このシルエットはなあに?

 答えは「木の芽吹き」でした。職場の中庭で見付けた春です。下の写真はロウバイの芽吹きの様子です。冬に落葉した葉痕の内側から双子の新芽が仲良く並んで出ています。ロウバイヤマモミジのような対生葉では双子の新芽が仲良く並びますが、2つの新芽がバランス良く順調に伸びることは少なく、写真右のように、一方は主枝へと成長し、他方は細くなってしまいがちですね。
 一方、
ツバキサザンカのような互生葉では、並んだ新芽が兄弟ですから大きさにやや差があります。
 こうして枝の伸び方を見ていると、人間にも当てはまるような気がしてきますね。
ロウバイ(対生葉)の双子の新芽。 ロウバイの枝。いつの間にか成長に差が出て・・。
ヤマモミジ(対生葉)の双子の新芽 ヤマモミジの枝。これも成長に差が出て・・。
西洋ツバキ(互生葉)の兄弟新芽。 サザンカ(互生葉)の兄弟新芽。
ホームへ   戻る   花遊々館へ