14720形
吊り掛け駆動車との併結に対応するため、1M方式での運転を可能にした10020形のマイナーチェンジ車。1962年から登場し、10020形と平行して増備された。中間車より改造されたクハ170型は車体長が17.34mと短くなっている。
2012年初頭に火災事故が発生し、14721の編成は運用を離脱している。
14722-172 14721-171 (車両火災で運用離脱中)
10030形
京阪3000系の譲受車。京阪テレビカー時代のテレビを使って富山地鉄でもビデオを放映していたが、後に撤去された。
2012年になり、京阪での旧3000系ファイナルイベントに合わせ、第2編成に京阪特急色が復活した。その後、テレビも設置された。
30形は16編成あり、地鉄では一番の大所帯となっている。第5編成以降と第2編成はJRからの発生品のモーター・台車に取り替えられ、高出力化されている。
なお地鉄オリジナル車よりも床が高いため、ホームとの間には段差ができる場合がある。
京阪特急色が復活した第2編成 地鉄色
10020形
1955〜58年にかけて、地方私鉄初の新性能ロマンスカーとして登場した14770系・14780系の流れを汲む車両。電動車ユニット方式の採用で新性能電車の本領発揮となった。この10020系より座席が転換クロスシートとなり、現在まで続く。

現在は第3編成のみが残り、朝のラッシュ時限定で運行されている。
デキ12021
1958年、黒四ダム建設用に関西電力が発注した電気機関車。黒四ダム完成後は富山地鉄の所有となり、現在に至る。
貨物が廃止となった現在は工事用列車か、市電の稲荷町工場への回送にのみ使用される。
デキ14731
1948年に東芝で発注された電気機関車。貨物廃止後はスノープラウを装備して除雪車として活躍するも1999年に除籍、2007年に解体された。

16010系、14760系はこちら

ほくりく光速鉄道