TVシリーズ半ばで倒れ、やって来ました因果地平。
右も左も分からねど、会う人全てゲストキャラ。
所詮アテ馬涙にくれて、つのる思いは後悔ばかり。
しゃしゃり出ますは花小金井、
ゲストの憤懣聞き集め、因果地平を駆けぬけて、
実りを今、君のもとへと送ります。






主な登場人物の予備知識はコチラ









第一話
ガンツ ソロ星に駐留していた陸軍の士官候補生。ベスの誘いに乗って、本部には無断で5台の戦車を遺跡の発掘現場へ出動させたが、カララ捜索のコポラに襲撃され事情が飲み込めないまま戦車と共に爆死した。何事も無くソロ星での訓練期間を終了すれば、軍隊のお偉いさんになれたのだろうが、坊ちゃん<xスとお嬢さま<Jララのおかげで、大事な人生を棒に振ってしまった。
ゴセバ カララ捜索のために発進したコポラ7号機のパイロット。彼が引き金さえ引かなければ、この不幸な物語は始まらなかったのかもしれない。しかし、進めば異星人、退けば自爆とどっちに転んでも死ぬしかないのだし、まるく収まってはサンライズもアニメ雑誌も筆者も困るので、やっぱり引き金を引くしかなかったのである。「イデオン」における最初の犠牲者となった人である。
シラク カララ専用のコポラのパイロット。ソロ星で下船したカララを捜索する途中、ソロ星駐留軍のビーム砲の直撃を受け爆死。頭もきれるし、パイロットとしてもグラム・ザン一の腕だし、そして何よりも美人であったのに、カララお嬢さまのわがままと気まぐれのために、その花のような若い命をソロ星の空に散らせてしまった。美人薄命処女のまま、合掌。
フォルモッサ・ロダン 考古学と言語学の権威であり朴念仁の父親でもある。第一発掘現場でコポラの空襲を受け、大岩の下敷きとなって蛙の如く死亡。学究的な人物であるが故に、家庭を顧みることが無く、それがシェリルの人格形成に多大な影響を与えた。おかげでリンが持たなくても良いコンプレックスに悩むはめになってしまったのである。悪い父親だ。
ユウキ・ロウル コスモの父親でソロ星の科学庁長官を務めている。同僚のフォルモッサ博士と共に、第一発掘現場で作業中、コポラの空襲を受けロン・レッグの下敷きとなって死亡。息子に対しては厳格ではあるが、放任主義を取っており、そのおかげでコスモは自立心の強い子供に育ち、主人公となって最後まで生き残れたのである。「イデオン」において唯一、父権を確立した人。
ガタッカ 何となく愛敬のあるメカ。時としてひょうきんでさえあった。これだけを見ているとメカは友達ゴーショーグン≠ニいうのも頷ける。職場に一台、一家に一台、一人に一台ガタッカを。ガタッカ皆兄弟、ガタッカ嘘つかない。
ロン・レッグ うどの大木、ロン・レッグ。コスモの父親を殺しただけで、プラモデル注1にもならなかった情無いメカ。
ファイル シェリルの資料用ファイル。彼女はこれで馬鹿笑いをするベスをひっぱたくのだが、ファイルにもうちょっと根性があったら、ベスも鼻血ぐらい出たかもしれない。
ルウの母親 移民の一人で空襲の際、ニューロピアの様子を見に農園から出てきた所、バッフ・クランのミサイルにより爆死。皆と一緒に避難すれば良かったのだが、ロッタやアーシュラの両親を探すために死んでしまった。親切が仇となったいい例である。しかし、彼女も自分の子供が後々まで皆を助ける事になろうとは、予想もしなかったに違いない。
ガダタイプ・ミサイル やたらとでかいミサイルだが、イデオンには全く効かなかった。おかげでギジェが狼狽するハメになったのである。うおっ!
サンライズ岬 ウエスト・ケープ注2よりマシだ。
サザンクロス 第3次移民として300所帯をソロ星に運んできた植民用大型宇宙船。バッフ・クランのニューロピア空襲の際に破壊される。女性の少ないソロ星の男達が、その到着を心待ちにしていたのだが、果たして何人生き残ったのだろうか?可愛い少女さえ助かってくれれば、何も言う事は無いのだが・・・
ニューロピア ソロ星にはじめて建設された都市。ギジェの率いる戦力の空襲を受け壊滅し、ソロシップの子供達の親もここで死ぬ。おかげでギジェは後々まで皆からイビられるのである。
ハ ロ 撃墜されたカービアンのパイロットのマスコット。彼は子供の頃「ガンダム」というアニメを見てアニメーターになろうと志したが、生活のため軍人になってしまい、今でもハロのマスコットを肌身離さず持っていたのであった。
シチュー 農園でのお昼御飯。リンが作ったビーフシチューで、さぞ美味しいものであったろうに、ルウが一口食べただけであとは捨てられてしまった。残念、無念。
キャンデー アーシュラがポケットに入れていたおやつの残り。ルウをなだめるためにくわえさせるが、ルウの好きなストロベリー味でなかったために吐き出してしまう。そのおかげでコスモ達は助かったのである。
第六文明人 えすえふである。
巨 神 バッフ・クランの伝説の英雄のこと。イデオンの名称にも使用していた。よく巨人≠ニ間違われて書かれるが、「伝説の巨人」は10年も昔注3の話しである。
注1 イデオンのプラモデルを発売していたのは今は無きアオシマ。
注2 某宇宙戦艦を作ったプロダクションの名前。
注3 巨人がV9を達成した話。今では視聴率が伝説になろうとしている。


