ハリケンジャー 巻之四十九『使命と天空忍者』

(2003/1/26)

■シュリケンジャーの素性

冒頭、鷹介達を鍛えるシュリケンジャー。鍛えるとは言うが、御前を守れなかったこととメダルを奪われたことがショックで、シュリケンジャーにやられ放題の鷹介達。
鷹介達は、御前とメダルを守れなかったショックを全く見せないシュリケンジャーに反感を抱くが・・・
甘い・・・甘すぎるぞ!徹底的に鍛え直してやる!
とリンチ再開(笑)
そこでシュリケンジャーが繰り出した技は何と『空駆け』。疾風流の技を何故シュリケンジャーが・・・?

というところで館長とおぼろさん。おぼろさんは、流星群を感知し、そのメッセージを解読中。そして館長は、シュリケンジャーが空駆けを繰り出したのを見て驚くが、それをおぼろさんに「うるさいで」とビシッといわれてショボン(笑)

ほとぼりもさめた頃に館長、10年前に失踪した、疾風流を背負って立つに相応しかった『ある人物』のことを語り出す。おぼろさんによると、その男のことはタブーらしいのだが・・・今になってどうして館長はそんなことを・・・?
・・・というか思いっきりベッタベタ(笑)

■相応しい姿へ

一方こちらはセンティピード。新たな流星群から最後のメッセージを受け取ったタウ様は、弓矢を射るに相応しい姿になる必要がある、と告げる。
サーガインがその任務に名乗りをあげるが、サタラクラがそこに割って入り、タウ様もそれをよしとする。

そんな調子の良いサタラクラをコソコソなじる姉様フラびぃが割と良い感じ。コソコソ・・・なんだけど絶対聞こえるようにやってるよな、あれ(笑)

そのサタラクラ、タウ様から生体エネルギー吸収装置を与えられ、早速活動開始。バタバタ倒れる人々の中には、鷹介の上司七海のマネージャの姿が・・・ああっ、何故まだBIJOKKO 7が有効なんだ(笑)

というか、名前忘れた。ごめんよ二人とも。しかし二人とも、自分のことより会社のこと。ご立派です。

そこに駆けつける鷹介達。6人がかりではさすがのサタラクラも手も足も出ないか。ああ、集団リンチを受けてポックリなんて、お前らしいといえばお前らしい(笑)

■タウ・ザントの本意

しかしそれをタウ様が遠隔雷撃で救出。首領自らの助成を喜ぶサタラクラだが、タウ様の本意は別のところにあった。
そう、サタラクラを守ったわけではなく、集められた生体エネルギーを守ったのだ。
それは、装置がサタラクラの腕と融合・同化したのを見ても明らか。
「腕を切り落とされない限り、エネルギーを吸収し続けるのだ。
 このタウ・ザントの為に。ぬははははは。
と随分ゴキゲンなタウ様に
こわーい
と脅えるフラびぃが可愛い。

そして、サンダールも珍しく反応。
だ・・・誰でも良かった・・・!?
 もしサタラクラが手を挙げなければ、この私が・・・
 おのれ〜・・・」
お、いいじゃんいいじゃん、裏切りの序曲。ホントに忠誠を誓っていたのかも怪しい奴だからなあ、こいつは。

■アレの正体

そしておぼろさんは、遂にアレの正体を突き止める。
全てを呑み込み、無に返す巨大な穴
・・・ブラックホールみたいなもんらしい。なるほど、弓矢で射た『点』を中心に広がるってイメージか。納得納得。しかし、それじゃ『』とか『最終奥義』とかの話は嘘っぱちか?なんだよそれ(笑)

■命令違反は制裁

さて、サタラクラの方だが、生命エネルギーのお陰で気力充実、そのエネルギーでハリケンジャーを倒そうと画策。
その『命令違反』行為に怒り心頭のタウ様だが、それをサンダールが「お任せを」と収める。またバッサリか(笑)

絶好調のサタラクラ、終いには鷹介達の生命エネルギーを奪い取って、エネルギー充填120%。フラ(使い過ぎの為削除)
そんなところにサンダールが合流。加勢を喜ぶサタラクラだが、サンダールはいきなりその背のタンクを切り落とす。
更に、何事かと驚き振り向いたサタラクラをも大上段から斬りつける!
そんな・・・馬鹿な・・・!
前のめりに倒れるサタラクラ。マスクまで真っ二つに割れたが、まだ素顔はお預け。

■怒りのシュリケンジャー

そんなサンダールに、シュリケンジャーがいきなりキックを浴びせ、更に剣で一撃二撃。
お前の様な奴に御前様が殺されたかと思うと・・・!
ほら見ろ、お前が一番煮えくり返ってるじゃねーか。

しかし、サタラクラから受けたダメージも酷い上、技量はサンダールが上となれば、シュリケンジャーに勝ち目はない。千本ノックも通用せず、逆に大上段からの一撃をくらい、シュリケンジャーKO。
お前などに守れるものなど、ない
と辛辣な一言を残し、サンダールはすたこらさっさとトンズラ。

■御前の言葉

倒れているシュリケンジャーだが、まだ息はある。まあ、戦隊メンバーはそれくらいでないと、最初の数話でみんなポックリだもんなあ(笑)

