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定価

税込1,870円(本体1,700円)

出版社
工作舎
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『幻談水族巻 いちばん近くにある異世界の住人たち』 (2022年6月21日[火]刊行)
内容
海や川、池や沼には、
いったい何が棲んでいるのか、わかったものじゃない。
水界では、どうやらヒトの理屈は通らないようだ。
絵にも描けない竜宮城も、一見楽園のようでいて、その正体は伏魔殿かもしれない。
怪しい本の玉手箱、ページを開ければ、何が出るやら。

牡蠣(かき)の早業/七本足の蛸/小蟹の行進/亀入道/酒に酔う鯛/怪魚あらわる/熟睡する翻車魚(まんぼう)/河豚(ふぐ)汁の秘密/鰐(わに)に魅入られた船 などなど、水にゆかりの深い生き物たちの奇譚を、古典から精選して現代語訳にしました。
目次

◆介類の章
あわび(鮑)/かき(牡蠣)/さざえ(栄螺)/はまぐり(蛤)/いか(烏賊)/たこ(蛸)/くらげ(海月)/なまこ(海鼠)/えび(海老)/しゃこ(青龍蝦)/かに(蟹)

◆甲類の章
かめ(亀)

◆鱗類の章〔海水の部〕
いしもち(石持)/いわし(鰯)/にしん(鰊)/ぼら(鯔)/たい(鯛)/かじき(舵木)/かつお(鰹)/かれい(鰈)/このしろ(鮗)/すずめうお(雀魚)/はりせんぼん(針千本)/まんぼう(翻車魚)/ふぐ(河豚)/むつごろう(睦五郎)/えい/こばんざめ(小判鮫)/ふか(鱶)/わに(鰐)

◆鱗類の章〔淡水の部〕
あゆ(鮎)/いわな(岩魚)/やまめ(山女魚)/ます(鱒)/うなぎ(鰻)/なまず(鯰)/こい(鯉)/ふな(鮒)/きんぎょ(金魚)

マスコミ
●2022年7月6日(水)箕面FMラジオ・タッキー81.6『植田洋子 と tea for two』で紹介されました。