第三話
ズダガ ザラル家のゾウトの一人。成功すればサビアの位も夢では無いと語るギジェを信じ、ソロシップ攻撃の決死隊に志願した。結婚間近の娘のために、少しでも生活を楽にと老骨に鞭打って奮戦するが、カービアンの攻撃を受けて爆死。娘思いの人柄の良さそうな人であっただけに、死亡を知らされた娘の悲しみは、いかばかりのものであったろうか。ギジェの尻ぬぐいのために死んだ可哀想な人である。
ダマエ 同じくザラル家のゾウト。功名心に燃える血気盛んな青年で、決死隊の真っ先に名のり出る。ソロシップ内でルウ達に向けて発砲した際、突然発生したバリヤーによって反射されたビームを受け、蒸発する。女子供は傷つけてはいけないと、あれほどお母さんから注意されていたのに、その教えを守らなかったがために無駄死にをしてしまったのである。
ピラス ペッチ家の家臣でダミドの副官。カララを葬って、ギジェの責任にしようと画策するダミドに、狼狽する心を隠せない小心者。ダミドの腹心の部下としては頼りないといわれるが、主人がダミドでは似た者同士で、丁度良い位であろう。
第二発掘現場 ソロ星の遺跡の一つで、洞窟の中に埋まっているソロシップが発見された。ニューロピア空襲の際の避難場所でもあるが、シェリルがここを避難場所として教えなければ、カララが避難民にまぎれてソロシップに乗り込む事もなく、ベスが男の発作を起こす事もなかったわけである。ついでにマヤヤも死なずに済んだかもしれない。


第四話
電子キー カララとマヤヤを監禁した部屋の錠が、電源が切れた為に開いてしまったので、彼女達は脱出するのに成功したのである。マヤヤをして「大昔の電子キーの様です」と言わせたのだから、バッフ・クランの文化の水準が推測できる。もっとも、泥棒が多いので錠前の製造技術だけが進歩していたのかもしれない。
カシミアの背広 パイロットスーツの着心地に不平を言うコスモに向かって、ベスが比較に挙げた物。とは言ってもカシミアはともかく、背広なんかをコスモが着るわけないので不適当な例だと思える。せめてスポーツウェア位を言っていれば、ベスも恥をかかなくて済んだのに、と思ったが、ひょっとすると彼は自分がカシミアの背広を持っているという事を、暗にほのめかしたかったのかもしれない。さすがいいとこのお坊ちゃんは違う。
トラム 同じくバッフ・クラン語でパンの事。ソロ星がたまたま、小麦を主食としていたおかげで、カララ達の口に合ったのだが、もし米が主食であったら、梅干入りのおにぎりやタラコ入りおにぎりを食べるしかなく、彼女達が食べたかどうか疑問である。
ドッキング・
   フォーメーション
飛行、合体訓練の際の掛け声。自意識のある搭乗員からクレームがつき、幸いな事に乱用はされなかったが、そのために視聴率が下がったのかもしれない。
ほうれん草 ソロシップのブリッジの後ろにあるドームに生えていたが長期間地中に埋まったままで、日光を浴びていないのに育ったとは不思議である。もしかすると、イデの意志によって育てられており、それを食べるとイデをコントロールできるはずだったのかも知れない。ところが、コスモ達は皆ほうれん草が嫌いだったために、因果地平へ四散していったのである。


