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■第26回 「チーフテン Mk.2」(TAKOM)
英国面シリーズの第3陣になるんですね…種類的にはアレですがっ。

チーフテンは1958年にFV4201の名前で開発がスタートし、
翌1959年末には試作車(Mk.1)が完成し、各種試験が行われ、
1966年に最初の量産型であるMk.2の部隊引き渡しが始まっています。
(火器管制システムや小改修を重ね、センチュリオンとコンカラーを更新していきますが、
その辺の話はまたいずれ…?)

画像はいつもの箱並べと中身ぶちまけですが、
2015年後半の3種同時リリース(Mk.5/Mk.10/Mk.11)の後にバリエーションキットとして
2016年に発売されたもので、Mk.5のキットに新規車体上部パーツ、Mk.2用の新規ランナー、
…といった内容になっています。
(要するにその追加分、いつもより余剰パーツが多かったりする次第)

余談ですが、イギリスでは試作車両をMk.1と呼ぶ慣例が有って、
零号機を初号機と呼ぶというか、数え数字でカウントする習慣みたいです)
ドイツ等では試作型は開発コードそのまま、初期量産型は無印、改装バージョンは
A,B,C,…と末尾に付いてその後に数字が付くケース(レオパルト2とか)が多いのですが、
イギリス車両は末尾に英文字は使わずすべて数字になっていますね…。
チーフテンにおいてはMk.12以降の型が旧型式からの改装だとか。
(後日入手した資料によると、Mk.5までが新規生産、Mk.6以降は全て改装タイプらしいです)

尚、大戦期においては航空機も含め全てローマ数字による表記でしたが、
戦後はセンチュリオンの途中の型式から数字表記に変更されていますね、
ぢつにややこしい所ですが、そういうのが英国面のアレとも言えるわけですがっ。
追加工作が続きます。
Mk.2は初期量産型だからなのか、
バスケット部にメッシュが付いていないっぽいのですが、
有った方が模型的な見栄えは良くなるので、この機会に自作しています。
(後日入手した資料によると、メッシュが付き始めたのはMk.3の途中からの様で、
Mk.2には原則、付いていないと思われます)


今回はやや目地が粗目の20番を使いましたが、
結果的に枠部分の補強も出来るので、
割とお勧めの工作ではないかなと。
キャタピラが付きました。
今回も片側100枚でそれなりに弛み、というスタイルです。

取付自体は割とアッサリ終わりますが、パッドの先付作業が有りますので、
そっちの方が手間かなと(苦笑。

…1本当り200パーツある訳ですからね…(汗。

尚、本キットでは遭遇しませんでしたが、他のチーフテンキットで、
キャタピラパーツの袋の中にポリキャップが入っているキットが有り、
このポリキャップがプラを溶かしてしまう(消しゴムが定規を溶かすアレ)場合が有るので、
未組立のキットをお持ちの方は、確認しておくべき
かと
(ポリキャップを外に出して別袋等で隔離する事と、状況によりお店に要相談…)
グリーンのシャドウ色となるRLM70。

…黒吹いてますし、省略しても良いかも…(汗。
砲身にここまでのディティールが入る車両は
イギリス車両でもチーフテンとチャレンジャー1のみなのですが、
これをやると一気に現用っぽくなりますし、
モデラーとして挑戦してみたかった事の一つですね、
出来栄えはともかくとして(苦笑。
製作者の好みの問題なのですが(!、
TAKOMのキットは小フックをモールドのみで再現しており、
これらを自作するかしないかで、
随分と作業(内容と量も)が変わってきます
(苦笑。

まずは自作用のフックを量産する訳ですが、
1枚目の様にラジペンにマスキングテープで印を付けて置き、
これをゲージ代わりにしてワラワラと量産していきます(をぉ。

(因みに当方が愛用しているのはアルビオンアロイと言うメーカのものですが、
0.5mm径で305mmが10本入って税込み600円ちょい、というお買い得なやつです、
フックの作り方次第ですが、今回は305mmで25~26本ほど作れました…)

