0年　“砂糖の日”「さ（３）とう（１０）」の語呂合わせで、砂糖の優れた栄養価などを見直す日で
す。脳が必要とするエネルギー源はブドウ糖ですが、砂糖はこのブドウ糖の最も優れた供給源
です。ちなみにブドウ糖には、精神をリラックスさせる効果もあります。

1872年　明治５年、東京の湯島聖堂で最初の博覧会が開かれました。展示されたのは吉野
名物の山椒魚、名古屋城の金の鯱、織田信長の甲冑(ｶｯﾁｭｳ)と陣羽織（ｼﾞﾝﾊﾞｵﾘ）、加藤清正
の槍などでした。会場には、この年にオーストリアのウィーンで開かれる万国博覧会に出品予
定のものが、種々雑多に展示されたのですが“博覧会”という目新しい名前が話題になって、
連日大勢の見物人が押しかけました。１日の入場者は4〜５千人にのぼったと言われていま
す。

1900年　明治３３年、治安警察法が公布されました。治安警察法は政治的な集会、結社、言
論の制限と社会運動の取締りを狙いにしたものでした。その後一部修正されて存続し、第２次
世界大戦の終了後に廃止されました。

1922年　大正１１年、東京の上野公園で第１次世界大戦の終結を祝う「平和記念東京博覧
会」が開かれ、電気工業、化学工業など１７の部門に展示が行われました。人々の人気を呼ん
だのは“文化村”と名づけられたモデルハウスの展示で、赤瓦洋風の文化小住宅に人気が集
まりました。

1945年　昭和２０年、この日未明、東京がアメリカのB２９爆撃機による大規模な空襲を受けま
した。２時間あまりにわたる焼夷弾攻撃で、被害は隅田川の両岸を中心に下町一帯におよ
び、２７万棟が焼失しました。亡くなった方は推定で１０万人にのぼり、焼け出された方は１００
万人を超えました。この日の大空襲の後、大阪、名古屋など各地の都市も連日のように猛爆
撃を受ける事になりました。隅田川のそばには戦災慰霊堂があり、毎年この日には大勢の方
がお参りに来ています。東京都では平成２年に３月１０日を平和について考える“東京都平和
の日”と定めました。

1946年　昭和２１年、日本で初めての地方交響楽団「高崎市民オーケストラ」が第１回の演奏
会を開きました。戦後の荒廃の中、文化を通した復興を目指して結成されたオーケストラで、
今も「群馬交響楽団」として活動を続けています。

1947年　昭和２２年、戦後の財政赤字に悩んでいた東京都は、東京都復興富くじを売りだしま
した。富くじは１本１０円で賞金は１等１０００円、２等１００円、３等１０円でしたが、賞品として１
等は靴１足、２等は化学甘味料、３等は新糸３匁、４等はロウソク１本、５等にはマッチ５個が
つきました。こうした賞品を見てみますと戦争が終わって１年半の当時の生活の様子がしのば
れます。

1975年　昭和５０年、山陽新幹線の岡山と博多の区間が開業し、東京と博多の間を直接結ぶ
博多新幹線が誕生しました。

1982年　昭和５７年、地球を含めた当時９つの惑星（現在は冥王星が惑星の仲間から外れて
いて８つの惑星ですが）が太陽から見て９５度の角度内に１列に並びました。惑星直列といわ
れるこの現象は１０００年ぶりの事でした。

1985年　昭和６０年、北海道の函館と本州の青森を結ぶ、青函トンネルの本坑が貫通しまし
た。工事に着手してから２１年、トンネルの総延長は５３．８５キロメートル、海底部分は２３．３
キロメートルという世界最長のトンネル工事でした。この３年後の昭和６３年３月１３日に青函
鉄道トンネルとして、営業が開始されました。（参考：1970年10月2日）

1990年　平成２年、イタリア共産党の臨時党大会の最終日、進歩的勢力を糾合して新党結成
を呼びかけるオケット書記長の提案が採択されました。これによって西側の共産党として最大
の勢力を持つイタリア共産党は７０年の歴史に終止符を打つことになりました。

1998年　“佐渡の日”佐渡観光協会が平成１０年に制定しました。「さ(３)ど(１０)」の語呂合
せ。

2018年　平成３０年、スピードスケートの短距離から長距離までの４種目で総合力を競う世界
オールラウンド選手権で、��木美帆選手が日本の男女を通じて史上初めて総合優勝を果たし
ました。

2019年　平成３１年、ノルウェー・オスロで行われたノルディックスキー・ジャンプのW杯第２３戦
で、小林陵侑選手は５位に入った。この結果、２位に５００ポイントもの差をつけ、逆転される可
能性がなくなったことから、５戦を残してW杯個人総合優勝を決めた。