6月1日

0年 “衣替え”日本では昔から気候に合せて衣服を着替える習慣がありました。衣替えは平
安時代以降先ず宮中で定着して、江戸時代になると幕府が春秋の衣を替える日を定めまし
た。現在の衣替えはこうした習慣が基になって出来たものです。

1841年 “写真の日”日本で初めて写真撮影を行なったのは長崎の御用商人:上野俊之丞
(ウエノシンノジョウ)という人で、天保12年のこの日、オランダから輸入された写真機(カメラ)で、
薩摩藩主:島津斉彬(シマヅナリアキラ)を撮影したと言われています。昭和26年に日本写真協会
が写真の日と制定しました。

1875年 明治8年、今の気象庁の前身・東京気象台が設立されました。これにちなんで1942
年に“気象記念日”と制定されました。東京気象台が天気図を作り「暴風警報」など出し始め
たのは明治16年からです。そして翌年の明治17年からは、いわゆる「天気予報」が作られる
ようになりました。日本で最初の天気予報の文面は「全国一般風の向きは定まりなし天気は変
わりやすし、ただし雨天がち」…これが最初の予報です。この頃は予報を伝えるラジオはあり
ませんでしたので一般に知らせるために巡査派出所(交番)などに掲示されました。

1899年 明治32年、東京・神田の映画館でアメリカとスペインの戦争を撮影したニュース映画
が上映されました。日本でニュース映画が公開されたのはこれが最初と言われています。

1903年 明治36年、東京の日比谷公園が開園しました。陸軍近衛師団(コノエシダン)錬兵場の
跡地を造成して造られました。

1911年 明治44年、女性の社会活動家の平塚らいちょう等を中心に女性のみによる文学団
体「青踏社」が設立されました。9月には雑誌「青踏」が創刊されました。平塚らいちょうの創刊
宣言「原子女性は太陽であった」が掲載され話題になりました。平塚らいちょうは女性解放、婦
人参政権運動に生涯を捧げました。

1935年 昭和10年、NHKが短波による海外放送を開始しました。北アメリカ西部とハワイに
向けた放送で、日本語と英語による1時間の放送でした。

1949年 戦中から戦後にかけては閉鎖されていたビヤホールが復活し、昭和24年のこの
日、東京都内の21箇所で営業が始まりました。当時の値段は生ビール半リットルが156円と
定められました。

1949年 昭和24年、国有鉄道とタバコその他の専売事業が組織を公共企業体に改め日本
国有鉄道、日本専売公社として発足しました。これはGHQ(連合国軍総司令部)の指令による
もので経営の合理化と独立採算制の推進が求められました。

1950年 昭和25年、電波法、放送法、電波管理委員会設置法、(いわゆる電波3法)が施行
されました。これを記念して1951年に“電波の日”が制定されました。

1955年 昭和30年、日本で最初のアルミの一円硬貨が発行されました。

1965年 昭和40年、福岡県の山野鉱業所でガス爆発事故が起き237人が亡くなり、29人が
重軽傷を負う戦後2番目の惨事となりました。

1986年 昭和61年、東京の上野動物園のパンダ・ホワンホワンが子供を出産しました。人工
授精で生まれた子供は「童々(トントン)」と命名され人気を呼びました。

2016年 平成28年、スイスのアルプス山脈で世界最長の鉄道トンネル「ゴッタルドベース・トン
ネル」が開通しました。全長およそ57キロで日本の青函トンネルを抜いて世界一となりました。

2017年 平成29年、日本郵便は郵便料金を値上げしました。はがき・切手が10円値上の62
円で消費増税に伴う値上げを除き、23年ぶりの実施です。年賀状の52円と封書の82円は
据え置かれています。


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