第五話
亜空間 DSドライブ注1をする所。ソロシップもバッフ・クランも、ちょくちょく御世話になっている。全員ここに来ると、好き勝手にわめいたり叫んだりして、日頃のうっぷんを晴らすので、精神衛生上非常に良い所である。時々亜空間から抜け出たのを知らずに、ベスが一人で騒いで皆のひんしゅくを買う事がある。
ナブロ ザラル家のゾウトでギジェの爺や。彼も、よもや可愛いお坊ちゃんだったギジェが、あそこまで落ちていくとは思ってもみなかったに違いない。
無限力 むげんりょく≠ナはなくむげんちから≠ニ読む。イデの力が発動された際によく言われる単語だが、皆がシリアスな顔をして言うわりに、語感がマッチせず聞いていて恥ずかしい時があった。
イデ伝説 各種族に伝承される英雄伝説のバリエーションの一つ。イデの英雄が落ちていた果実を拾い食いしたために腹をこわしてしまい、女王の前で排泄するわけにはいかないので、トイレに行くのを邪魔していた怪獣を、火事場の馬鹿力で倒したという事実が誤って伝えられたもの。事実を知らない女王は英雄と結ばれ、末永く平和に暮らしました。めでたし、めでたし。
ギジェとシェリルの
    「ガンダム」ごっこ
カララを脱出させようと連れ出したギジェに、シェリルが発砲するが、ギジェに返り討ちにあい殴られてしまう。「ガンダム」の第二話を思い出していただきたい。おかげでカララが、シェリルにイビられるのである。
ギジェのイデオンジャック 当然、失敗に終わった。
サムライ ベスに殴られたギジェが口にした言葉。地球人よりバッフ人、日本人より外国人が好んで使う。何となく聞いてて気恥ずかしい言葉ではある。
カララとマヤヤ、
       危機一髪
彼女達が、バッフ・クランの攻撃で倒れかかった鉄柱の下敷きになりそうになった時、いち早くベスが気付いてイデオンで助けるのである。すでにここで、ベスの男の発作の兆候が見られる。あの時放っとけば、若い身空で子持ちにならずに済んだものを。
注1 時間と空間を飛び越えるために入る所。ヤマトでいうワープ≠ンたいなもの。


第六話
裏切り 登場人物の大部分がやった。特に、ギジェの十八番でもある。
トミノヨシユキ 絵コンテにBANKのハンコを押す人、じゃなくて、ソロシップのクルーとして登場。セリフは、「俺達には時間がいるんだからな」成程、切実なセリフではある。
赤 旗 バッフ・クラン側の無条件停戦の合図。某政党の機関紙と正反対の性格である。白旗の意味を知ってあわてて赤旗を掲げたが、戦闘を有利に持ち込もうとするダミドはそれを無視した。せこい男である。
トビガエル ソロシップで唯一、シェリルを好きな生物。後にギジェにシェリルを横取りされた時、トビガエルの集団が彼を襲ったという。ときどきハタリにまとわりつく者もいたが、まあそれは、個人の趣味で。


第七話
マヤヤ・ラウ カララの侍女でゾウトの出身。カララに心から忠誠を尽くし、一緒にソロ星に降り立つが、伝説の巨神、イデオンを目のあたりにして恐怖から逃げ出す。そのまま一人で逃げ帰ると自爆の罰が待っているので、一人でソロシップに潜入し、スパイとして糾弾されていたカララをかばうために異星人の前に飛び出していった。可愛く、かつ健気な女の子であったが、ダミドの攻撃から、自分の主人が見捨てられた事を悟り、己の命を賭してカララを脱出させようとするが、彼女にはその意志がなく銃撃戦の末、撃たれて死亡する。ギジェの優柔不断さと、カララの身勝手な行動の犠牲となった可哀想な女の子である。主人が悪かったとしか言い様がない。合掌。
コンフェスグラフ 特殊電波を使用する強制自白機。睡眠状態にして、質問に答えさせる事ができる。カララからバッフ・クランの情報を聞き出そうとしたが、カララ自身の天文学的知識の不足により徒労に終わった。その様な事に使うより、お互いにコンフェスグラフにかかり、相手の真意を知ればこの愚にもつかぬ争いに終止符を打つ事ができたのではないかと思うのだが、そうもいかないのが人の世の常である。
ギラン・ドウ イカモドキの様な重機動メカ。亜空間戦闘にしか使用されず、まもなく製造中止になった。やはり標準と3倍速注1の両方とも使用できるメカには勝てんのだ。
注1 近い将来、この意味が判らなくなるんでしょうねぇ・・・。


第八話
人 質 ハルルの艦隊が応援に来ると聞いたギジェが、手詰まりの現状を打開するために、敵の指揮官と一対一の対決を行うべく、デクとアーシュラを人質に取ったのである。サムライ、サムライと口にする割にはやる事がセコク、この回では言行不一致が非情に目立った。
決 闘 ギジェがコスモと決闘した際には、余裕もあってか相手をさんざん子供呼ばわりにし、今までのうっぷんを晴らしていたかの様であったが、ベスとの時には、形勢が不利になると急に作法≠持ち出し逃げてしまった。しょうのない男である。
生き恥 「歩く生き恥」、「宇宙あま翔ける生き恥」注1と言われているギジェだが、ベスとの決闘から逃げた時にもナブロに、ダミドのおかげで恥をかいてきた、と言っている。すでに恥をかきつくしていると思っているようだが、後に自分が恥だらけの人生を歩もうとはこの時には考えつかなかった事であろう。
ドグ・マック 大気圏内戦闘を目的として開発された、局地戦用重機動メカ。この名前を聞いたとたんに、ビッグ・マックという重機動メカの登場を期待したのだが、そうは問屋がおろさなかった。
注1 サンライズ系アニメでは宇宙と書いてそら≠ニ読み、松本零士作品になるとうみ≠ニ読む。アナタのお好みは?


