1882年　明治１５年、郵便条例が定められました。これにより郵便物は４種類に分類され、そ
れぞれに料金が設定されました。定期刊行物などに適用される第３種郵便も、このときに生ま
れました。

1890年　明治２３年、東京と横浜に電話交換局が開設され、それぞれの市内と双方の都市の
間で電話の交換業務が始りました。東京千代田区に造られた東京電話交換局は、木造平屋
建てで交換手は９人、開通したときの加入者は１５５、横浜電話交換局は加入者が４２でした。
東京と横浜の間の通話料金は、５分で１５銭（かけそば１杯が１銭）でした。

1901年　明治３４年、イギリス公使らの一行６０人が、東京小石川の講道館を訪れました。講
道館は、新時代の武道・柔道の普及を目指し加納治五郎が開いた道場でした。外国人の一行
を迎えて、嘉納治五郎がじきじきに解説を行い、型と乱取りの実演を披露しました。

1909年　明治４２年、東京の山手線の一部で、電車の運転が開始されました。この日に開通
したのは、烏森（ｶﾗｽﾓﾘ・今の新橋)、品川、上野の区間と池袋・赤羽の間でした。

1931年　昭和６年、東京に浅草オペラ館が開館し、エノケン（榎本健一）が劇団ピエル・ブリリ
アントを率いて旗揚げ興業を行ないました。この浅草オペラ館に続いて2週間後の１２月３１日
には、新宿にムーランルージュが完成しました。新しいセンス、軽いタッチ、風刺の効いたコメ
ディーを売り物にした二つの劇場が、相次いでオープンしました。

1932年　昭和７年、東京日本橋の白木屋（ｼﾛｷﾔ）呉服店の本店で火事が発生し、７階建ての
建物が全焼しました。日本の高層建築物で起きた最初の火災でした。当時の女性店員は、和
服を着ていた人が多く着物のすそが乱れるのを気にして逃げ遅れるなど、１４人の犠牲者が
出ました。

1967年　昭和４２年、大阪万国博覧会の展示プロデュサーの岡本太郎さんが、太陽の塔を中
心にしたシンボルゾーンの構想を発表しました。３年後の昭和４５年に開催される、万博会場
中央部のシンボルゾーンには、人類の進歩と調和というテーマを象徴する、高さ６０メートルの
太陽の塔と、その周りに母の塔と、青年の塔が作られる事になりました。

1968年　昭和４３年、日本相撲協会の時津風理事長（元横綱の双葉山）が亡くなりました。５６
歳でした。昭和を代表する名横綱双葉山は、昭和７年に入幕して昭和２０年に引退するまで幕
内通算成績は２７６勝６８敗、優勝１２回、その中で全勝優勝が８回、この間に前人未到の６９
連勝と言う偉業を達成しました。

1971年　札幌オリンピックを開幕を１ヵ月半後に控えた昭和４６年のこの日、札幌市の北２４
条駅から真駒内駅までの地下鉄が開業しました。世界で初めてコンクリートの軌道上を本格的
なゴムタイヤの車両が走る、中央案内軌条式が採用されました。

1972年　昭和４７年、横浜市の伊勢佐木長者町駅から上大岡駅までの地下鉄が開業しまし
た。

2015年　平成２７年、サッカーの澤穂希選手（ ３７）が現役を引退することを表明しました。日
本代表“なでしこジャパン”の中心選手として２０年以上にわたって活躍、２０１２年にはFIFA
（国際サッカー連盟）の年間最優秀選手にアジアの選手として男女を通じて初めて選ばれまし
た。

2015年　平成２７年、 明治期に作られた民法の２規定について、最高裁大法廷は１６日の判
決で、夫婦同姓を合憲 、離婚後６カ月の再婚禁止期間を違憲としました。