浅野川線は前身の浅野川電気鉄道(通称:浅電)が大正14年〜15年にかけて開業させた電化路線で、北鉄にとってはいまや石川線よりも重要な?路線となっている。
1996年から架線電圧を直流1500Vに昇圧、2001年にはターミナルの北鉄金沢駅を地下化し(雰囲気は長電長野駅に似ている)、金沢〜内灘間を17分で結んでいる。
急行が設定されていたが、非停車駅からの利用を増やすため、2006年に廃止となった。
ちなみに戦前には沿線に「粟ヶ崎遊園」というテーマパークがあり、そこのアクセス路線としても賑わった。その資料は県立歴史博物館などに保管されている。宝塚のような舞台の上演などもあったようだ。

ところで北陸鉄道の鉄道線はほとんどの駅でホームのかさ上げがされていて、また待合室等も整備されている。鉄道ファンには面白みがないが、北陸鉄道の鉄道に対する考え方が現れている。


8000形
1996年より浅野川線で活躍している。狭幅車体の2編成は8800形に、広幅車体の車両は8900形に区分されている。
元京王3000系のうち初期車が8800形で、全国で数多く活躍している京王3000系のなかでも特に貴重となっている。

運転台後ろには車椅子スペースがあり、バリアフリーに考慮されている。
ちなみに8903の編成は増備車として1998年に登場した。


内灘←→北鉄金沢
(狭幅)
モハ8801-モハ8811
モハ8802-モハ8812
モハ8901-モハ8911
(広幅)

モハ8902-モハ8912
モハ8903-モハ8913

過去の車両は保存車両のページ参照

ほくりく光速鉄道