「根津さんを解雇させない」署名にご協力を! 河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 |
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署名用紙はここからダウンロードしてください(PDFファイル) 第1次締め切り 2007年10月末日 第2次締め切り2007年12月末日 集約先 多摩島しょ地区教職員組合 〒186−0001 国立市北1−1−6コーポ翠1階 ■働けど働けど非正規雇用のまま仕事を転々とするしか道のない、30代、20代の「ワーキングプアー」と呼ばれる人たち。正社員とは名ばかりで長時間労働を強いられ、「過労死」に追い込まれる人たち。まじめに意欲を持って働いても、使用者側の「働く意欲がない」「健康管理が悪い」などという勝手な評価で不採用になったり馘首になったり……。そういうときに「自己責任」という、今、はやりの言葉が使われます。この言葉は、多くの人から抵抗する力を奪い沈黙を強いていきます。教員の分野でも、東京都の06年度採用者2074人のうち、2年目採用にならなかった人が44人います。東京ではすでに教員は安定した職業ではなくなっています。新規採用者では、一年間猛烈な研修下で慣れない仕事をした上で、「教員には向かない」と免職を余儀なくされている人たちがいます。免職までいかなくても、ほとんどの教員が管理職からの脅しや圧力下にいて、「免職の危機」の中で、組合に助けをもとめるケースも増えています。 そして、その人本来の自尊の精神を傷つけ、抵抗する力を奪い沈黙する精神を知らない間に身につけさせようと、学校教育が利用されています。「できん者はできんままで結構。実直な精神さえあれば」(三浦朱門)のことば通りのことが、学校では進行しています。小学校低学年段階から習熟度別(能力別)授業を行い、出来ないのは自分のせいだという自己責任の意識をすり込む。片や、「日の丸・君が代」に触れさせ、「心のノート」を学ばせ、「愛国心」をすり込む。「君が代」不起立の教員を処分することで、「非国民」作りをし、子どもたちの目に晒す。「お国のために命を差し出す子どもになれ」(麻生外相ほか)と育てるためでしょう。 アメリカのイラク兵は、貧困層の人たちの「志願」によって成り立っています。「学費免除」「生活費の支給」を餌に、ワーキングプアー層の若者が兵士にされるアメリカの現状は、数年先の日本の姿です。 「日の丸・君が代」の強制と教員処分は、こうした一連の国策の中で行なわれていることです。
起立をしてしまう教員たちの圧倒的多数も、都教育委員会の行なう「君が代」の強制・処分に反対しています。 根津さん解雇・次は河原井さん解雇は、個人の問題ではありません。民主主義を活かそうとする全国の人たちの力で、根津さん解雇を食い止めましょう。 みなさん、お力をお貸しください。あっちでこっちで不服従 ◆
都教育委員会にあなたの声を届けてください。 ≪停職処分の抗議と「これ以上の処分を止めてください」の要請先≫ ・東京都教育庁(=東京都教育委員会)
〒163-8001 総務部教育情報課(都民の声を聞く担当) :電話 03-5320-6733 FAX
03-5388-1726 人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792 ・西部学校経営支援センター 経営支援室(都立校の管理を徹底するために06年に設置) :電話 042-527-6980 ≪「起立を求める職務命令を出さないでください」の要請先≫ ・南大沢学園養護学校(根津さんの現任校)校長 〒192-0364 :電話
042-675-6075 ・八王子東養護学校(河原井さん勤務校)校長 〒192-0032 : 電話
042-646-8120 |