ハリケンジャー 巻之四十七『封印と宇宙統一』

(2003/1/12)

■いきなりロボ戦闘

今回は、いきなりデザーギと三巨人との戦い。しかし全く手が出ない。デザーギのスピードは旋風神ハリアーでも追いつけず、その身体を覆う羽根は地球上のどの物質よりも強固。
おぼろさんもお手上げ。

天雷旋風神の絶対奥義・うずしお6号(嘘)もデザーギに弾かれ、戻ってきたのをまともに食らって天雷旋風神撃沈。一時撤退・・・というか戦闘不能。完全敗北。

■尻尾振り振り

さて凱旋のサンダール。前回のこともあり、全く立場が無い姉様達だが、いざとなるとサタラクラもフラびぃもサンダールに媚びて、同格の七本槍であるという自覚が全く無い(笑)
姉様だけが媚びないのは、やはりサーガインの一件が絡んでいるのか・・・?

そのサンダール、あくまで目的は『御前』がもつ『嘆きの弓のメダル』。
「だからタザえも〜ん、怒りの矢のメダル貸してよ〜(甘え声)
「もー、しょーがないなーサン太くんは〜。
 (ぴかぴかりん♪)
 いーかーりーのーやーのーめだるー♪」
「わーい、ありがと♪」
 (ぱっ、どどどどど←素早く獲って階段を降りるサン太)
「あ、ちょっとサン太くん!」
・・・というやり取りは必見(ちょっと嘘)

それよか、「虎の威を借る狐」のサタやんとフラびぃは好感度アップだなあ(笑)。こいつらがいてくれるからこそ、サンダールがあの調子でも許されるんだが・・・あれがみんなチュウズーボみたいな連中だと壊滅的だよなー。
うまくバランス取れてるよな。
そういえば、サタラクラの素顔も気になるなあ・・・。

■拗ねる御前

戻ってきた鷹介達だが、天雷旋風神でも勝てないのにどう戦うと言うのか、と悩むばかり。ハム館長なんか無責任に「新たなステップアップ」と口走って、それを実際にやるおぼろさんの不興を買う。

そこで御前が「いまこそ宇宙統一忍者流を極める時」と宣告。それには両流派の極意が必要と、鷹介達に極意を問う。
しかし、返ってきた答えは表面的な技の数々・・・「愚か者!」と一喝する御前に鷹介が反抗するが、余計に怒りを増すだけ。
そして御前はどこかに姿を消してしまう。

ここ、七海が御前に「教えてくださ〜い♪」と擦り寄るシーンがあるんだが・・・ハム館長の立場は?(笑)
一応、あんなカッコでも師匠だぞ。

■捜索隊

必死に都内を探しまわる鷹介達だが、どこに行ったかもわからないでは探し様がない。
そこで鷹介がリーダーらしさを発揮する。「500年の間、変わらぬものもある」という御前の言葉から、樹齢500年の大樹のある寺・満天寺を割り出す。勿論、単なる勘ではあるが、それが今回はビンゴ。

実は御前は500年前、そこに住んでいたという。そこは朱泉城と呼ばれていたのだが、御前・覚羅が幼い日に落城炎上したそうな。その時、当時は苗木だったこの大樹は生き延びた、とこういう寸法だ。ありがち。

覚羅が嘆けば、封印が解けてしまう。孤独な境遇に置かれても、泣く事も出来ずに500年。
ハム館長もおぼろさんも貰い泣き。ハム館長・・・(笑)
いや、というか、筒抜け?!(笑)

そこに、同じく御前を探していたサンダールがデザーギと共に登場。鷹介達は、敵わないかもしれないが、それでも御前を守る戦いに身を投じる。
おぼろさんの「ええい、いっとけー!」でアイキャッチになる演出は妙に笑えるんだがなあ(笑)

■御前の弱点

さて戦いの方は・・・当然、無策に突っ込んだ鷹介達が勝てるわけがない(笑)
そして御前を狙うサンダール。
「今だ!お小遣いちょーだい♪」
・・・微妙に違うな(微妙?)
しかしそれをシュリケンジャーがガード・・・したらやられた(笑)

仕方がないので御前は必殺・天下御免の満月傷・・・傷?いやともかく、メダルの力でサンダールをぶっ飛ばす。すげぇ、強いぞカッちゃん(カッちゃん?)

でも鷹介達はやられ放題。その爆発の炎が大樹を焼き倒し、御前が動揺する。その時、メダルの力が弱まり、サンダールは御前の弱点を知るに至る。
「御前とやらの心に悲しみが生まれた時、奴の力は失われるのか!」
そうとわかれば・・・シュリケンジャー火焔放射!ぐわぁ〜っ!と無様なサンダール。以後、何故か無視されるのが良く分からない。

■極意

苦し紛れにデザーギを呼び、御前を襲わせるサンダール。しかしそれを鷹介達が食い止める。
どこからその強い思いが湧きあがるのか、鷹介達に問う御前。
そしてその答えが、それぞれの流派の極意に通じる事から、御前は鷹介達が既に極意を会得している事を知る。なんだかご都合主義的すぎて屁もでんが気にすまい。