第九話
ハルルの女官 ハルルの乗るドロワ・ザンからの映像に最初に出た人。でっぷり太った大柄な、いかつい女兵士で、最初はこの人を麻上洋子注1が声を演じている、カララの姉のハルルかと勘違いしてしまい自分の目を疑ってしまった。もっともそのすぐ後でハルルが登場したので、TVのスイッチを切らずに済んだのだが。
アス・デル・トプの
        三段攻撃
アスでダミドがギランドウを駆って攻撃、ソロシップがびびったところを、デルでアバデデの指揮するガタマン・ザンが攻撃。さらにソロシップがひるんだところへ、トプでギジェが乗員のいないグラム・ザンを操縦して、正面から体当たりをしかけるのである。もっともギジェは激突寸前にブリッジごと脱出するのだが、誰が貧乏くじ引いたかは一目瞭然である。
グラム・ザン バッフ・クランの宇宙巡洋艦。イデの捜索にギジェが使用している。亜空間において、アス・デス・トプの三段攻撃によって、ソロシップに特攻するが、イデオンの無限力によってその目的を果たす事なく、あっけなく撃沈される。ギジェが、まるで古代進のように艦長として威張っていられた唯一の船。なお、森雪役のカララは逃走した。
注1 現在、声優の他に女流講釈師・一龍齋春美としても活動しておられます。「講釈師、見てきたように嘘をつき」ってやつですね。


第十話
ロココ・グリマデ アバデデの妻。近く二人目の子供を出産する予定である。出世などより夫の無事を望む、美しくて優しそうな人だが、唯一の誤算はアバデデと結婚した事である。
ルローラ・グリマデ アバデデの娘。バッフ星で流行しているペットの、ネジピコの赤ちゃんをアバデデにおねだりするが、彼女の父は帰らぬ人となってしまった。


第十一話
遺跡の星 星全体が風化した、都市の遺跡で覆われている。第六文明人の本星ともいわれているが、星全体が放棄されたリゾート地だったりしたらえらい事になっている。
隕 石 バッフ・クランの地球には、大昔から隕石の落ちたような穴があり、調査の結果、隕石の飛来してくる方向とソロ星との方向が一致するというのである。この隕石の正体がなんなのかは不明であり、ひょっとするとエネルギー体であるイデの老廃物、所謂ウ○○であるかもしれないのだ。それにしても巨大なウ○○である。
ギジェの左遷 ギジェはハルルから、ロゴ・ダウの再調査を命じられるのであるが、再調査というと聞こえはいいが、実質的には左遷させられたのである。しかし、それでいじけないのがギジェの良いところで、彼は地道に調査を続けて大きな成果を持ち帰る事になったのである。またこのチャンスに乗じて、出世をつかみとろうとダミドが奮戦するのだが、あっけなく負けてしまうのであった。人生の縮図がここにある。


第十二話
コーヒー サムライの娘はコーヒーというものを点てるらしいのだが、ベスもさすがに名門の出だけあって、手前の方もなかなかのものであった。
ハ シ 幼児期にハシの使い方を覚えると、手先が器用になるという事でしつけられるのだが、現代でもこれは重要な事である。高校生にもなってフォークで弁当を食うとはもってのほかである。
サンラ グハバ・ゲバの部下で、ソロシップのクルーになりすましてスパイ活動をおこなう。デマを流してカララに注意を向けさせた隙に、エンジンに爆薬をしかけた。ここまではうまくいったのだが、逃走の際彼が強奪したシュッター・カタムが銃撃を受け爆死した。生きて帰れば、名誉とサビアの位が待っていたのに惜しい事をしたものであるが、しょせん捨て石であった。
チムカ 同じくグハバの部下。サンラの逃走を助けるべく、ガタッカで援護するが銃撃を受けてあっけなく戦死する。心情は理解できるが、現実とはこんなものであろう。
男の発作・発動編 今までのベスの行動、発言が胎動編だったとすると、今回のは発動編である。ハルルの命により、グハバの手にかかって、辱められたカララを目撃したベスは、カッと頭に血が昇り闇雲に飛び出して行くのである。上手くいったからよかったものの、普通だったら二人一緒に射殺されているところである。全く男という生物は、相手が美人で保護欲をかきたてられるならば、際限無く頑張るどうしようもない性分を持つものらしい。それにしてもギジェは、カララを抱いた時に、ほんのチラッとでも『しまった』と思わなかったのであろうか。もし幸福で一杯だったのなら、どうしようもないパッパラパーだ。


