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0年 “エイプリルフ−ル”。エイプリルフールはヨーロッパ・フランスで16世紀に始まったとい
われていますが、日本に入って来たのは昭和になってからです。この日は人を傷つけない楽し い「ウソ」が許される日です。
1876年 明治9年、当時の太政官布告によりまして、満20歳をもって青年とする事が決めら
れました。
1886年 国や地方自治体の会計年度の始まりを4月1日としたのは明治19年のこの年から
です。それまでの会計年度は7月から次の年の6月まででした。ちなみに海外の会計年度を見 てみますとイギリスやカナダは日本と同じ4月1日から、そしてフランスとイタリアは1月1日、オ ーストラリアは7月1日、アメリカは10月1日からとなっております。
1938年 昭和13年、国家総動員法が公布され国をあげて戦争に突入する体制になりまし
た。戦争にそなえ国民の生活や国の経済・物的資源を政府が統制できるようになりました。4 月10日には敵機の空襲にそなえた灯火管制の規則が決められ、空襲警報のサイレンは6秒 10回とされました。警鐘は1点と4連打に統一されました。
1945年 昭和20年、太平洋戦争でアメリカ軍6万人が沖縄本島の嘉手納付近に上陸を開始
しました。このニュースは翌日の新聞で大々的に報道されましたが、アメリカ軍に与えた日本 軍の戦果だけが大本営の発表で伝えられました。しかし一般の住民の状況に関する記事は、 全く見当たりませんでした。以後3ヶ月にわたった戦いで、沖縄県民約14万人、日本軍11万 人、アメリカ軍約1万3000人の戦死者を出しました。3/26、6/18、6/23参照
1947年 昭和22年、戦後における小学校と中学校の新しい教育制度(6・3制)がスタートしま
した。
1964年 昭和39年、観光目的の海外への渡航が自由化されました。ただし自由になったと言
っても旅行は年に1回で、持ち出せる外貨は500ドル(当時のレートで18万円)までという制限 つきでした。この年の海外旅行者の数は12万7000人でした。ちなみに平成12年は1700 万人以上です。当時旅行代理店が企画した「ハワイ9日間」のツアー費用は国家公務員大卒 初任給のおよそ19倍(今の物価で400万円ほど)でした。
1965年 昭和40年、国産旅客機YS11が東京・徳島・高知を結ぶ路線に初めて就航しまし
た。YS11は戦後初めて製造された国産旅客機でした。その後40年以上にわたって主に国内 線で活躍しました。
1985年 昭和60年、NTT(日本電信電話)とJT(日本タバコ産業)が発足しました。NTTは電
電公社がJTは日本専売公社が民営化したものでした。
1987年 昭和62年、旧国鉄が分割民営化されました。鉄道発祥の汐留(シオドメ)駅ではSLの
汽笛を鳴らし国鉄最後のセレモニーが行われました。また東京駅では午前0時に「いい日、旅 立ち」のメロディーが流れ、国鉄はJRに生まれ変わりました。
1987年 昭和62年、国土庁から1月1日時点での、地価標準値が発表されました。東京都内
の地価は前の年に比べて平均上昇率が53.9パーセントになりました。この上昇率は、過去 最高だった昭和48年の33.8パーセントを大きく上まわるものでした。
1989年 平成元年、消費税が導入されました。日本では初めての大型間接税で3パーセント
の税率は8年後に5パーセントに引き上げられ、更に2014年4月1日からは8パーセントに引 き上げられ、2019年10月1日からは10パーセントとなりました
1994年 平成6年、詩人の まど・みちお さんが日本人として初めて国際アンデルセン賞に選
ばれました。児童文学の分野で国際的に最も権威のある賞で、選考基準の高さから小さなノ ーベル賞とも呼ばれています。
2001年 平成13年、政府の文書を請求する事が出来る情報公開法が施行されました。翌日
から中央省庁や地方の出先機関の窓口で文書請求の受付が始りました。
2003年 平成15年、日本郵政公社が発足しました。
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