2010 オカリナ風土 / haru 演奏交流会 を終えて

 

皆の意志と協力で、育ててきたこの会も9年が経ち、一人一人が音楽(オカリナ)という抽象的かつ根源的な自己表現で自分と向き合い、包容し、本気で関わり合い、また、ゲストや友情出演、伴奏、アート、スタッフ、色々な方の影響を糧としてそれぞれの形で繋がりながら、全体としてしっかりと根を張っているのを感じます。
私は、自分が居やすい場所が欲しい思いが強いばかりかも知れませんが
本当に、おかげさまです。

オカリナを媒介にしてお互いを大切にし合える関係を心から実感できました。本当に大切なものは身近にある。
私もその一部
本当にありがたいことです

今回も、
演奏者さんそれぞれの真摯な姿勢に、その内面と物語を音として感じさせて頂き、尊敬の念を抱きました。
また、それをさりげなく、確実にサポートしてくださるピアニストさん、
吹き手と一緒に世界を広げようと寄り添ってくださるギタリストさん、
友情出演では素敵な演奏でエールを頂きました。

そして、スペシャルゲストのBALLMOONさん(東京フィルハーモニー交響楽団・第二バイオリン首席・戸上眞里さんと、チェロ首席・渡邉辰紀さんによる弦楽デュオ)と共演させて頂き、バイオリンとチェロの見事なハーモニーを聴きながら、とても貴重な体験がありました。

それは、チェロの響きが足元から伝わって来て、その振動に心地良くオカリナの音を乗せようとして喜んでいる自分がいたのです。勝手な思い込みかもしれませんが、本当に嬉しくなる不思議な体感でした。そのチェロと、バイオリンの流れるような美しい旋律にしっかり導かれて…最高の幸福感に包まれました。

そして、BALLMOONさんお二人による、世界初バイオリン・チェロによる超絶技巧のスペシャル演奏をお聴きし、もう感無量でした!
ゲスト出演して下さった事に驚きと感謝なのですが、これだけの本気をぶつけて下さったお気持ちに心から感謝いたします。

 

オカリナ風土haru演奏交流会、しっかりと地に足をつけて本当に大切なものを大切に

皆と確認しながら続けて参ります。

〜 この会を開く思い 〜

  

 

 

  

  

  

 



ありがとうございました



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