第十三話
スターダスト 恒星及び惑星間の潮汐作用による重力安定地帯に集まる小惑星群のこと、らしい。ソロシップはこの小惑星をリング状にして、敵の攻撃から身を守る注1という事を考えなかったらしい。不思議な事だ。
クラモ19 民間用の、通常の火薬を使用する9連発の自動拳銃。形状はワルサーP38に酷似しており、機構、作動方式もほぼ同じである。ロッタがカララを狙撃する際に使用。ロッタにはそのつもりが無くても、まぐれ当たりという事がある。そうなったら、面白い…恐ろしい事になったであろう。残念、残念。
脳波探知機 イデオンのパイロットとイデのゲージの輝きとの関係を解明するために、ヘルメットの内側に装着したが、確証を得るにはいたらなかった。パイロットよりも、ベスに取り付けて監視した方が良かったのかもしれない。
注1 何の事を言っているか、判りますね。


第十四話
カミューラ・ランバン 地球軍前進基地ブラジラーの司令官。ジルバル・ドクとの戦闘で死の淵を覗き、戦闘恐怖症に陥って放心状態のコスモに、10年前に別れた自分の息子の面影を見つけ、母親の如く接して彼に自信を取り戻させる。コスモも彼女を慕うのだが、ジルバル・ドク率いるジグ・マック隊がブラジラーを急襲した際に、爆風で吹き飛ばされたシュッター・カタムの下敷きになって死亡。死ぬ間際までコスモを心配してくれた、優しい女性であった。地球の幼年学校時代、できの悪かった生徒のベスが、よもや自分が死ぬに至るトラブルを持ちこんで来ようとは思わなかったに違いない。あの時もう少し厳しく鍛えていれば、という後悔が脳裡を横切った事であろう。実に教育とは、人の生死を左右する重要なものである。
 この時コスモが繰り出したのが『カミューラ・ランバンアタック!』。これで笑える人は、当時のボードゲームを知っている人。


第十五話
シェリル脱走 地球で大型コンピュータ・グロリアが完成した事を知ったシェリルは、賛同者と共にカララを人質にとり、巡洋艦キャリオカで植民惑星ダボラスターに向かうつもりであったが敵のおかげで失敗してしまった。脱走の主謀者としてカララが名乗り出た事を口惜しがるシェリル。「言うは一時の恥、言わぬは一生の恥」とはこの事ではないだろうか。シェリルはともかく、ハタリも脱走したくせにカララに罪をきせて知らん顔をしている。熱血漢・・・、クリン・カシム注1とは大違いである
注1 声を担当したのが、同じ井上和彦氏。


第十六話
ダミド戦法 仰々しいタイトルのわりに、やる事といえば、ゼロ・ズロオにハーケンを取りつけ、それでイデオンを弱らせた後に二機のジグ・マックで攻撃をしかけるという単純なものである。もちろん、成功させるには部下の多大な犠牲が必要だし、時々自分も死んでしまう事がままある。唯一の誤算は、必殺の≠ナはなく必死の≠ニしなかった事であろう。
ドモラ ダミドの部下でジグ・マックのパイロット。亜空間内において、必死にイデオンの足にしがみついていたのだが、ダミドの乗るジグ・マックにぶつけられて一生を終わった。なんのために生まれてきたのかわからん人である。
独 房 独房とはいっても何かの動物を入れておいた檻で、人間が入るにはしゃがまなければならない。最初は、カララが入っていたが、後にベスの命令を無視したコスモとカーシャが入れられた。他にも箱が余っていたのに、何故カララが開放されたのかは謎。ここら辺にベスの陰謀を感じるのは私だけであろうか。トイレはどうするのかも不明である。


第十七話
復活のギジェ ソロ星の再調査から戻ったギジェは、かっこうつけて武道着姿で顔を隠してハルルと立ち会ったが、すぐに正体を看破されてしまう。技に彼独特のクセがあるのだろうが、ひょっとしたら武道着に名札が縫い付けてあったのかもしれない。
ドノバン ソロ星からギジェが持ち帰ったイデオナイトと正反対の因子を持つ物質。さすが転んでもタダでは起きない男である。しかもこの物質を散布すると、巨神がドッキング不能になり合体型に変形したままで、しばらくの間無防備状態になるのである。これがギジェの言うドッキング崩し≠ナある。これほどの武器を使用してもなお、巨神を倒せないので、ギジェが無能なのか、巨人の力が偉大なのか、とハルルにあきれられた。
レーザープロジェクター 一時停戦させるため、空にカララの立体映像を投射した。カララの説得が功を奏したかに見えたが、誰だって空に巨大な、カララのバスとショットが突然出現すれば、驚くに決まっている。