■宇宙統一忍者流、ここに極まる

ということで反撃開始の鷹介達。天空神に御前を乗せて、さあ必殺の三神合体・天雷旋風神。
「過去と未来、二つの心合わさる今、時空を超えて、この星を守る力が動き出す。」
との御前の言葉とともに、なにやら地球規模のスゲー力が天雷旋風神を胡散臭くパワーアップさせる。
そして号令一過、最強奥義が生まれる!
「宇宙統一忍者流奥義、アルティマストーム・マキシマム!
またマキシマムかよ(笑)
でも映像のそれは『どこがアルティマストームか』と思わせるほど別世界のもの。まー、いーけどねー。どーせこの技も通用しなくなるんだろうし。

ということでデザーギ一撃で撃破。チョロすぎ。

■戦い終わって

倒れた大樹を前にする御前と鷹介達。過ぎた事は仕方がない事、と御前は言うが、そんな単純でもなかろうに。

それにつけても天下御免のノリの軽さは鷹介の専売特許。なんか、そういうところを不満に思ってたらしい七海が今回、そこに食ってかかるんだが・・・またまた、なんの脈絡も無しにそんなことをしたって茶番だぞ。
・・・あ、元々茶番か(笑)

そんな喧燥をほったらかして御前、亡父の墓の前に手を合わせる。その顔からは、既に悲しみの心が消え失せているのが見て取れる。

■やっぱ『血』だよ絶対

そして、負けた癖にニヒルに決めるサンダール。次回、どんな策を弄するのか?

というか・・・なんでこうも似通ったキャラになるんだろうね(笑)

というか・・・アンタどこにトンズラこいてたんだ、あの後(笑)


■煩悩

■宇宙忍者ファイル(度数40)

おおおおお、フラびぃじゃー!
・・・というか、「宇宙センター街でタウ様にスカウトされました」ってアンタ(笑)
それじゃあ、タウ様もその『宇宙センター街』を闊歩してたのか?ああ、買い物袋を下げてコギャル口説く単身赴任のオッサンの姿が・・・(笑)

いやそれにしても可愛いのうフラびぃは。顔の全体、口元・目元アップ、そしてプリティなキメポーズ。あーんもーカーワーイーイー♪(死ねジジイ)

■デコちゃん(度数20)

取り敢えず、デコは幼い頃からデコだった、ということが判明しただけでも嬉しいな(笑)

■狐(度数10)

バカまるだしのフラびぃと姉様のキツネ踊り(?)。いやもうサイコーだな。というか、他に見所全くないし(笑)
あーあ、つまんねーの。


■総括して

今回のお話は御前の過去と、更に強力になる敵に対するステップアップ。のっけからなんの脈絡もなくロボ戦闘には驚いたが、こういう話ならば無理もない。

御前、メダルの力でサンダール撃退。しかし体術などの面はからっきし。こりゃ確かに守らなきゃいかんわ。
それにしても、幼い頃から見事なデコ・・・あれ?
あの段階で闇石を体内に封印していたんだよなあ?
どうしてあの幼い日の姿のままじゃないんだ?なんで都合よく成長が止まってんだよ・・・結構、あの姿のままで「たわけもの」とかやっても、それはそれで面白い気もするが・・・それだと三輪姉も見られなかったんだろうしなあ・・・ブツブツ。

ジャカンジャのフラびぃとサタラクラは安心して見ていられるなあ。姉様はどうもサンダールが気に入らない、というかその本性に感づき始めているからか、一歩引いているが・・・。ああ、そんな遠間ではその乳もよく見えへんのに・・・
いっそ小池栄子だったらいいのになあ。あいつの面魂、悪の女幹部にピッタリなんだけどなあ。肉体のボリューム的にも、いかにも『悪』ってカンジだぞ?少なくとも『正義』ってカンジじゃねーぞ。
というわけで、次の戦隊・・・は遅いかも知れんが、いずれオファーだして欲しいな。武田久美子(小池はどーした)

で、サンダールは・・・予想通り適当に活躍。よってこれで終わり(笑)

鷹介達は、なんだかよくわかんないけど、それぞれの流派の極意を無意識の内に会得してたらしい。はー、そーなんだ。まあ、そういうことで話が進まなきゃいけない時期なんだろうし、ええよ別に。好きにやってくれ。もう次期戦隊の準備も始まってるんだしさ、とっとと終わらせちゃってよ。
(↑煩悩的にクソになったのでナゲヤリになってる)

ロボね。
リボルバーマンモスどした?呼びもせんと何をやっとんねん。それともなにか?ビル街でなきゃ呼べへんのんか?

新番組告知。
・・・ってあれー?戦隊はまだー?あ、そっか。ライダーの方が先に終わるんだっけ。
ファイズか。あれ「555」って書いてるけど、「ゴーゴーファイブ」なんてタイトルで既に作品がある癖に、正気を疑うね。というか「555」で何故「ファイズ」なんだろう(笑)
あれ、9人の戦士の一人で、最強の戦士は「ナイズ(999)」でモチーフはSL。変身の掛け声は「テーィク、サス(ベタベタすぎて蟻も寄らんわボケ)


■ 次回は危機! ■

漸くニセモノ登場。ただし、どうもただのニセモノというわけでもなさそう。何かあるな。
というか猫女再登場バンザーイ♪女は猫〜♪
ということで猫づくし希望。「ビクトリーガジェット・猫缶!」てのやってほしいな(初代か)

【 ハリケンジャー 巻之四十八『罠と永遠の命』 】