2枚目が差し替え完了状態ですが、片側20個、2台分あるので、
この部分だけで今回80個(!!)のフックを自作しているんですよね…。

…で、この部分だけで終わるかと思いきや、まだ有るんですよね…(ぇ。
サスペンションの基部が付きました。
マークスマンの時にも書きましたが、センチュリオンから続くホルストマン方式で、
ある意味センチュリオンの発展型とも見える訳ですが…。

M48とかの米軍車両やレオパルト1がトーションバー方式になっているのに対し、
イギリスではコストか整備性か、或は車高が高くなるのを嫌ったのか、
最新のチャレンジャー2に至ってもハイドロニューマチック(流体軸受?)だとかで、
低いシルエットが特徴的ですね…。

キットの方は後部側の基部が位置決めしにくいので、
基部パーツの内側にパテを盛ってムニっとくっつけると、
剛性も取れて、位置決めもし易くなるかと(ぉ。
車体上下接着の前に補強を入れています。

タコムのキットは剛性が有る方ですが、
やっておいた方が安心できますのでね…。
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ラストは上面からのショット。
装填手側ハッチはイギリス軍伝統の形状をしている訳ですが、
斜めに開口しているのが気になって、
どういう事なのかなと思っていたら、
砲身を左にオフセットすると、操縦手が砲身を気にせずに
ハッチを開けて顔を出せる位置に来るというか、
この状態だと装填手ハッチも正面を向くので、
(トラベルクランプを使用しない)非戦闘時の砲塔向きは、
…多分これなんだろうなと(をぉ。

(この辺は車体中央部に操縦手ハッチが有る、
ロシア車両もほぼ同じスタイルなので気付いた次第)

他、マークスマンの時にも書きましたが、
車高の低さから、操縦手ハッチはそのままだと閉める事が出来ず、
シートをリクライニングさせてやっと閉められるそうで、
その関係でハッチの後ろにペリスコープが有るんだとか。
(イメージは某UCのデストロイモード?)
何とか完成しましたね…英国車両の製作が本格化して来ましたが、チーフテンは現代版大戦略で結構お世話になりましたし、
相応に思い入れのある車両なのですが、キット製作的には慣れておきたい工作が幾つかあった分、
手探りで進んできた部分が上手く行くかどうか不安でしたが、何とかなるものだなと(苦笑。

…で、この後は撮影編になるのですが、忙しいのにかこつけて撮影編の画像整理が溜まっておりまして、
適当な所でキットを組む手を止めてでもやらねば、…という状況になりつつありますね…(滝汗。

何れにせよ間が空きそうなので、暫くお待ちいただければ幸いです。
イギリス車両に限った話ではありませんが、
NATO諸国の車両はとにかくロービジが基本で、
車体番号が描かれたプレートの類も、
演習時や派遣時にしか付けられていないのですが、
BATUSの様な訓練部隊だと、
ほぼ日常的に番号プレートを付けているみたいで、
今回のカラーリングに至った経緯も、
この番号プレートに引っ張られた感じです(ぇ。


(陸自車両の場合、総火演や演習時にプレートや旗を付けますが、
赤が敵役(アグレッサー)で、青が味方・友軍車両という区別が有るとか。
…ただ、イギリス車両では今の所この黒地に白抜き数字、
しか確認出来ていない為、どういう風に区別しているのか、
詳細はまた別途調べねば、という所ですね…)
主砲基部のカバーを塗り分けていますが、
前回のコンカラーと同じくキャンパス地風味にしつつも、
色合いをやや濃く仕上げようと思い、
途中にカーキを追加しています。

ブラウン寄りにするか。黄色寄りにするかで悩みますけど、
取りあえず今回はこれで行こうかと。
今度は転輪部のゴムとかを塗り分けていきますが、
いつも通りのグレージングなので詳細は、
当サイトの過去記事とかをご参照いただければと(ぇぇぇ。

最後の明るいグレーはゴムの摩耗粉をイメージしている関係上、
キャタピラとの接触部分にも少し乗せてトーンを落ち着けています。
基本塗装が済んだ所でデカールを貼り、
一旦コーティングした所で塗り分け作業に入ります。
(ちなみに赤いスコードロンマークのみFV215Bの残り物!)