第十八話
アジアン星 植民星の一つで、ルウのはしかのワクチンを入手するために寄港するが、ギジェの準光速ミサイルの攻撃を受けほとんど全滅する。植民星根性に染まった星。二度目にこの星に立ち寄った際には、人質にされたリンが射殺される。それだけでも滅亡するに値する星であった。
コボル アジアンの副指令。司令官に大きな影響力を持ち、ソロシップの略奪を進言する悪党。さらに、ソロシップを引き渡す様命令をするギジェにも攻撃をしかけるという無鉄砲な人物。こいつのおかげで、ギジェが準光速ミサイルの使用に踏み切ったのである。
準光速ミサイル 威力は核の数十倍で、残留放射能がなく、しかも迎撃が不可能なミサイル。数発で惑星破壊も可能である。そんなものを何発も使っておきながら、ギジェは巨神捕獲に失敗するのである。無能者め。


第十九話
ギャムス・ラグ バッフ・クランのバクサの武人。ハルルの要請により、ロッグ・マックとゴンド・バウを率いて応援に駆けつけた。彼の通った後は、ペンペン草も生えないと言われているが、成程、あの容姿では自分のフラストレーションを、破壊と暴力で晴らすしかない。しかも、そうすればするほど出世し、名声も高まるので、彼にとってはサムライは天職であるともいえる。
ギジェの追放 ドノバンを使用しても巨神を捕獲する事が出来ず、準光速ミサイルを多用してさえ、破壊する事すらできなかったギジェの無能さに、あきれはてたハルルが彼を追放したのも無理はない。軍隊は慈善団体ではないからである。ギジェとて努力はしているのだが、ハルルの顔も三度まで、なのだ。


第二十話
双子の悪魔 バッフ・クランのサビアの武人。ドッパとキヤヤの兄妹の通称。双生児によく見られるテレパシー能力を駆使して、多大な戦果をあげてきた。しょせん、ニュータイプの末裔にしかすぎず、体制に取り込まれている彼等だが、身内の幸福を願って死ぬところは哀れですらある。能ある馬鹿は生爪はがす。
ゴンド・バウ バッフ・クランの重武装、高機動の汎用重戦闘機。鮫が口を開けた様な形状をしているが、残念ながらイナズマンのメカの様に噛みつく事ができなかったので、いつもイデオンに負けていた。何故、バッフ・クランの技術者は噛みつく機能を考えつかなかったのだろうか?


第二十一話
ランデブー現象 時空震によって、亜空間飛行中のソロシップとドロワザンが引き寄せ合う現象。OUT増刊「ランデヴー」が休刊すると共に、本誌の「OUT」までもが危うくなる事ではない。この時の白兵戦で一気にカタをつければ、と誰しも思うのだが、宇宙はそう甘くはなかった。
『シグ・12、カプ・23』 ダラムがハルルに送った、亜空間解除座標データ。ダラムが知っているかも知れぬ、ハルルのWとHのサイズではないので念のため。そこまで知ってりゃ彼も苦労しないで済んだものを。
再復活のギジェ しつこいだけが身上よ。


第二十二話
東京地方での放映時間が、木曜6時45分〜7時15分から、金曜7時30分〜8時に変更となったため、新しい視聴者を獲得しようと製作された総集編。TV版としては良心的な作りではあったが、「ルウを泣かせるな!」のコスモのセリフだけがやたらと目立ってしまい、益々訳のわからんものになってしまった観がある。実質的には、この時間帯変更のために視聴率が下がり、その結果としてシリーズの短縮が決定されたのである。しかし、「ガンダム」といい「イデオン」といい、富野ファンにとって一月は魔の一月≠ナある。「ザブングル」注1もそうならなければ良いのだが・・・。
注1 富野監督はこの時、劇場版イデオンと掛け持ちでTVのザブングルをやっていた。元々その枠では別の監督がやる予定だったのだが、突然降板したため急遽富野氏にお鉢が回ってきたらしい。忙しかったので富野氏自身は製作作業全てに関われなかったようだが、そのお陰でザブングルが名作になったという噂もチラホラ・・・・人生解からないものである。


第二十三話
ガンガ・ルブ オーメ財団が開発した重機動メカ。すぐに脱出ができるために、ギジェは気前よく放棄していた。
キャラル星 キッチンを育んだ星。キッチンはここで生まれ、育ち、学び、初恋も経験しないうちに死んでしまった。もったいない話しである。
床 屋 ソロシップの頭を叩いてみれば、イデの発動の音がする。あこりゃ。


第二十四話
スタグラ基地 ギジェがキャラル星のスタグラ基地においてあったイデオンに、遊びに行ったところ、皆にいじめられて帰る。電話の一本ぐらい入れてから行けば、歓迎されたかもしれないのに、常識の無い奴だ。