しかし重傷なのは間違いない。苦しい息の下から、御前の言葉を伝える。
花の名を忘れても、花の美しさを人は知っている。だから、戦える。
だから迷うな、振り向くな、前を見ろ、と。
ストレートなメッセージというのも、割と珍しい気がする。

シュリケンジャーの手をがっちり掴む5人。その魂はしっかり5人に伝わった。

■サタラクラの暴走

というところで、素顔をさらした上に瀕死のサタラクラが巨大化。なにも巨大化しなくったって良い気もするが(笑)、かなり暴走状態のサタラクラゆえ、不問としておこう。
それにしても・・・割と予想通りというか・・・ベタな素顔だ。まあ、これでカタツムリみたいにミュヨーンと伸びるよりはマシだけど(笑)

■天空忍者の最期

それを見たシュリケンジャーは、シュリケンボールを鷹介達に渡し、天空神に乗り込む。シュリケンボールは、センティピードに乗り込む為のアイテムでもあるらしい。どういう原理だとかは気にするな。
そして、先に行けと促すシュリケンジャー。勿論鷹介達はシュリケンジャーを放っておけない。だがそれを一甲が押しとどめる。鷹介達は全てを振り払うように叫びながら前に進む。ベタ。

さて、天空神とサタラクラの戦いだが、サタラクラの攻撃を全く避けず、ひたすらサタラクラめがけて進む天空神。そしてそんな天空神にがっちり捕まえられ、狼狽するサタラクラ。
そして天空神は、サタラクラもろとも爆発四散
それを見た鷹介達は、さすがに足を止め、シュリケンジャーの名を叫ぶ。もろベタ。

■最終決戦へ

センティピードに帰還したサンダール、それを止めて詰問する姉様を突き飛ばしてタウ様にタンクを差し出す。
ここに至ってもサンダールは、タウ様の為に行動している。表向きはな

鷹介達は、例によって断崖から海を臨む。ベタ。
そして、やおらハリケンホークに5人を乗せて、いざセンティピードへ。
・・・というか、なんですし詰めが好きかな、こいつらは(笑)


■煩悩

■カス(度数マイナス500)

屁もでんわ(笑)

姉様やフラびぃとか、少しはあったけど・・・何度も見たようなショットで編集がおもろないので取りやめ(笑)
ああ、すげー楽(真意はそれかハゲ)

■我が戦隊遍歴(度数不明)

ということで、突発シリーズ。取り敢えず私の戦隊遍歴なんかつらつらと(死)

私の場合、リアルタイムで戦隊と付き合っていたのは、せいぜい『フラッシュマン』まで。そこから・・・
たまたまテレビつけたら放送してたのを見た事があるのが『カクレンジャー』。
ガンダムWのついでに見た事があるのが『オーレンジャー』。
クウガCM見たさに早起きしてと切れを見た事があるのが『ゴーゴーファイブ』。
そのクウガのついでにチラチラ見た事がある『タイムレンジャー
そして、本格的に戻ったのは『ガオレンジャー』。
そして今に至る。

だから、戦隊に関して他人様にあれこれ言える知識なんか全く無い。というか、仮面ライダーだって大して詳しくない。
こんな俺でも特撮ファンサイトは作れる。それに価値を見出すかは訪問者であり、俺じゃない。

というか、何の話だ。
うむ、とりとめもなさそうなのでテキトーに終わる(死)


■総括して

最終回を待たず、しかも正体を明かしもせずにシュリケンジャーぽっくり。・・・とか言って、「実は奇跡的に生きてたんだよ〜ん♪」で戦いの終わった後にしゃしゃり出てきたらタコ殴りの刑間違いなし(笑)

生きて使命をまっとうするのが忍であれば、シュリケンジャーは使命放棄で忍者失格ってところだが、幸いなことにシュリケンジャーには後を託す仲間がいた。
・・・という感じか。
そしてその素性は、どうやら鷹介達の先輩格に当たる。10年先輩といやあ、随分な差だ。それはいいけど、なんでインチキ外人なのかぐらいはハッキリさせてほしいぞ(笑)

最終回を待たなかったのはサタラクラ。調子に乗ってタウ様の怒りを買い、便乗サンダールに斬られて死亡・・・したと思ったらちゃっかり生きてて、それがなければおそらく延命できたであろうシュリケンジャーの最期を早めた。シュリケンジャーファンには八つ裂き光輪乱舞でも足りるまい。
上述したが、素顔は割と普通でガッカリ。

そしてサンダールは、漸く造反の気を明らかにし始めた。しかし、まだタウ様の前では臣下の礼を取る。このサンダールの動向には注目しておきたいところ。
とかいって案外なんでもなかったりするんだろうな(笑)


■ 次回、最終決戦! ■

いよいよ敵の本拠・センティピードに乗り込む鷹介達。行く手を阻む暗黒七本槍の残党三本。
王道に照らせば、続いて「ここは俺に任せて先に行け!」となるのはゴウライジャー。相手はなんとサンダール。よっしゃ!フラびぃも姉様も残ったぞ。わかってるねぇ東映は(何を)
というわけで、いざ最終決戦!

【 ハリケンジャー 巻之五十『暗黒と新世界』 】