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上記は、色々な「LONG NECK TENON」。通称「ディープジョイント」である。この造りによってギターの生鳴りやサスティーンが本来のオリジナルに近づく・・。
と言うのも、1950年台のレスポールや1960年台のES・SGはこの構造「ディープジョイント」になっているのだ。

しかし、ギブソン本家のレスポールでも、1970年台初頭~1995年製のほとんど(99%)のレスポール、及び1995年以降でもレギュラーラインの個体(50sレスポール・クラシック・スタンダード・カスタムなど)は、下画像↓のように通常の製法。
ディープジョイントではないのだ。コストが掛かるのだろう。

写真左↑の画像は俺の1992年製バイギブLPの画像だが「ディープジョイント」がハッキリ確認できる。
オービル バイ ギブソンは本家よりも早く この製法を取り入れた?ってか、復刻したのだ。噂によると、音質で本家を上回った事で親会社のギブソンに「つぶされた」という説があるが納得できる・・。
俺がバイギブをヨリ好むのも納得して頂けただろうか・・。
事実、バイギブ(by Gibsonと付くもの)は1995年で生産終了しているが、同1995年より、ヒストリックラインでも「ディープジョイント」が採用されている。なぁんとも・・怖い話だ。

日本製メーカーのLPでも、1980年頃の物はこの製法をしている物があるので、古い個体を所有している人はフロントPUを外して確認したほうがイイぞぉ~。(*゜▽゜)ノ

<通常のネックジョイント部>
以前、YAHOOオークションにてディープジョイントという事で 高値で落札したが、通常のジョイントだったので返品、返金してもらったLPのジョイント部。ほとんどのセットネックギターがこのタイプになっている。



ヒストリックラインでも、ネック接続作業は 最も経験を積んだクラフツマンが担当する。高い技術が必要なのだろう。まぁ、コレでそのギターの価値や音質が決まるって言っても過言ではあるまい・・。




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