作例ページの更新が滞りがちですが、
再び過去作が日の目を見る時がきていたり。

リアル引越を機に作例の展示ケースまで設置した関係で、
割と大物アイテムも(置いとくだけなら)問題が解消(!?
されているので、今のうちにやっておこうかと。

そんな訳で今回はB−CLUBの大型ガレキ、

「カトキ版 ビグザム」
をお送りします。

2000年代前半の頃って、08年現在ほどHGUCも
出揃っておらず、B−CLUBブランドでボークスや
コトブキヤが原型を手がけたフルキットが多かったり。
(現在でも時折改造用キットとかパーツは有ったかな?)

余談ですがボークスが手がけたアイテムは
先に紹介したメッサーラも含め、「でかい」ものが多かったり。
箱も取説も無いので記憶のみですが、
スケールは1/350、30cmオーバーの巨体です…。

MSデザインにおいて昨今はカトキハジメ氏の
名前を目にすることも多いのですが、
(HGUC、MGキット開発時にデザイン担当だったりも)
これはかなり前からあるデザインらしくて、
初めて見たのは確か(昔の)MG誌上だったかと。

TV版のずんぐりしたシルエットとは異なり、
胴体部分はかなり扁平な感じになっていて、
どっかのSF映画に出てきそうなプロップみたいな感じです。

筆者はパーツ形状を見ていたとき、
(…何かドイツ軍の超秘密兵器っぽいラインだなぁ…)
とか感じていたりして、
塗装もそれに倣った形でやってます。


画像説明ですが、
1枚目は上半身アップ。
2枚目は斜めから全身像、


3枚目は正面からですね。

…そういえば確かにソロモンの超兵器でしたっけ…(笑。

まあ、ここまで来ると、
足としての役割だけでなく、
ランディングギア的な役目とか、
掴んだり蹴っ飛ばしたり、いろいろ出来そうですね…。

ついでに思いついたのですが、
指先で怪しげな金属片を飛ばして
敵の動きを操ったりとかできませんよ?
…どこの○塾ネタだろうかと(滝汗。

オマケそのいち。

専用ベースです。
真ん中の穴にポリキャップとアルミ棒を差し込みます。

足の付け根周辺にも色々とディティールがあって、
この辺がこうなっていたのは、
多分作った本人しか知らないんじゃないかなと(笑。

ノズル奥にもしっかりディティールがありますし。

上面からの俯瞰を2点。

胴体の上側は単独で見ると
全翼機(Ho229とかB−2爆撃機)の
イメージを抱かせるので、
これだけでも十分な存在感があったり。

ラスト、オマケそのさん。
大きさ的にはPGキットをイメージされればいいのですが、
とりあえず「デカイ、そして重い」キットです。

…メッサーラといい勝負だったかと。


余話ですが、これを完成させた時点では
まだ件のメッサーラもザメルも完成していなくて、
この作例から、
「仕事中毒はデカブツキット(を作るの)が大好き」
が始まった様な気がします。

…結構大変なんですけどね…特に塗装時は(脂汗。

さて、過去の連載時のコメントとかを見返す限り、個人的諸事情が重なったりしなければ、
ザメルとかのすぐ後にこの辺のアイテムがアップされる予定だったんだなと(汗。

でまあ、次回なんですが、当然の様に敵キャラアイテム、なおかつ過去作…
…という事で順次アップできればなと。

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                                                (2008.11.08)

おまけそのに。

キットの箱…の見本写真ですが、
引越前に適当に撮ったものしか残っていなくて…。

要するに見本イメージと違う作り(塗り)方、
っていうのを伝えるためのものですし(滝汗。

組上げ中の図を3点。

当然、こんなトップヘビーなロボは安定しないので、
専用ベースに5mmのアルミ棒を通し、
軽くつま先が設置する感じで組んでます。

(取説では浮かせる様になっていたのですが、
あまりにもヤバそうだったので貫通穴を開けて、
高さ調節が出来るようにしてあります)

