■第15回 「MH オージェ・アルスキュル」(ボークスMMシリーズ) *画像転載厳禁
差替え更新と同時進行なので、
思っていた以上に新規ページの進み具合が悪いですね…。
そんな所で今回はこれ、
「オージェ・アルスキュル」です。
そもそも「オージェ」というロボットデザインは、
FSSに先立つ「エルガイム」のHMとして出てきてますが、
作中で2種類のバリエーションがあり、
このMH版は「3代目」のオージェ、という事になります。
更にその後の連載でマシンメース(〜メサイヤ)の
「AUGE」が出てきたため、そっちのオージェと区別する為に、
こちらは専ら「アルスキュル」と呼ばれています。
4話での登場時に「指揮駆逐用のMHを2騎設計した…」
とあるのですが、その後の解説によると、
まずハイアラキ専用騎のプラットフォームとして2騎のフレームがあり、
ハイアラキが選んだ方がシュペルターとして完成し、
残った方はとりあえず天照家のAUGEに似せて一応の完成を見たものの、
カイエンがオージェではなくシュペルターを継承した為、
バランシェ邸のMHサイロに置きっ放しだったそうです。
ここで気になるのは、アトロポスがいつの間にかこれを持ち出している事でして、
2988年(1話)時点ではまだ置きっぱなしで、
3話でのトラフィックスでカイエンと出会った後、一旦アドラーに戻り、
護身用?として持ち出したじゃないかな、とか。
キットに関してなんですが、後のヤクトを除くとMMキットとしては
最多数のパーツ数(300近く)でして、可動の売りとして
「立て膝が出来る」なんてのが有りました…。
関節部分は言うまでもなく、肩周辺の装甲パーツ、アクティブバインダー、
…とりあえずその辺のすり合わせをするのにも結構大変なキットだったかと。
さて、画像を見て「あれ?」と思った方も多いでしょうが、
それもそのはず、製作当時に「AUGE」のリリースがあったため、
それのテストピースも兼ねる形でメタリック系のグラデーションを試してます。
この当時は今ほどパール顔料も使いこなしていなくて、
試行錯誤を重ねて、やっとの思いで見られる形にした、という記憶があったり。
メインはシルバーなのですが、紫を混ぜつつ(というより紫を白と銀で割った)、
それっぽい色合いにして、関節部分は金、という配色です。
模型店での展示後は、「をっ、もうAUGEが…っ!?」とか気を引いて、
「…やられた…(笑」というリアクションが多数有ったとか。
一応「俺設定」的なことを言っておくと、カイエンに渡す事が確定する前、
とりあえずAUGE風のカラーに似せた、というでっち上げです。
実際、「シュペルター」以前の「ウォータードラゴン」とかのデザインは、
白と金では無くてグレー(っぽい青)系統の色合いでしたし。
そろそろ画像説明に行きますか。
1枚目:とりあえずアップ、
2枚目:バインダーを広げる形で全体像、
3枚目:普通に全体像、
4枚目:やや引く形でバストアップ、という所ですね。
バインダーのおかげで、どういう収め方がいいのか、
迷っているのが良く分かるかも(滝汗。
見下ろし構図で。
バインダーの取り付け基部はポリキャップですが、
ハッチ状のパーツが付いているので、
外した後もこうして自然に隠せます。
…良く考えてありますね…。
ある意味やりすぎ、という気もしますが(笑。
さて、今度は横長画像が続きます。
まずは全体像。
シツコクまた背面。
スタビライザーが歪んでますが、直せませんでした…。
腰周りとか。
腰周りのプレートは一体になっていて、
支点を軸に角度が付けられる程度です。
…まあこれを動かそうとすると…って言うかどう動くのかと。
ラストはいつもの大きさ比較。
上半身のボリュームもあって大きく見えがちですが、
サイズ的には一般的な感じ、じゃないかなと。
5話以降、肩や頭の飾りが更にでかくなっていっているので、
設定とかでも「肩高」という形で書かれています。
コメントし忘れてましたが、右手の実剣、
WSCのシュペルター(あっちは鞘入りが基本なので)から貰ってきてます。
刀身がメタルパーツという事と、太刀よろしく「反り」があるので、
結構気に入ってます。
う〜む、自分で言うのも何ですが、初期作品といいながら、そんなに悪くは見えないな、…と(ぉ。
細かく見ていくと、アラは沢山出てきそうなのですが…。
リベンジのつもりで買った、再販のSSSシリーズがストックに有ったりするので、いずれは…?
…そういえばWSC製のキットも確かあったなと(滝汗。
で、気になる次回更新ですが、とりあえず4話登場のMHになるんじゃないかなと。<対象物多すぎ
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(2009.05.24)
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正面から。
次はクロックアップ状態で(ぇ。
MH自体が光速で動いたりしますから、
その上は…(謎。
ギリギリまでどアップ。
額にそれっぽく描き込んでありますが、
(ああ、アレね…)と思っていただければ。
さらにアップ。
ちょっとアップ。
そしてまたバストアップ。
同一では有りませんが、肩外側のパーツが、
何となくシュペルターの意匠が入ってます。
肩前面の装甲パーツがごっちゃりしてますが、
こういう感じに隙間を開けておくと、
いい感じに密度感を演出してくれます。
右側面からも。
「指揮駆逐MH」という事で、盾がありません。
バインダーが盾みたいなものですが…。
改めて側面図を2点。
…うん、スッキリしてますね…。
とりあえず立たせてみたところ。
劇中では、「もうなりふり構っていられないのっ!」
という感じでキャストオフ(ぇ しますが、
MMキットなのでこういう状態も再現できます。
軽くなった分、立たせやすい、ってのはあります。
(模型にはイレーザーパワーなんてありませんし)
肩パーツを裏から見たところ。
腕フレームの上に、プレートが前後2枚ずつ、
それぞれ独立して動きます。
後、外側のレーザーリフレクターもですが。
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ここからは開梱〜再組立の画像です。
まずはパーツ一覧っぽいものを。
で、スネ脇のランダムスレートは開閉が可能なのですが、
閉めた時の隙間が気になる(修正が面倒)ので、
開状態で固定してます。
これって設定によるとエネルギードレインだそうで、
本来なら再循環させるエネルギーをあえて捨てるものなので、
基本出力がかなり高いMH、だと言われています。
足回りの画像を2点。
意匠としては確かにミラージュマシーンですが、
LEDへの過渡期的な印象もありますね。
バラストアーマー部分はクロスミラージュ(雌型)っぽい感じですし。
バインダー内側を覗いてみました。
それっぽい補機が付いていますが、武器ストックはありません。
…もしかしたら、色々と仕舞っておけるかも知れません。
AUGEとかHM版のオージェですと、
投擲用の槍(スロウランサー)が沢山仕込まれているのですが。
「どうせ突っ立っているだけだから、破片よけにつけた」
…だから、武器らしきものは入っていないのかも(ぇ。
とりあえずアップで迫ってみるテスト。
フェイス部分の特徴的なマスクが好みだったり。
しかし、これが後にパトラクシェになるとわ…。
第3回の画像は勿論、作者もこの2つを比べて、
「オージェがオモチャに見える」と言うのも頷ける話だなと。
背面から。
重量バランスもあって、傾いてます(汗。
側面図を2点。
蚊取り線香状のバインダーが可動しますので、
ちょっと動かして撮ってます。
立ち方としてはギリギリS字ですが…
重量バランスがアレですし、
ましてや経年変化で下半身がヘロヘロなので、
撮影中に2〜3回倒れた記憶があります。
…良く持ったなと(苦笑。
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