16010系 車内の画像
16010系は西武鉄道5000形(レッドアロー)の車体とJR485系の足回りを組み合わせて稲荷町工場で製作した特急車。2編成導入された。登場時は3両編成だったが、輸送力適正化で2両ワンマンとなり、抜かれた中間電動車は電装解除の上で増結用となった。
その後、第二編成と中間車一両は改装が行われ、観光列車「ALPS EXPRESS」(以下ALPS Exp)となった。土休日は座席指定車を連結した3両編成、平日は2両で運転する。

従来、上滝線へは入線しない運用が組まれていたが、2011年よりALPS Expが上滝線でも運行を開始した。特急には優先して使用されるが、14760形にも特急の運用があり、逆に本形式も普通・急行の運用がある。
ALPS Expでは3両編成時、種別に関係なく車内販売(カウンター)があるが、第一編成と平日のALPS Expでは車内販売がない。第一編成では自販機が設置されている。ただしいずれもトイレの設置はない。

中間車は付随車であるが、2連化した際に車番を入れ替えた関係上、形式名はクハ110型である。よって、3連時はモハ+クハ+モハで運転されていることになる。
ALPS EXPRESS (アルプスエキスプレス) 立山駅手前の橋梁を渡るアルペン特急。
立山-宇奈月温泉間を結ぶ特急アルペン号。 富山-宇奈月温泉を結ぶ特急うなづき号。
特急アルペン号運用中の第二編成。 特急うなづき号。3両固定編成時代の16010系第1編成。
14760系
14760系は、1979年から1981年にかけて製造された地鉄の自社発注車。全車が日本車輌で製造された。登場時はスカートを装備していたが、整備の簡略化のために撤去されている。16010系とともに特急にも使用されるが、座席は転換クロスシートとなっている。しかし第4編成では、車端にリクライニングシートを設置している。その他は第1〜3編成が製造時からの車端部ロング、第5〜7編成がオール転クロ。また自販機の設置は無いので、特急使用時に16010系よりも劣る部分が多い。全車ががワンマン化されているが、運転台からドアの間に広い空間があり、車椅子やサイクル用のスペースとなっている。
14760系の通常仕様の車両。塗装は雷鳥カラー(JRの特急とは関係ない)と呼ばれる。 かぼちゃカラーと呼ばれる塗装の車両も存在する。
14760系は全車が共通運用のため、特急列車にも使用される。 第4編成は車端部にリクライニングシートを設置する異端車。
第1〜3編成は車端部がロングシートになっている。 増結車のクハ175も14760系グループに属する。

10030系、14720系、10020系、事業用車はこちら



特急 過去の列車
うなづき号 立山号
アルペン号 スーパー雷鳥立山/宇奈月
サンダーバード立山/宇奈月
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ほくりく光速鉄道