秘封倶楽部最終回
「さよなら、メリー」の巻!





ここは秘封倶楽部の部室。



東方人気投票においてベストパートナー部門を
霊夢&魔理沙の主人公組に次いで2位という
とんでもない快挙を打ち立てた蓮子とメリーは、





…打ち上げの席を開いていた。







蓮子&メリー「乾杯〜♪」



蓮子「いやぁ〜2位よ?2位!私達もここまで来れたわね。」

メリー「これはもう私達、準主役よね!」



その結果に浮かれる二人が居た。





メリー「個人だと私が51位で蓮子が25位かぁ〜。
流石に差が2倍ほど出てるわね。」



蓮子「…え?」



メリー「早く私も頑張って順位上げて蓮子と並びたいなぁ〜♪」



蓮子「…2倍…。」





蓮子「あのね、メリー。」



メリー「何?」



蓮子「わかってないようだから教えてあげるけど。」











蓮子「あなたの順位、違うわよ?51位じゃないわ。」



メリー「?」







蓮子「151位よ。」







メリー「…は?」





蓮子「下の方の順位見てよ、151位が居ないでしょ?
メリーは本来そこなのよ。」



メリー「ちょ、ちょっと待ってよ蓮子!
今なんか剥がしたじゃない!何のギミックよソレ!」





蓮子「流石にここまで人気の無いメリーを相方と呼ぶのは
気が引けるわねぇ…。」



メリー「いやいやいや!ちょっと待って蓮子!
51位よ!結構この順位維持するの大変なのよ!(半泣き声」







???「151位か、私より順位が低いな。
それで秘封倶楽部とは片腹痛いな。」




メリー「…誰ですか…。(震え声」







易者「私は易者、一応幻想郷のモノだが
最近追い風に吹かれて人気も60位だ…。」



蓮子「60位…凄いじゃない、メリーと100位くらいの差があるわよ。」



メリー「私は51位よっ!!!」



メリー「つか60位って私より低いじゃない!
こんなヤツがなんで私達のトコに…。」





易者「用件は一つだ。」



メリー「何よ?」



易者「そこのメリーとかいう人気の無いヤツじゃなく
私と組まないか?宇佐見よ…。」




メリー「何言ってんのよ!蓮子がそんな事…」



蓮子「そうね、人気の無いメリーよりあなたの方が良さそうね。」



メリー「…っっっ!!?」





易者「決まりだな。」



蓮子「決まりね。じゃあ早速活動しに行きましょう。」



メリー「ちょ、ちょっとちょっと待ってよ蓮子!」





メリー「蓮子待ってよ!」





メリー「蓮子ぉおおおっ!!!」














メリー「…蓮子ぉ、行かないで、蓮子ぉ」



蓮子「……。」



メリー「蓮子ぉ…。」





蓮子「メリー大丈夫?…なんかうなされてるけど。」



メリー「…う〜ん。」





メリー「はっ!?」



蓮子「大丈夫メリー?ずいぶんうなされてたわよ?」



メリー「あ、あれ?蓮子?易者さんと行ったんじゃ…」



蓮子「易者って誰よ?」



メリー「え?」



蓮子「夢でも見たんじゃない?」



メリー「…夢。」





メリー「うわぁああああああん!
夢で良かったよぉおおおお!」



蓮子「ちょ、ちょっとどうしたのよメリー!」










秘封倶楽部が最終回?



そんなモノは



メリーがただ見た杞憂でした、とさ。









ども、七篠です。

ナナシノ十字星団のエイプリルはいつも終了間際にかまします。(おい

他にもいろいろネタはあったのですが
簡潔に出来るウソはこれくらいが限界でした…。



…うん、例大祭頑張ります。(おい



そういうワケでいつものナナシノ十字星団はこちら!