| エンシュウハグマ(キク科モミジハグマ属 Ainsliaea
dissecta) 「スミレの里」として知られる春野町は山林が９０%以上を占める山の町。岩嶽山や京丸にはアカヤシオやシロヤシオツツジの群生地がある。春は賑わう岩嶽山も秋はひっそりとしており、その登山道脇にはエンシュウハグマが群生していた。和名は動物ヤクの白い尾をハグマ（白熊）と言い、花をこれに見立てた命名で、エンシュウハグマは深く切れ込んだ葉を持ち、遠州（静岡県西部）地方に多いことに由来する。数は少ないが、モミジハグマも咲いていた。何とも奇妙な花弁ですが可憐な花ですね。 一緒に咲いていた近縁のコウヤボウキやアケボノソウ、リンドウ、センブリなどはこちらからどうぞ。 |
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