☆修理屋的家麺頁 壱頁☆






#001◇横手市 市民会館向かい ラーメン丈屋 ”塩こってり”◇


獣肉・魚介系の重合スープはうま味たっぷりでいわゆる”濃いめ”。
そこに腰の強い中太麺が泳ぎ、これに背脂を浮かせ、ニンニクチップを散りばめた、
バランスとインパクト、そして美味さと安さを兼ね備えた麺。
俺の知る限り、北緯40度付近で最強のバランスを持ったラーメンである。

苦労人のマスターの”頑固一徹人生”を具現した味と思える。






#002◇鹿角市十和田毛馬内 R282沿い 菅野食堂 ”中華そば”◇


  
修理屋が小学校時代を過ごした毛馬内の伝統ある名店。 
鶏・豚混合のあっさりスープに細麺という昔ながらのスタイルだが、
丁寧な仕事で仕上げられたその味は、食べる人を昭和40年代まで
トリップさせてしまう、「3丁目の夕日by西岸良平」的麺。

 






#003◇秋田市山王 市役所裏 大江戸 ”中華そば(大)玉子top”◇

  

修理屋のかつての職場が近所だったため、少なくとも1000食近く食べたラーメン。
非常にあっさりした獣系スープに極細麺、これにニラ・大蒜・唐辛子が主材料の秘伝の
激辛の辛味がトッピングされ、その上から薄味の酢をたっぷりとかけて食べるという
スタイルは「秋田の江戸系」として全国的に有名。
この激辛あっさり味、二日酔いにとても良く効く。
なお、新潟にある支店を別として、他の「○○江戸」は全く関係ないらしい。

 






#004◇にかほ市象潟 にかほ警察署向かい 昇月 ”ワンタン麺(大)”◇

  

酒田月系の流れをくむ獣系出汁に細麺の逸品。
本家本元の酒田の各「月」と同様、看板メニューはあっさりスープに良く馴染むワンタン麺。
酒田の月系と微妙に味が異なり、秋田ナイズされている様に感じ、自分的にはこっちの方が好き。
場所柄、鳥海山にツーリングに行ったら必ず寄らない時が済まない。
また、鳥海山から見た「雲を抱く飛島」になんとなくイメージがかぶってしまうという不思議なラーメンである。

 






#005◇大館市片山 佐藤中華そば楼Byねぎぼうず ”味噌”◇NEW!


  
2008年夏までは、能代市二ツ井町の目立たない場所で営業していたが、大館市片山に移転した名店。  
おかげで、大館市ではラーメン屋さんが戦国時代に突入したとかしないとか。
鶏だしを基本に木の実も加えたスープに細麺、これに香ばしい叉焼という能代十八番的ラーメンの逸品。
能代十八番よりも鶏の出汁が際だっており、また少々加えられた酸味が食欲をそそる。
また、麺は、同じ細麺でも丸断面でちょうど博多ラーメンっぽい感じでのど越しが楽しい。
以前と異なり、席数はが35席ほどあるが、何しろ人気店で、開店の11時に行ったらもう長〜い行列。
遅くとも10時半前には行きたい。

 











#006◇由利本荘市 組合病院筋向かい 三幸食堂 ”三幸ラーメン”◇


  
かなり前から「美味いけど、あの白いスープの正体は何?」と評判になった本荘の有名なラーメン。
マヨネーズ説・クリープ説・豆乳説・・・etcといろいろな噂が飛び交っているが、
このお店特有の着色された厨房目張りのため、その正体は永遠に謎かもしれない。
食べた感じはちょっとクリーミーチックでニンニクと唐辛子がちょっと効いたタンメンって感じで非常に美味い。

 






#007◇秋田市土崎 紳士服マスカット向かい めしや ”ちゃんぽん”◇


  
秋田市土崎で昔っから営業している秋田風ちゃんぽん(”チャンポン”ではない)のお店。
あくまでも秋田風であるため、九州人に食べさせると100%「こりゃ、にせ物じゃ!」と言われるが、
「では不味いですか?」と聞くと、ほとんど「にせものじゃけど美味い」と言う不思議なちゃんぽん。
具は本場のチャンポンと同様だがアミが入っているところが異なり、出汁は濃厚トンコツではなくあっさりしている。
麺は中細麺を炒めた物。山盛りの具を食べている間に麺が伸びない工夫が嬉しい。


 






#008◇能代市高塙 能代高校入り口 麺屋もと ”味噌麺(大)”◇


  
数年前に開店した能代のニューウェーブのお店。
スタイルは能代の有名店「十八番」に似た”細麺・ナッツとネギ入りスープ・薫るチャーシュー”。
十八番との違いは天然素材へのこだわりと魚介系スープということ。(味噌のみ鶏系スープ)
開店当初は味の安定度がイマイチだったが、今はすこぶる安定し非常に美味い。
なお、味噌ダレがちょっとしょっぱめなので、塩辛いのが苦手な人なら「甘口」で注文するのがよい。
また、ゆず胡椒が非常に合うので是非ゆず胡椒添加で食したい。
デフォルトで乗ってくるチャーシューとオプションのチャーシューは別物なので、
是非、チャーシュー別注で食べたい逸品である。

 






#009◇秋田市山王 NHKの横の向かい 末廣本舗 ”中華そば”◇


  
いろいろな秋田の拉麺HP等の人気投票で、必ず上位に入る超人気店。
店の説明書きでは京風とあるが、濃い口醤油を使った真っ黒なスープに中太麺はみちのく向きなテイスト。
スープは麺が見えないほど真っ黒だが、そんなにコテコテではない。(あっさりといえるほどでもないが)
香りの良いスープにちょっと塩ょっぱ目の味付けは、空腹時や飲んだ後に忘れられなくなる味である。
麺は中太のストレート麺でのど越しも歯ごたえも最高。一気に完食。
ここの麺の更なる特徴は、煮豚っぽい叉焼。山のように盛られてくる。「煮豚をプロデュース」って感じ。
もう一つはネギ。カウンターには「ご自由に」と書かれたでっかい缶があり、この中から好きなだけネギを盛る。
とにかく満足感の高い麺である。なお、ここの「焼き飯」も絶品である。

 






#010◇横手市十文字町 マルシメ隣 マルタマ食堂 ”中華そば”◇


  
いわゆる「十文字ラーメン」の老舗であり、ラーメンと言うよりとてもあっさりした支那そばを食べさせてくれる。
煮干しから丁寧に取った出汁にこれまたあっさりした油っ気なしのお醤油というスープ、これに手打ちの細くて平たい麺が泳ぎ、
具は極細切りのネギ、煮豚、海苔のほか、昔風にかまぼこと麩が乗る。
獣系スープには合わないかまぼこも、おすましのような魚介系あっさりスープに良く合うし、
そのスープをたっぷり染みこませた麩は、思わずおかわりしたくなるほど美味しい。
麺はこのあっさりスープに良く馴染み、噛まずに飲み込むのに最適な太さと縮れでまた食べに行きたくなってしまう。
ただし、麺が細く、お客に出てきた時に相当アツアツで出てくるので麺がのびやすいため、食速が遅い人は
腹が減っている場合、大盛りではなく並を2杯頼むのがよろしかろう。
なお、このお店は、価格が安いので家族連れでも安心して食べられる。

 






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