156. 吹雪刑事ほかGメンの変装
1.吹雪刑事の変装
変装はドラマの中だけでなく現実に捜査の現場で行なわれている。尾行のため変装したり、いつもではないにしろ、工事屋に化けたり、乞食に化けたりするというが、Gメン75での吹雪刑事も数回の数回があった。中には驚くようなものもある。
吹雪刑事の変装や潜入捜査には、次のようなものがあるがネタバレ防止のため、あまり具体的には書かない。
258話 大空港の逃亡者 (右上の画像)
284話 金髪外人バスルーム殺人事件 (2番目の画像)
253話 白バイに乗った暗殺者たち(この後編が、3番目の画像)
257話 大暴走 囚人護送車
266話 殺人暴走オートバイ三途の川
258話の中で、吹雪刑事がスチュワーデスに変装する。
中島はるみさんは英語が得意で、高校時代はスチュワーデスになるのが夢だったので、念願がかなったともいえるだろう。
凄く清楚で美しく、吹雪刑事の衣装のなかでも見もののシーンである。
但しその時間は短い。
266話では、島谷刑事・田口刑事らと暴走族に潜入するために、革ジャンを着たり、竹の子族のような衣装を着るシーンもある。
このシーンはGメン75の中でも、変装における屈指の名シーンだと思う。
ちょっと楽しい場面だが、それだけでドラマを終わらせていないのが、さすがGメン75。
284話では、外人に変装した吹雪刑事に、中屋警部補が驚くシーンも印象深い。
右の画像は、254話でトレンチコートとサングラスできめた吹雪刑事。
2.Gメンたちの変装
1)中屋警部補と島谷刑事
297話 ラッシュアワーに動く指 (右の画像) → → →
スリのグループを捕えるために、田舎から出てきた男たちに変装して接近し、田舎の方言も使った。
変装としては、次の2)の「暴走族に潜入した吹雪・島谷・田口の変装」に匹敵する名場面。
2)島谷刑事・田口刑事・吹雪刑事の3人
266話 殺人暴走オートバイ 三途の川
暴走族への変装や、竹の子族やらで2度衣装を変える。
3)山田刑事
37話 チリ紙交換殺人事件
ギャングに化けた山田刑事は、真面目な顔をしているのになぜか滑稽である
左:チリ紙交換のオヤジに変装。
右:ギャングに見せる衣装で変装
4)響圭子刑事
第1話 エアポート捜査線
スチュワーデス姿で初登場。
(左の画像)
第2話 散歩する囚人護送車
山小屋でライフルを構える。
(右の画像)
注) 左下は関屋警部補
5)速水涼子刑事
120話 覗かれた女の部屋
看護婦に変装
(左の画像)
6)賀川陽子刑事
307話
新・Gメンの罠はヌード金髪死体
人形の職人に変装
(右の画像)
7.津川蛍子警部補
222話 大暴走!バスジャック 看護婦に変装して潜入
ライフル魔に立ち向かい、銃をも恐れず鋭い眼光で睨みつける。
この眼光はじつに鋭く、津川警部補の見せ場の1つ。
233話 金髪女性連続殺人事件 外人女性に変装
(下の画像は3枚とも。−−津川警部補は良く似合う)
殺人犯人をおびき出すという、危険なおとり捜査の敢行。
津川警部補が金持ちの外人に変装して、妖艶な魅力を発揮している。
護衛は、中屋刑事・島谷刑事・田口刑事の3人で万全の体制が敷かれる。
しかし相手は連続殺人犯。身の危険を顧みない決死のおとり作戦。
見事おびき出しに成功し、追跡・格闘(抵抗?)と奮闘する。最後は危うかったが活躍した。