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■第X回 「ヤクトティーガー」(ドラゴン・タミヤ)
前回(36.5回)はポルシェ版ヤクトティーガーだった訳ですが、
今回はその続きと言うか、
(どちらかと言うと黒歴史の)ヤクトティーガーをこの機会に成仏させよう(!、
…という意気込みで始めているのですが、
思った以上にノッて来ないんですよね…色々と(汗。

画像はいつも通りのパッケ画像(2個分)と中身ぶちまけ状態ですが、
古い方は番号的にも「6050」と文字通り極初期(1990年代リリース)キット、
リニューアル版もまあ、砲身パーツがアルミ砲身付きに追加変更、
…されていたりするものの、基本内容が変わっていないのがネックですね、
履帯はマジックトラック版になってますが、突き出しピン跡が…(汗。
工作の開始ですが、まずは転輪部が付いた所ですね、
金属履帯は付きませんがそれなりの補強とかは入れています。
(全軸では無く、1個おきとかのレベルです、参考まで)

他、先記事で書くの忘れてましたが、
極初期のキットの方は購入直後に「塗りながら組もう」としていたので、
ダークイエローになっています…。

その後の改訂版も基本パーツは変わっていないので、
一緒くたにしても問題は有りませんが、
まあ念の為ランナー部に色を付けて区別しています(苦笑。
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履帯が付いたので車体部の補強をしつつ、
打ち込み系のディティールを入れております。

結構大戦ものの自走砲とかやってきている関係で、
慣れてきってしまっていますね…(ぇ。


で、2枚目と3枚目は間違い探し…っぽく見えますが、
小パーツ系までが大体付いた所…だったかなと(汗。

この後、車体後半部に向かって、
色々とディティールが追加されていきますが…。
やっとこさのページ化か…まあ、色々と言い訳は有りますが、アレだなと(汗。

90年代のドラゴンのキットは、昨今のキットに比べて割と片手落ちの部分が多いというか、
最初のキットには側面のフェンダーパーツが無かったりして各人がアフターパーツとか自作とか、
まあこういうのが工作技術の向上に繋がっても居るので、微妙な所かと(苦笑。

で、この後は塗装編ですが…絶賛放置中ですね…何とかせねばと(滝汗。
漸くの3個揃い踏みですが、
画面左側から末期・後期・初期、
…という感じでの仕様違い風にして有りまして、
まあ末期・後期タイプ=装備品が少なめ、という事で。


ドラゴンのキットはリリースの元時期が古い事も有り、
(先にも書きましたが1990年代のキット)
車体上下接着時にスポンソン部が上手く合わなかったり、
反ったりしがちなので、
側面フェンダーが必須なのですが、


フェンダーを欠損させるなら、
やはりフリウルやカステンの履帯に更新した方が
ディティール的に見所が増えるので、悩ましい所かも。




…もの凄く昔のお話ですが、
かつて「ハンティングタイガー」という形で
タミヤからリリースされていたキットが有り、
ティーガーIIと並べて組んだ記憶が有りまして…。

90年代に入ってドラゴンが
「延長車体を持つヤクトティーガー」というのを
リリースしたので、その折には、小躍りしながら?買ったのですが、
キット内容的にイマイチだったので、
こうして熟成されていた訳ですな…

工作技術が上がったのは、良い事なのか…(ぼそ。
全体の剛性強化の為に余剰履帯パーツを内側に貼り付けていたり。

んで、上下接着となりますが、漸くそれっぽい形になってきましたね…。
ただまあ、車体後部上側に付く擬装用フックが4個付けられず、
少し数を減らしての状態となりました…。

まあ、後期の生産タイプという事で、
省略が有った、という事で以後進めます(ぇ。
連作のラストアイテムです。

…という事でタミヤ版のヤクトティーガーですが、
前回までのアレコレを踏襲しつつ、履帯はフリウルに交換、
砲身はRBモデルに交換しての完成を目指します。

因みにキットの履帯はリンク&レングスタイプのものと
ベルト式のものがセットされていて、
どちらかを選択していくスタイルになっていますね…。

このキットが出る以前、タミヤからは「ハンティングタイガー」と
銘打ったキットがリリースされていましたが、
ティーガーIIのシャーシそのままのバリエーションキットだったので、
色々と辛いものが有った訳ですが、
現在はこのキットがスタンダードアイテムかなと。


…まあ、ドラゴンのはお世辞にも組み易いとは言えないんで…(苦笑。
漸くドラゴンのキット2個が組立完了なのですが、
新旧共にモデラー殺し的な要素が多数散見され、
色々と大変な内容だった気がしますが…
…終わってみればなんとやら、でしょうか(苦笑。

