったら壊滅的だし、更に全員フラびぃだったら・・・それは見たいぞ(笑)。というか青い水着姿が可愛い〜♪好評発売中〜♪(どっかの誰かとは随分反応が違うな・・・)

サンダールは結局、連中を利用していただけってことか。色んな子供だましな台詞も、安易に利用する為だったんだねえ。
こういう奴って、ボスにも忠誠を誓っていないんだよなー(笑)。こいつはどうだろう?
それはともかく、ダメージを負っていたとは言え、反撃も許さずにサーガインを屠ったその実力は本物。倒される敵は強くなければな。そういう意味ではサタラクラは壊滅的だなあ(笑)

御前様。モノアイだったなあ。貴様は旧ザクか(何故『旧』)
しかしなんだな・・・こいつは一体全体何がしたいんだろうな。疾風と迅雷を融合させたいと思ってるかと思えば、それを平気で囮に使ったり、なにより肝心な事を誰にも教えてないし。またお約束に「そんな凄いのがあるなら最初から出せよ」なんだろうなあ(笑)
ジャカンジャのことも、どこまで知っているのかわからない。案外タウ様と顔見知りだったりして(笑)

はー・・・それにしても、サーガイン最期の大活躍は惚れ惚れするね。見てて良かった。貴様の最期はしっかり見届けたぞ。


■ 次回はコスプレ天国? ■

いや・・・だってセーラー服だのいつもと違う装束だの巫女さんだの・・・は?最後のは違う?

ともかく、サーガインの仇と鷹介達を狙うのは姉様とフラびぃ。ぃよっしゃー!でもその程度で出番終わりだろうなあ。
後は・・・サンダールが鷹介にトドメを刺したかと思えばシュリケンジャーが怪しい奴にコスプレ。終いには御前様まで何を血迷ったか巫女さんにコスプレ?
うううむ、変装合戦か?テキトーに期待。というかあれマジで御前か?

【 ハリケンジャー 巻之四十四『御前様と凶扇獣』 】