第二十五話
気合の勝負 コスモとダラムとの戦闘の場合、大声を出した方が勝つのである。ダラムがヘルメットの中に拡声マイクを仕込んでいたので、コスモは負けに終わった。さすが中年男は芸が細かい。
キッチン夭折す キッチンが死んでしまった。ダラムが殺した〜!くそっ!コスモがあの時もう少し根性があれば、ダラムに止めを刺せたのに。美人薄命、処女のままじゃ〜。


第二十六話
ゲル結界 ようするに、ただでさえ人間関係のゴタゴタで頭の痛いソロシップのクルーの頭を、もっと痛くさせてやろうとする大きな御世話の事である。
キッチンの幻 ゲル結界に苦しむコスモが見た、キッチンの死に様。イデの力が見せた、束の間の幻なのかもしれない。ダラムも、よもや美少女の幻に負けるとは思わなかったに違いない。


第二十七話
キラニン・コルボック 科学アカデミーのメンバー。グロリアの末端機を密かに使用するために、シェリルとジョリバを先導する。朴念仁同士が互いにうちとけあったのだが、常日頃になくウキウキしていたため警備兵に射殺されてしまった。女性に免疫がないと死ぬはめになってしまう。
ムーンランドの岩 度重なるギジェの失敗に業を煮やしたダラムは、月面に脱出した彼を見捨て、おいてけぼりにしてしまう。その時彼は、自分の失敗を棚に上げて月面の岩に八つ当たりをし、手を痛めるのである。傍迷惑なのは月面の岩で、口があったら噛みつき返してやったであろう。


第二十八話
ムサッシ 地球軍宇宙戦艦。ダラム・ズバのグロワ・ザンと交戦、撃沈される。名前がヤマットでなかったために、復活する事はなかった。残念、残念。
フレンダリー・リミッター 地球連合宇宙軍の将軍。グロリアのデータからイデの何たるかを知り、ソロシップを奪おうとする。ダラムの砲撃によって死ぬが、死に際にソロシップに対し呪詛の言葉を吐いた。泥棒にも三分の理とは良く言ったものである。「宇宙は欲だ、欲なのだ」と叫び、一人で星となって結婚した。欲さえ出さなければまっとうな人生を歩めたはずなのに、アホなお方である。


第二十九話
破廉恥な男 朴念仁と非常に相性が良いらしい。
エトラ バッフ語でリンゴの事である。彼がしばらくの間、リンゴばっかり食べていたので、部屋の中にはリンゴのシンが山の如く溜まっていた。彼がそれを掃除しなかったために、怒ったイデが38話で彼に天誅を下したのである。
アディゴ 高機動力を持つバッフ・クランの機動メカ。ヒットアンドアウェイの戦法を得意とする。ギジェがのることのできなかったメカで、そればかりかこれに乗った老人の集団にいじめられ、殺されてしまう。イデオ・ノバの左座席に座ったのが運の尽きである。哀れ。


第三十話
人間核爆弾 ダラム・ズバの事である。死を覚悟して敵と刺し違えようとコスモに決闘を申し込むが、臆病な部下が口をすべらせたおかげで、頭を撃ち抜かれて即死する。しかも彼を撃ったのは元部下であったギジェであった。ギジェがミスを重ねなければ、ダラムも彼を捨てなくて済み、ギジェも逆恨みしてダラムを撃ち殺さなくて済んだであろう。全く間尺に合わない話である。


第三十一話
ジョーダン・マック ベスの父親で退役軍人。自分の息子を優秀だと信じ、過大な期待をかけていたがゆえに、軍に逆らうベスを激しく責める。自分の息子が自立した人間になったことを是とせず、軍=自分に反抗する息子の心情をはかりかねる子離れのできていない父親でもある。なまじ真っ正直な人間になるように、幼い頃から施した教育が裏目に出てしまった。しかし、ベスと別れて帰る途中、息子の写真を破り捨てた彼の心情は一時的なものであったに違いない。互いに憎悪しつつも、父と子の絆とはそれほど柔なものではないからである。
ジョーダン・エルミ ベスの母親。男親と違って女親の息子に対する依存度は、はかりかねるシロモノである。いつまでも子供だと思っていた息子に、いつのまにか特定の女性ができたと知ったなら、彼女はどんな顔をしたであろうか?


