■第X回 「9K37M BUK」(MENG)
今回は久しぶりの「おそロシア」シリーズという事で、
ロシアは勿論、様々な国に輸出されている地対空ミサイルです。
(記憶が曖昧ですが、領空を通過したとして民間機を撃墜した実績も…)
因みにソ連時代から続いておりますが、
西側諸国に比べ空軍力に劣るソ連は地上部隊の護衛用として
ガネフとがガスキンとかの地対空ミサイルを開発しており、
この9K37Mシリーズがほぼ最新の装備だったかなと。
通称である「ブーク」というのは欅(ケヤキ)の事だそうで、
ロシア系兵器では自走砲に植物の名前を付ける事が多い様ですね…。
っていうかコレクションが一杯有るのでちゃんと組んできたいなと(汗。
カメラテストっぽ画像が続きます。
この車両、レーダードーム部分の張り出しが半端ない為か、
移動時は後ろ向きになっており、
この方向が通常状態なんですよね…。
で、上部構造のアップ画像も出していますが、
乗員が出入りするに当たっては、
これでもオーバーハング気味なので、
本来なら側面に乗降用のドアが有った方が…
…と思うのはヲタのサガかも(苦笑。
3枚目はエンジンデッキ側ですが、
成程配置的にほぼピッタリの位置に収まるのが…。
まあ、色々と気になる点は有るものの、
現用兵器らしさ?に溢れた車両なので、模型的にも面白いキットかと。
…組むだけで大変なブツですが、そこはこの際おいておこうかと(ぇ。
車体部のディティールがほぼ出来ていますが、
接合時に瞬着の流し込みをする為に、
後部のパネルは後付けにしています(ぉ。
そしてアップ画像を出しておりますが、
車体そのものが大きい分、小パーツをうっかり触って破損、
というのが多いので、
接合面に補強兼用のディティールを入れたり…とかしています。
極めつけは前側のタラップ(ハシゴ)になるかと思いますが、
0.5mm真鍮棒による自作パーツに置き換えています…。
や、まあ、後で壊してしまうよりは…って感じなのですがっ。
同様の理由でフェンダーミラーの類も畳んで仕舞っている感じにデッチ上げています(ぇ。
4隅にはサブライト(ウインカーまたは車幅表示用)が付いていますが、
これまた破損や部品飛ばしの可能性が高いので、ガード板が付いています。
…毎回ですが、デッチアップが多いですね…(汗。
何とかページ化できましたね…実の所この後、PANDA HOBBY社のキットを組む積りでいたのですが、
MENG社キットを組んだだけで中座してしまい、現在に至る訳ですが…(汗。
ソ連・ロシア系の地対空兵器は割とロマン兵器的要素が強いデザインが多いので、
折を見て組んでいきたいのですが…やはりMBT関連の方がメジャー且つ反応も良いので、
困り処ですな…そういう意味では工兵系車両や装甲車も好きなんですけどねぇ…。
それはともかく、完成すれば相応の存在感を発揮するキットなので、
興味が有ればお勧めしたい所ですね…難易度的にはアレですがっ。
さて、カメラテストっぽい画像が続いておりますが、
ミサイル支持架の中央に、
謎の起倒式アンテナが有りまして、
まあこれ、組み方に失敗したのか、
立ち上げると後方に倒れ気味でして(!、
修正の為、基部にリベットパーツを貼り付けて、
スペーサーとしています。
…これで何とか真っ直ぐに立ち上がっている様に…見えていればと(汗。
尚、収納状態もイマイチ納まりが悪いので、
収納側にもエッチング板を曲げてホルダっぽいものをデッチ上げていますが、
…過去の画像で撮って有ったかなと(汗。
あ、本来ならPANDA HOBBYのキットも何とかしないと、ってのも有るんですがっ。
組立進捗の続きはミサイル支持架の続きからですが、
ミサイル自体が軽い(長さこそありますが、
大半が推進剤スペースと推定)ので、
こんな簡素な形でも十分なんだろうなと(ぉ。
で、2枚目と3枚目は計4発のミサイルをフル装備したところですね、
貼り合わせとモールド再生(一部彫り直し)が有るので、
結構手間が掛かったりしますが…(汗。
まあそれは良いとして、結構大きいので、
全体像が撮り難いんですよね…どうしたものかと。
発射台本体部の貼り合わせの後は細部の工作が続いていきますが、
ざっくりと基本構造が出来た所ですね…。
2枚目では上部に有る誘導センサらしきものが有る訳ですが、
バリ取りをしようとしたらアッサリ破損した為(!、
ディティール兼用で補強を入れている訳ですな…。
パッケのイラスト等では何本かコード類が有る様なので、
取りあえずエナメル線で2本程追加しています。
…まあ、これも最終的に補強と角度固定の目的が入っていたり。
(ポリキャップが有るので、回転はします)
3枚目はミサイルの支持架基部ですね、
取りあえず可動しますが…
この後やはり壊れて(壊して?)しまったので、
撮影後は固定する方向で進めていきます(苦笑。
車体部分が出来たので、
今度は上部構造物の組立に入っていきますが、
現用ものに有りがちなトップヘビースタイルで、
ドーム部分を含めると車体部全長を超えているんですよね…。
んで、何だかんだで大きいので、本体の上下接着前の補強桁を
多数入れてみた後(1枚目)、
取りあえず車体部に載せて、
バランスを見ているの図です(2,3枚目)。
ややこしい所ですが、発射時と行軍時とで、
この上部構造物の向きが180度変わり、
ひっくり返っていると確かに、
オーバーハングが緩和されていますね…。
…画像では発射状態での向きですけど…(汗。
足回り部品の取付ですが、
例によってか可動前提の構造になっている関係で,
剛性がどうにも不安なので、
本体への軸打ち(履帯はプラなので半分の3ヶ所)、
ストッパー兼用で
アーム側にも補強材を入れています。
但し、転輪が小さいので,
あんまり長い補強は入れられないのがネックかも…。
MENG製品では割とお馴染み?っぽい気がする
連結可動式履帯なのですが、今回のは
片方を引っ掛けて反対側にのみピンを挿す、というスタイルになっており、
まあ、面白い試みなのですが外れやすいので注意ですな…。
で、ピン打ちに当たって履帯側の穴を大きくしておいた方が
この後の仮組作業で外れにくくなる事が分かったので、
全数に対して1mmの貫通穴を開け直しています(1枚目)。
そして端折っていますが(!、
ブラインド側に接着剤を塗って生乾きの内に取付、
次いで車体内側に補強桁を入れた後(2枚目、
車体上下を接着しています(3枚目)。
…まあ、結構大柄なキットなんで補強を入れておくべきかなと。<ほぼ毎回
他、車体部接合前に一部プラパーツからの置換でフック類を
真鍮線で作り直しています。…画像で見えるかどうかですがっ