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最近になって、GIBSONのカスタムショップギターにも、50年代のバンブルビーがレプリカでありますがコンデンサーに標準搭載されるようになりました。
近年、セラミックコンデンサーといって小型で性能が安定したものが使用されてきましたが、ビンテージを追求する姿勢というのはメーカーもその意味を分かっての変更だったのでしょう。

車も機械も未来を目指しているのに、ギターメーカーは過去を再現?目標にしています。
ギターだけに留まらず、楽器全体でその現象がおきています。バイオリンやピアノ、管楽器もそうです。昔の職人が生鳴りを重視するような構造の知識や、その製法をしていたのでしょうか?
エレキギターで言いますと、やはり50年代の個体は別格みたいですね。
1959年レスポールですと今、相場で3000万円以上とも言われています。

コンデンサーは電気系統の部品ですが、オーディオマニアにもこの当時のキャパシタは人気があります。ヤハリ、サウンドに良い影響を与えるキッカケになってくれる事は期待できます。

<代表的なTONEコンデンサー>
バンブルビー ビタミンQ (オイル) オレンジドロップ

今回、メインギターのバイギブに載せる60年代のブラックビューティー。0.033uf-600Vの個体を入手した。0.022ufは入手困難な為、今回はこの現品を搭載する事を決意した。 SPRAGUE社製のブラック・ビューティー。1960年代の物でペーパーコンデンサー。俺の59Rに2基搭載している。 大変貴重な0.022uf-400V。



左上が今回、バイギブに載せたブラックビューティー0.033-600V。右上はGIBSONの59Rに載せている同じくブラックビューティーの0.022-400V。音的には600Vの方が太いようである。両者 確かに、哀愁が漂っている。左下は57BBのキャビティー。 どれも若干 値に劣化があるが、ソコがまたヨロしいのである。鳴き、枯れに関しては最高の音質に変身した。その部分を表現の一部として操れると嬉しいものである。
※ コンデンサーの値はハムバッカーには0.022ufが主流。シングルには0.047ufです。




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