まずはキャタピラ及び機銃などの部分に、
ジャーマングレイの下地を作った所ですね。
(ペリスコープやライト部分は溶剤で一旦塗料を落としています)
ハイライトには聖グロカーキを使っています。

…米軍イメージのカーキグリーンでも良い感じになりそうですが、
そこは拘って今後も進めようかと(ぉ。
…という事で工作がやっとこさ終了ですが、
GWの連休中、ほぼこの作業に没頭していた関係上、
内容とか量の割に、日数は余り要していないんですよね…。

今回の一連の英国面シリーズは、
まずチャレンジャー1に到達するまでが区切りになる(予定)のですが、
こういった初期のタイプは、個人的に思い入れが少ない分(!、
追加工作の実験台的要素が入り込むので、
気追い込まずに工作できたのではないかなと(ぇ。


…まあ、やはり経験を積まないとアレなので…。
そんなこんなで砲塔の基本構造が完了です。
難所というか、とにかくゲートの処理が大変なので、
本体にくっつけてから削ったりする方が無難かも…。
フックを量産したついでに、
砲塔部のフックの差し替えも早速やっています。

モールドの置換としては11ヶ所ありましたが、
この後更にハッチの取っ手も全部差し替えたので、
今回トータルで60ヶ所近くのフックを自作した事に…(脂汗。


その下、フックが余ったついでにMk.10以降の砲塔にも
先行してフックを差し換えてみましたが、
こちらは前側の追加装甲部分にフックが無いので、
意外とアッサリした印象になったかと(笑。
転輪部の処理イメージですが、
2016年後半に転輪君がバージョンアップしていて、
刃の部分の厚み(8mm)が変わっている訳ですが、
旧来の物(手前側)では現用ものの厚みのある転輪が処理しきれず、
新規版で(奥側)そのジレンマが解消されている訳で(ぉ。

…旧版は旧版で大戦もの専任になりそうですね…。
次はBATUS風カラー。

過去作ではロシア車両の迷彩で似た様なのをやってきておりますが、
塗装記事で書いた通り、
イギリス車両用に新たに調合した黄色を使っておりますので、
同じ様に見えても一応出自は違う、と言っておきます(汗。


同社のMk.10及びMk.11のカラーガイドを見ると、
黄色部分の面積がどんどん上がってきていますので、
状況によっては、黄色を先に作ってから、
という塗装スタイルになるかも…。
パケ画像風味のショットですね。

キットリリースが後の型式からだった分、
初期仕様の特徴が集中しているアングルかと。
まずはNATO若しくは本国仕様の2色迷彩からですが、
大戦期の独特な迷彩パターンから一転、
現用車両では一般的な縦帯スタイルの迷彩になったので、
塗装パターンとしては割と楽な方だったかも…。


しかしながら、NATO迷彩と言いつつ、
ドイツやフランスと違ってブラウンを使っていないので、
その装備も含めてイギリス車両、
ってのが見て分かるのですが…。


黒しか使っていないのは、影が出来た(落ちた?)状態を
想定しているのか、色々と興味は尽きない所ですね…。
完成直後のカメラテスト画像を幾つか。

散々イギリス車両はダサ(格好良)いとか言ってきた当方ですが、
チーフテンは細かい部分でこそアレな部分が有るものの、
全体的な雰囲気は普通に格好良いというか、
対抗のT-72(但し無印!)に比べると、
西側車両ならではのディティールと格好良さを持っていますね…。
最後の工作として、
フェンダーミラーにアルミテープを貼って、
鏡面風にしてみましたの図です。

…良く見ないと分からない所ですが、
まあ毎回の事ですし…(ぇ。
エナメル塗料によるウォッシング完了状態です。

いつも通りのバフ(足周り)とフラットアース(上側)です。
レンズ部を各種クリアーで塗った所ですが、
ペリスコープ部の裏側に前もってシルバーを塗っておいたものの、
実感はあんまり無いですね…。

