■研究課題(笑)シールケの魔法について〜■ 

レビューのあいの観点からみたシールケの魔法のことを書きます。 
・シ−ルケ達はドルイドのような自然や精霊魔法系の魔女ではないか? 
・天使は一応ゴッドハンドをという表現なので他の天使がいるというのは……? 

前回もあったシールケの魔法は、『五芒星の小儀礼』がベースになってました。 
この時は多少のアレンジと省略……唱える天使名の部分が略されて、ヘブライ語の語句が
追加されてたりした変更があったくらい?? 
で、今回は寺院を中心とした浄化系の魔法だろうと思うので、もうちょっと規模も大きく、
術も高度なものになってます。 

たぶん今回の魔法のベースは『五芒星の小儀礼』の上の『五芒星の大儀礼』に
近い方法ではないかと思います。 もちろん、あくまでベースで厳密に見ると違うのですが、
形式と流れは参考にしてるのがうががえます。 

『五芒星のた大儀礼』の流れ 
1.カバラ十字を切る 
2.五芒星を描いてサインの刻印 
3.大天使の召喚と退去 
4.カバラ十字を切る 

まず、気が付いたのは、シールケの唱えた呪文が『カバラ十字』で 
『アテー』『マルクト』『ヴェ・ケプラー』『ヴェ・ゲドゥラー』『レ・オラーム(・アーメン)』の順になります。 
意味は『汝』『王国』『峻厳と』『荘厳と』『永遠に、かくあれかし』という意味合いになるそうです。 
これは霊的不純物を燃やし、自己のアストラル体を光りで満たすという祓いの方法です。
最初に行われるのがこれです。 

教会の屋根の上で唱えてたのは、語句から推測すると『2』あたりか、儀式の前に行われる
『五芒星の小儀礼』なのではないかと…… そして、アストラル界のシールケの召喚に応じた
存在は『2』の四大元素の召喚にあたるのではないかと思います。 

ただ、ここでカバラ十字は儀式の最初と最後に行われるものです。この『レ・オラーム』の
後術が発動?だと思うので最後のカバラ十字の呪文に当たります。 
本当なら、この前にメインの天使なりエレメンツの召喚が行われるのですが、
メインの召喚はどうも精霊召喚……諸元素の力を借りての場の浄化の術になるのでしょうか。 
だとすると、前述の四大元素の召喚はメインの召喚の『3』になるのでしょう。
天使だと1人の召喚となりそうなのですが、エレメンツは四元素一パックなのかも(笑) 

『○の王』ということから、方角の守護者ではなく、イメージの表現が守護者とは違うように
思うので各エレメンツの高度な存在でないかと推測できます。 
四つの存在は、各々の人格のある存在というよりあくまでエレメンツのイメージで、
元素からの力を借りる象徴や指標になると思います。 
(世界観にもよりますが、人格を持った巨大な存在はゴッドハンドのように、物質界には
なかなか存在しにくいものですし、人格をもった存在としてその英知を乞える術者もかなり
高度になると思うので、見習い魔女ッ子のシールケではムリでしょう(笑)) 

天が割れて、真打ち登場だったら……『五芒星の大儀礼』に近いものになるのですが……。

まて次号(笑) 

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