あ、やっちゃったぁ。

後先考えずにショートスクリーンにしたもんだから、トノカバーが寸足らずで使えず。お陰で雨の日乗れず。ってクサってても仕方ないんで、型取り開始。段ボールや新聞紙、画用紙なんか使ってみたけど、固過ぎたりペニャペニャ過ぎたりで思うように型が取れない。ってんで、簡単にハサミで切れて、なおかつ塩ビみたいに「しなる」のありませんかねぇ? ってホームセンターの方に訪ねると、「これならイイっすよ」って出してくれたのが『PP板(ポリプロピレン)』。即持ち帰り、早速現物合わせ。彼女と二人、試行錯誤を繰り返しながらハサミで切る。なんとか形になってきたんでガムテープで留め、微調整してみる。と、なんとかサマになってるじゃん、で、秋の一日は終わりを告げて。
翌日、仕事おっぽって本チャン作業に突入。で、悩むのは『塩ビ』か『アクリル』か。どっちもハサミでは切れそうも無いから専用のカッターでシコシコキ〜キ〜するしかないんで手間は同じ。ただ来年また猛暑だったらヤダな、ってことで耐熱温度がちょっと高い『アクリル』に決定。昨日作った型を写し、カッター片手にシコシコキ〜キ〜。
悪戦苦闘の数時間。も〜ヤダ。ぜ〜ったいヤダ。二度とやんねぇ、ぜったいやんねぇ。ってくらいに僕にとっては過酷な作業。まずラウンドの形に切るのには、直線を放射状に何度もカッターあてなきゃならんし、何よりキ〜キ〜耳障りだし。手マメできるし。10分で飽きるし。とブツブツ言いながらも長方形はマンガの目の形になっていきますわ。
で、やっと切れたんでネジ穴を開ける。スクリーンは結構ラウンドがついてるんで穴もフレームに合わせながら一つずつ慎重に。で、真中一発目。ハンダゴテで小さく穴開けてから我が家唯一の電動工具、ドリル登場。結構簡単、簡単な作業なんで、やっぱ僕天才? って性懲りも無く自画自賛しつつネジ留め。で、左右に一個ずつずらして、慎重にラウンドさせながら、穴開けてネジ留めて。で、やっと終わりが見えてきた、後ネジ2つって時に。

『ぱきっ』。蚊の鳴くような音。

「は〜い、今月の予算使い切りました。あとは来月で〜〜〜す」
彼女の閉会の宣言が、蒸し暑い夕暮れに響き渡って。


工作のお時間(そ3)だぞ。

もどる