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定価

税込 1,870円(本体 1,700円)

出版社
青娥書房
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『現代新訳 鳩翁道話』(2024年7月刊行)
内容
きみたちはどう生きるか。江戸時代の町人哲学である心学は、それを問いかけ、道を示してくれる。先導してくれるのは、卓抜な話芸で聴衆を魅了した、心学者・柴田鳩翁(1783年〜1839年)。心学とは、仏教・神道・儒教を融合させ、人の正しい道をわかりやすく説いたもの。江戸時代の中期から都市住民に広がり、やがて武士や農民層へも浸透していった。なかでも本書の柴田鳩翁はわかりやすい言葉、たとえを駆使してこの説を広げた。この本『鳩翁道話』は鳩翁の口述録。ただ不思議なことに、現代語訳がほとんどなく、まとまった形での現代語訳はこの拙稿が本邦初のもの。人生の悩みには、本書が一番の薬。どうぞ安心してお読みください。
目次

まえがき

『鳩翁道話』
【壱乃上】京の蛙・大坂の蛙、そして栄螺(さざえ)どん
【壱乃下】ばば様の最初で最後のお願い
【貮之上】心の在り方を省みれば
【貮之下】真っ直ぐな心を持て
【参之上】心が主人となり、身を家来としてつかう
【参之下】我が身ばかりを愛していると、いつしか身を滅し家を亡ぼす

『続鳩翁道話』
【壱之上】徳について
【壱之下】本心を磨くべし
【貮之上】心の洗濯をこころがけよ
【貮之下】心の関守(せきもり)
【参之下】赤子の心を失わぬよう
【参之下】我なしで務める道

あとがき

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