普通にシルバーを塗ってその上にクリア、
…の方が良かったかも(ぇ。
砲身部分の塗り分けですが、
チーフテンとチャレンジャー1はサーマルジャケットが付く関係上、
この部分の質感をそれっぽく演出していかねばならない訳で。


んで、Mk.2に関しては、
取り敢えず緑色っぽいカラーで纏めてみようと思い、
モスグリーンとRLM02で仕上げてみました。


雑誌作例及びキットのカラーガイドでは、
Mk.5以降のこの部分は黄色系が多い様で、
次回以降はミドルストーン~ヘンプ系で塗ってみようかなと。
消火器ですが、毎度ながらの赤です。

前回のコンカラーではオレンジが多いみたいですが、
チーフテンでは(光沢のある)緑が一般的みたいで、
実車通りに拘るなら、緑がお勧めかなと(ぉ。
毎度ながらの傷及び汚れの先付作業ですが、
チーフテンは戦後でも第2世代扱いの車両なので、
ハイテク塗装の類(NBC防御前提の協力塗膜)はまだじゃないかな、
…と想定して結構錆とか傷を入れてしまいましたが、どうかなと(汗。

言い訳的にはMk.2ですし最初の量産タイプなので、
訓練時に引っ掛けたり擦ったりは有るとの想定ですが、
Mk.10辺りからは、現役車両なら控えめにするべきかなと。
(キャタピラは重量物を支えている関係上、錆色は必須になりそうですが)
2個目は前回のFV215B製作時に作っておいた
ミドルストーンとヘンプを混ぜた黄色での2色迷彩です。
カラーガイドではMk.10以降のBATUS(=British Army Training Unit Suffield)での
カラーリングなのですが、
先行してこれをやってみた次第で(ぉ。

当方も詳しくは有りませんが、イギリス本土ではなくカナダの施設なので、
調べてみてビックリですが、United Kingdomを構成するコモンウェルス側に
そういった大規模な教導隊(もしくは武器学校?)が有るんだなと。
塗装作業に入ります。

まずはプラサフ状態ですが、
今回は自作した金属パーツが各所に有りますので、
その部分を中心に割と念入りに吹いていますね…。
追加工作がさらに続きます。

まずはMk.5以降の型との比較ですが、
同じ120mmライフル砲でも、駐退部分の蛇腹カバーの長さとか、
エバキュエータ(砲身中央部の膨らみ、燃焼ガスの一時逃がし機構です)周辺の
形状が微妙に異なっていて…これまた見比べないと分からない罠。
(上側がMk.5以降のもので、画面下側がMk.2の砲身)



…で、これまた省略ディティールの再現になりますが、
イギリス軍車両独特の装備であるサーマルジャケットの留めベルトを、
プラペーパーの細切りを貼り付ける事でなんちゃって再現しています。

ドイツ戦車の留め具よろしくエッチングパーツで再現しても良いかと思いますが、
数が多いので、この方法がベターかも…。
(ドライブラシとかした時に飛んで行ったりしますけど…!?)
アンテナも付いて段々現用車両っぽくなってきましたね…。

砲塔左側面(画面向かって右側)の赤外線サーチライト?ですが、
蓋部分のハッチの取っ手がまたしてもモールド再現なので、
ここも自作パーツに置き換えています。

…解放状態にすると今度はレンズ部分を
事前処理する必要が出てきますが…(汗。
砲身基部ですが、
地味にヤワっちい雰囲気だったので、可動部に軸打ちしたり、
基部に補強を入れたりとかしています。

…砲塔部にカバーが付く分、可動はサクっと諦めて、
少し仰角が付いた感じで最終的に固定するのが良いかと。
砲塔部の工作が本格化しています。

先にも書きましたが、本体のモールドに有ったフック部分以外に、
プラパーツやエッチングで再現するフックも有るのですが、
モノはついでとばかりにすべて自作パーツに置き換えています。


