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定価

税込1,980円

出版社
株式会社 工作舎
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『十二支妖異譚 神様になれなかった動物たち』 (2020年)
内容
不思議に満ちたこの世の中に生きているのは、人間だけではない。万人に親しまれている十二支の、妖しく不気味な貌を切り取った物語集。神話、伝説、民話、読本、歌舞伎から抜粋。怖いことは、往々にして愉しい。
目次

<子:鼠>
◎鼠、指を噛む
◎頼豪鼠のこと
◎空飛ぶ鼠 など。

<丑:牛>
◎牛の生皮
◎牛飼の知恵
◎霊牛のこと など。

<寅:虎>
◎雪山に消えた息子
◎荒野で虎に遭う
◎虎の前世 など。

<卯・兎>
◎生皮を剥がれた兎
◎兎の発心
◎兎は神 など。

<辰:龍>
◎梵鐘を愛する龍
◎龍王の油断
◎挨拶に来た龍 など。

<巳:蛇>
◎蛇酒のこと
◎笛の音を聴く大蛇
◎熊と争った大蛇 など。

<午:馬>
◎鞭打たれた僧
◎物を言う馬
◎馬の角 など。

<未:羊>
◎羊の舌を抜いた男
◎殺した羊の正体
◎羊乳と地生羊(ちせいよう) など。

<申:猿>
◎猿になった子ども
◎猿の剣術
◎猿の舞 など。

<酉:鶏>
◎一本足の鶏
◎雌鶏が雄鳥に
◎鶏を忌む里 など。
 
<戌:犬>
◎狂犬の害
◎六本足の犬
◎犬のくしゃみ など。

<亥:猪>
◎源為朝と大猪
◎大猪を刺す
◎霊猪現る など。

マスコミ
●2020年12月17日(木)付「読売新聞」で紹介されました。
●雑誌『クロスワードキング』2024年1月号(マイナビ出版)で紹介されました。