第三十ニ話
イデオ・ノバ この回で魔の左座席のジンクス注1が打ちたてられた。モエラがパイロットの予備候補生でさえなければ、他の安全な部署について、ラポーを悲しませる事も無かったのに。才能に恵まれない人間は、本当につらい。
男の発作 伝染性らしく、ベスからモエラに感染うつったらしい。後にギジェがこれにかかる。どうやらノバの左座席に関係あるらしい。
ビデオカード ダラムからハルルへの私信が録画されていた。これを盗み見てルククはクララに暗殺される。ダラムがカードを密封していれば、ルククも死なずにすんだものを。
人 形 ラポーを奪われまいとするファードが呪いを込めてモエラに渡した。おかげでモエラは死んで、めでたし、めでたし。怖い話である。
注1 最初にノバの左座席に座ったベスは、危険を察知したのか早々に降りてブリッジに行ってしまった。


第三十三話
コイン ギジェの進退を決定するのに使用された。コスモが所有していた物。先立つ物は金である、との家訓を守り、コスモが持っていたお陰でギジェが助かるのである。
メバルル・クオウ ハンニバル・ゲンの部下で、サビアの位の武人。ギド・マック・ドウを駆って、イデオンをワフトエリアに誘い込もうとするが、ギジェの十八番の、しかも二重裏切りという高等テクニックにひっかかり、敢なく戦死してしまった。死に際にギジェを売国奴呼ばわりしたお陰で彼は悩み、言語学者であるシェリルの所へ意味を聞きに行って、かかなくていい恥をまたかいてしまったのである。


第三十四話
ドウモウ 大きければ良いというものではないが、ドウモウ注1の赤ちゃんには何となく親近感がある。
注1 ドウモウのデザインは、男性の○ン○ン≠フような姿。


第三十五話
マーシャル・フランクリン ベス達の元の司令官で、地球連合宇宙軍第七艦隊の司令官でもある。ソロシップを沈めるために、バッフ・クランのハンニバルと一時的ではあるが手を組む。準光速ミサイルを利用してソロシップを攻撃するが、イデの発現の前にもろくも敗れてしまう。例え一時的でも敵と手を握りあえるのに、何故その関係を恒久的に維持しようとは考えないのだろうか。人間の業とはどうしようもないものである。
悪魔の船 朴念仁に破廉恥、カマトトに慢性発作男、等が乗っているソロシップを指す。


第三十六話
ガルババ・グラ ソロシップを捕獲すべく行動したバッフ・クラン艦隊の隊長。サビアの位の武人で、踊りの名手、ミヤ・アイザックとの婚礼を控えている。婚礼の手土産にとソロシップに挑むが、ビデオカードを見て鼻の下を長くしていたおかげで死ぬハメになった。仕事に酒と女は禁物である。
自爆用核爆弾 ソロシップを自爆させる為に、船内に120発も仕掛けられた時限装置付のもの。第七艦隊のコマンドとソロシップのクルーがタイマー解除のために再び船内に戻るが、数発が間に合わず爆発した。しかし、イデの防衛本能が爆発をバリヤーで封じ込め、作戦は失敗に終わり全員命拾いをした。しかし、いかなイデの防衛本能でも、120発が同時に爆発していたら始末に困ったに違いないのに、何故もう一度試してみなかったのだろうか?


第三十七話
アジアン星の競技ホール アジアン星トンキンにある競技ホール。ここにソロシップの非戦闘員が人質として集められた。そして、ここで威嚇射撃によりリンが死亡した。なんで威嚇射撃で死ななきゃならんのだ、不条理の極みである。これは明らかにアジアン兵の腕が悪い。軍人としての質が悪いのだ。畜生〜!リンを返せ!
コモドア 半分壊滅したアジアン星の生き残りの士官。バッフ・クラン側に半ば脅されて、ソロシップの女、子供を人質にとる。一人の女性は数万発のミサイルに匹敵する≠ニいう名言を残し、その使い方を教える事なく死んでしまった。苦痛のあまりギジェに止めを刺してもらうが、ギジェだったら頼めば助けてくれたかもしれないのに、もったいない事をしたものだ。


第三十八話
イデのレーダー ジョリバとハタリが二人で仲良く開発したもの。その経過を想像すると何となく気持ち悪い。
イデのゲージ 今まで何度となく輝き方の練習をしてきており、今回やっと自信がついたのでここぞとばかりに輝いた。一説によると総監督が床屋にいった回には必ず輝いたといわれる。
イデの発現 なんでもイデの発現のせいにすると説明がつく便利なもの。


注1 この当時、OUTで連載されていた岩崎摂さんのアニパロ四コマ漫画『MY HOMEギジェ』の事。
第三十九話
検電ミニコン 時と場合により、小型レーザー発振機となる。ミニコンとジョリバは使いよう。それにしてもドバと兵士達の科学的知識の無さには、困ったものである。
イデの発動 全員死んでしまう事。少々説明があやふやでも、イデが発動した≠ニ言えば相手が納得してくれる、実に便利な言葉。
因果地平 82年7月の映画公開まで、ギジェはここで、ダミドやダラムやメバルルにいじめられながら一人寂しく居るが、映画公開以後はシェリルとマイホーム作りに励み、隣人のジョーダン夫妻と一緒に楽しく暮らす。その観察日記が、かの有名なマイホーム・ギジェ注1≠ナあるという凄い説がある。凄いこじつけだ!






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