足部分の画像をいくつか。

MAという事で腕が無いせいもあって、
パーツ数は少ないのですが、
それでも「メカニカル・ムービング(MM)」を
謳っていただけあって、
足のツメが可動します。

色々と表情がつけられるので、
仮組みが終わったとき、
「おぉ〜〜〜」とか言いながら遊んでいました…。

上側からですが…
足の関節を支えるため、球体部を受ける胴体には
Oリング(ゴム)が入っていて、更にばねを引っ掛けて
真鍮棒を通し、密着させています。

完成から既に数年が経過していますが、
現在でも健在で、足腰を支える基礎になってます(ぉぉ。

そして胴体下側の色々。

これまた単体でみると、
航空機っぽいイメージがありますね…。

(個人的所感ですが、メガ粒子砲部分が
プロペラを外したエンジンポッド?に見えたり)

下側には各種センサーっぽいものがあったので
これまた適度に塗りわけ、
足周辺はひたすら真っ黒に塗ってますね。


割と衝撃発言な気もしますが、
実はこのキットを塗るにあたり、
マスキングの類は殆どしていなくて、
下側の塗装をやって乾燥、
上側の塗装をやってまた乾燥、
…という形で、薄い色となる下側をオーバーラップ
させて塗り残しが出ないようにしておいて、
上側の緑を吹いていったかと。

…これが意外と上手くいってるんですよね…

確か展示後に
「マスキングテープどのくらい使ったの?」
と聞かれた記憶があったので、
「警戒識別色のトコだけですよ?」と答えましたし…。

裏側。

聞きかじり程度の知識ですが、
Iフィールド発生装置周辺、
という事で、部分的に白く塗ってあったり。

多分明るめのグレーを塗ったかと。

…何か自分、
この手のアングルが異様に好きみたいですね…。
(やたらと撮ってあった)

以下、引揚げ時にばらした状態。
(時間軸的には先の写真の前です)


まずは胴体部上面の4点とか。

耳?みたいなレーダーマスト?ですが、
このキットの数少ない可動部分だったり。


…主武装のメガ粒子砲の威力がアレな事と、
戦闘時にIフィールドを展開するので、
相応に強力な通信システムが搭載されている、
…と考えれば一応の説明は付きますね、たぶん。

頭頂部?周辺のアップとか。
コクピット周りが水平でない関係上、
モノアイが無いくせにアゴを引いた感じがあったり、
悪役然とした雰囲気があったり。

更に後ろから。

4連のでっかいノズルが特徴的ですね。

この辺はドイツ軍超兵器、というよりは
「ジオン脅威のメカニズム」
…とCMのナレーションっぽく言うべきかなと。

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斜め後ろから3点ほど。

謎の円盤に足が付いた感じの本作ですが、
こうやって後姿とか出すと、
思った以上にかっこいいなと。 <自画自賛


…で、本来はマーキング類は
もう少し少なめにすべきですが、
個人的好みでところどころに入ってます。

…つまり、黄色く塗られているから、
何かの意味(整備時の危険部位とか、
味方識別用にわざと塗ってあるとか)
を常に持たせているわけではないです(汗。

(本来は重要度・危険度の高い部位が赤、
注意喚起系の部位が黄、
…というのがセオリーだったかと)

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側面から。

武装面から考えれば、
「足など(以下略」…と言われそうですが、
重力下で肉薄した敵MSを
蹴っ飛ばすのに使うとか(ぇ。

…写真では飛行ポーズっぽく指を曲げていたり。

■第7回 MA−08 「ビグザム カトキVer.」(B−CLUB/ボークス造型村)

左側面からちょっとあおり気味に。

かつて某所で現物を見たことがある人も、
照明の関係で下側があまり見えなかった(笑
のですが、実は上面と下面とで色が違っていたり。

分からない方に説明しておくと、
WW2時代のドイツ空軍機に良く使われていた
カラーリングをそのまま?使ってます。

…具体的なところは忘れてますが、
上面はRLM系統のグリーン、
下面はライトブルーの何か(ぇ、を使っていたかと。

端面の黄色はこれまたRLMイエローで、
対空識別色のつもりで入れていた気が。

何となく上半身。

TV版では飾りトゲ?っぽかった部分が、
フェアリングだかよく分からないけれど、
自己主張しすぎないパーツに変わってます。