まあ、新キットと言っても追加ランナーとかのパターンが多い分、
殆ど同じパーツが複数あるので確認が面倒だとか、

取説の中身があんまり変わっていない
(初期版でのミスもそのまま…)
のも、
割とマイナス要素なんだろうなと。

…という事で次のキットに移りますが…
その辺は次回以降から、って事で。
車体後半部分に移っていますが、
以前のヤクトティーガー(P)の時と同様、
メッシュ部の押さえリングやらOVMの留め具やら対空機銃やらが付き、
排気管周りにはフックが追加してあります。

結構チマチマと追加しているので、
こういう状態だと正気を疑われそうかも…(ぇ。
前側のディティール画像に続いて後面も出来た所ですが、
リアパネル周辺は機関部が有るせいか、
細かい部分が沢山ありますね…。
まあ、こんなのを連続で3個もやってたら飽きるわなと(ぇ。


OVM類の留め具に始まりライトコード、
ワイヤの通し具にメッシュの押さえリング、
フック類の真鍮棒差し替え、
ジャッキブロックの取付基部に、
排気管基部のカバーに有るフック、
ジャッキ固定具のロックバー…

…とまあ、色々と追加しているので、
…我ながら良くやっているよなと(苦笑。
工作が大詰めですが、
最後に砲身をRBモデルのアルミ砲身に交換しています。

途中の画像でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
このキットは砲尾部分と砲身が一体成型されていて、
車体上下の接着時に砲身を上部構造パーツに通して…
…という作業手順になりますが、
色々と邪魔になりがちなので、
早々に切り飛ばしてあったんですよね…(汗。


でまあ、防盾部との摺り合わせの後に取付となりますが、
意外にも嵌め合わせがキツイので、其々を削り込む必要が有りますね…。

そんな感じで漸く3個分の組立が終わりましたが、
…少し仕様違いとかを解説しつつ次へ進もうかなと(ぉ。
タミヤ版ヤクトは流石の組み易さな訳ですが、
追加工作とかしていく上でも、
そういった部分がひしひしと感じられますね…。


画像1枚目は転輪、
次いで2枚目で一気に履帯が付いております。


3枚目では内部透視宜しく、
先に組んだドラゴン版と並べていますが、


128mm砲はかなりギリギリ、
の形で搭載されていて、
後のロマン兵器群も、
これを念頭に置いておかないと、
違和感が出てしまうんですよね…。



(過去製作キットではVII号…ゲフンゲフン)
タミヤ版ヤクトですが、今回はフリウル履帯への更新が有るので、
サスアームには全て1mmの軸打ち、取付部にも補強軸が入っています。
まあ、見ての通りですが、ここ最近の追加工作においては定番化してますね…。

軸を打たれた側、車体側の補強ですが、
横軸に真鍮棒を貼り付け、プラ材で桁入れ、パテ盛り固定の後に
底板っぽくプラ板で塞いでいます。

…かなり過剰な感じで頑丈に組んで有りますが、
安心感が違いますので…ね…(苦笑。
車体上下が接着出来た所で
大物→小物系パーツの取付を順次行っていきますが、
1枚目で前側のディティールが大体(フック類がまだだったり)、
2枚目で側面の予備履帯とかが付いています。

キット的にほぼ同じものなので、片方(最古参のキット)を、
後期タイプ風に履帯を3列取り付けています。

まあこれ、かのオットー・カリウスが終戦間際に指揮していた部隊の
車両の写真とかで確認できますが、
記録写真等では「X7」の車番が描かれているやつが有名かも…。
転輪部が付いたので履帯の取付作業に入っておりますが、
ドラゴンのキットは新旧問わず突き出しピン跡が有るので、
「気分に応じて」処理する必要が有ります(ぇ。
…や、気にしなければ良いだけの話ですが、
完成後にも見え隠れする部分くらいはねぇ…(汗。

んで、以前のポルシェ型の時と同じく片側96枚が目安となりますが、
旧キットの方はやっぱり合いが悪いですね…
成程、マジックトラックに改訂される訳だなと(苦笑。

ヤクトティーガーのキットは旧タミヤのMM版キットの後にこのドラゴン版、
割と最近のタミヤ新金型版、最近(2019年)にタコムからも出ていますね、
プラ製履帯が良ければやはりタコム、組み易さはタミヤっぽいですが、
…このドラゴン版が終われば組む積りなので…(汗。
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