アップ画像も出していますが、
向かって左側のはみ出た小フックのみが0.3mm真鍮棒で、
それ以外はすべて0.5mmですね、

…ある意味病気ですな…(苦笑。
そんな感じで漸く側面のバズーカプレートが付きました…。

殆ど見えませんが後部パネルにも小フックが1か所
(車内電話BOXっぽい箱の下のやつ)付くので、
車体だけで合計41か所の小フックを自作した事になる訳で…。

(尚、フックの固定は貫通スタイルで作業している為、
固定後は、裏側にはみ出た部分をカットして
塗装時の邪魔にならない様にしています。
…因みに実車は溶接留めだとか)
フロントフェンダーの追加工作とか。
Mk.2ではまだゴム系のフラップは付かず、
リブ付きの金属板になっているのですが…

…最前部のリブが成型の都合上、申し訳程度なので、
0.3mm真鍮棒を貼り込んで強調しています。

…後でデカール貼りの時に苦労するんですが…(汗。
ハッチパーツを先付けした後、
車体上下を接着します。

組み順が独特ですが、後部パネルはこの後に接着します。
…この組み順のおかげで、前側に瞬着を流しておき、
後部側から更に流し込む、という事が出来ます(ぉ。


その下、ついでにMk.5のパーツを並べてみましたが、
初期生産型は最後部のエンジンデッキがフラットになっていて、
後に中央部が盛り上がったスタイルに変更されているのが
この状態で見て取れるかと(水抜き目的?)。

他、MK.2には操縦手ハッチ脇にガード板が付かないので、
意外な仕様違いが見て取れます。

…にしても、単体で見てたら気が付かない違いですな…(苦笑。
基本色の後は迷彩を吹きます。

まずは戦後イギリス車両のスタンダードとも言える?
緑と黒の2色迷彩ですね、NATO車両の場合も基本はこのカラーリングなので、
チーフテンの各型は勿論、チャレンジャーも1・2それぞれ、
このカラーリングが一般的なパターンになるかと。
(チャレンジャー2に関してはイラク戦争時のデザートタイプが印象的ですが、
現時点での国内仕様は緑と黒、側面のマッドガードは未装備)
基本塗装はイギリス車両に因んだ色を使っていますが、
中間色はブリティッシュグリーンですね。
次はベース色となる黒ですね。

…まあ、いつも通りの残りもの黒です(ぇ。
…使った後は残り物の青とかグレーを継ぎ足して、
次回にまた使う訳ですが、
…今回の様に2個だけだと?思ったより減らなかったかなと(をい。
車体部の工作に戻ります。
前側がラストになってしまいましたが、
ライドガードが結構組みづらいのがネックかなと。

…で、初期の跳弾板のデザインが
ウル○ラアイもかくやなダサさを発揮していて(!、
…成程、これは人気が無いわけだなと(笑。

この後、色塗ってからは目立たなくなりましたが、
エッチングパーツの異物感も有って、
この時点でのアレさは半端では無かったなと。

他の工作としてはフェンダーミラーのステーを
真鍮棒で置き換えていますが、
プラパーツまんまで済ますなら、畳んだ状態にしておくと良いかと。
リアパネルの完了状態ですが、
後の型と違い、割とアッサリした雰囲気になっていて、
排気管が取り付くBOXに予備キャタピララックが無いとか、
上面に吸気口?っぽいディテールも無いので、変な感じもしたり。

反面、両脇の雑具箱は補強リブが付いたヘンテコな形状をしていて、
後の型ではスッキリとした形状に改められているので、
必要になったものと、使い勝手や生産性を考慮?した部分が有るんだなと(ぉ。
そんなこんなで転輪が付きました。
車体部が船形になっている部分にサス基部が入る形になっていますが、
これによって転輪の幅を増やして接地面を増やした以外に、
この船形形状によって、地雷の爆風を減殺する効果も期待されるとか。

…当方は結果論だと思うんですがねぇ…(ぇ。