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■第22回 MH「エンゲージ SR3」(ボークスMMシリーズ) *画像転載厳禁

MH過去作更新もあと少しになってきましたが、今回はこれ、

「エンゲージ SR3」です。

さて、初期型ジュノーンとそっくりの外観を持つ「SR3」(シリーズ3)ですが、
本編への登場は6話、エンゲージ(SR1)とアルルの前にご登場されました。
…ただ、アルルと戦う前に口ゲンカで終ってしまいましたが。

話を戻しますが、コーラス王朝の「王専用MH」として、
SR1(通称「エンゲージ」と言ったらまずこれ)が製作されたわけですが、
剣聖ハリコンの乗騎となり、ハリコン亡き後はメロディ王家のMHとして
アルルに受け継がれていくのですが、
その後に製作された「Mk2」はマイスナー王家に渡った為、
更にコーラス王家のMHとしてコーラスIII世がエンゲージの設計を元に
製作したのが「ジュノーン(エンゲージSR2)」というわけで。

そうしてSR2がやっとこさ完成したものの、今度はコーラスIII世の戦死に伴い、
ファティマのクローソーごと封印されてしまったので、
再び「コーラス王朝の王専用MH」を製作する事になった訳で。

で、III世の娘であるセイレイちゃんは、父が残した設計図を
(ブタさんリュックに詰め込んで)Dr.ダイヤモンドにMH製作を依頼し、
この「SR3」が完成したわけで。

開発時は「JADE TEMPLE」(翡翠の宮殿)の呼称が使われ、
完成後はセイレイ・ジュノーンとか、(第2部まで出てこないので)
単にジュノーンと呼ばれる事もあるようです。
セイレイは父の名にちなむ形で「サード」と呼んでいるそうです。
…ここでは(初期型ジュノーンのこともあるので)「SR3」と呼びます。


キットに関する話ですが、00年代前半、「ナイトフラグス」発売以降、
ボークスが「魔導大戦シリーズ」と銘打って続々とMHガレキを
出していた頃のアイテムで、一旦限定品としてリリースされたものの、
反響のあまりに何度か再生産され、持っている人も多いのではないかと。

この頃からボークスのMMキットも肩部分が軸可動タイプになったり、
以前の様な「そこらじゅう可動する」という内容から若干マイルドになり、
肩のチューブがゴム製でそのままだと劣化する危険性がありますが、
…今の所は何とかなってますね…。


でもって塗装の話になるのですが、これを組んだ当時、
「2コート塗装」というものに拘っていて、グリーン系のホワイトを下地に、
LEDミラージュで使った「半透明白」を吹いてこの色合いにしてます(ぉ。
画像でもうっすら緑ですが、実物はもう少し緑色が強めです。

…画像によって色合いが異なったりしてますが、
現物とほぼ同じ発色を得ようと試行錯誤して…
…結局上手くいってないわけですが。


そろそろ画像説明に行きましょうか。

1枚目と2枚目はバストアップ風味なのですが、
設定で「ジュノーンと全く同じ」とか言いつつも頭だけぢゃん、と(笑。

3枚目と4枚目は全体像なのですが、
右手のパイドルスピア(前回のラストジュノーンとは形状がかなり違う)の
関係で、全部納めようとすると…(汗。

ラストはいつもの大きさ比較です。
MMシリーズとしては最後期の作品になるのですが、
標準的な大きさではないかなと。

SAVシリーズになって以降、
ボークス製品の大きさも「公称1/100、実態1/72」に
なって来ましたので…まあ、カッコ良ければ全て良し、
…という事で。

今度は横長画像です。

まずは上半身を中心に全体像っぽく。
パイドルスピアの先端が切れてますが、
バランスとしてはこっちが良かったので。

正面に回って腰周り。

MHのエンジンは胸部下にセット(画像ですと色違いの部分)
されている事が多いのですが、それっぽく色違いにしていたり。

初期型ジュノーンは「純白の乙女」と評される事も多かったからか、
一連のエンゲージシリーズは「女性型」のデザインになってます。

「男性型(雄型)」デザインの例としてはLEDミラージュ、
アシュラ関係が入ると思いますが、
個人的に「ごっついのが好き」なので、連載も後に来ている訳で(苦笑。

(ちなみにFSSコーナーの初期配備10騎は『俺10選』的な基準で選んでます)

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…目線が…(滝汗。

これはこれでカッコイイので良し、と。

上半身アップを左、右それぞれから。

このアングルで見ると、
まるっきり初期型ジュノーンに見えますね…。

なお、MHのフェイスといえば「目」があるのですが、
レンズ(コンタクト)を嵌めているので、
外側から見えない、という仕様です。

そんなに目深なデザインではないのですが、
そのコンタクト部分すら、
割と簡単に隠れてしまいます(汗。

腕をつけて、あっさり本体は完成。

この後武器パーツを取り付けて撮影開始です。

…うん、シンプルさに感謝ですわ…(ぇ。

ちょっと時間を戻して撮影前のパーツ状態とか。

MMキットのいいところでもありますが、分解が簡単、
というのが存分に生かされているなと(笑。

他、頭部・足首・腰プレートはあっさり外せます。
…股関節はかなりガッチリ嵌っているのですが(汗。

裏側とか。

フレームにカウルが乗っかっているような印象を受けますが、
MHの主武装が剣である以上、ここに装甲は必要ない、
という事なんでしょうね…。

ただ、MHの脛後ろ部分はエネルギードレインの役割を
担っている事が多いらしいので、
外側には大きめのカバーが付いています。

LEDミラージュの場合ですと、
ヒールアップ時、カカトから伸びていたアイゼンが足裏側に収納され、
代わりにヒールがせり出してくるらしいのですが…。

このSR3は実際の所、どうなんだろうなと(汗。

更に下って足関係の画像を。

画集「ナイトフラグス」以降、ヒールアップのデザインが主流に
なってきた訳ですが、こういった甲高なデザインは、
「女性型」というのを強調する部分でもありますし、
己がフェチを認識しますね…(苦笑。

そんなこんなで右腕とパイドルスピアとか。

前回の「ラストジュノーン」で「傘付き」のデザインが出てきましたが、
こっちは収納形態?だからか、シンプルです。

劇中登場時、得物がどうだったか記憶が曖昧ですが、
今後使用する機会もあるでしょうから、もう暫く待ってみようかなと。

左腕及びシールド裏側とか。

シールドの付け根はボールジョイントですが、
このおかげで位置とかの調整がしやすかったり。



すぐ下の画像で右腕の画像も出てますが、
レール状のモールドが有るので、
状況によってラッチ位置がスライドするんじゃなかろうかと(ぉ。


ちなみに初期型とSR3との違いが激しいのは、
この腕と足周辺かなと。
(シルエットとしては同じ雰囲気ですが)

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ちょっと下がって今度は腰周りの画像とか。

腰周りの装甲プレートはMHによりまちまちなのですが、
シンプルですっきりとした形状でまとめてあります。


全然関係ないですが、画像毎に色合いが違って見えるのは、
…色々試していた結果だと思っていただければ。

ちなみに実物はもう少しはっきり淡い緑が出ているかと。

背面のアップ画像をいくつか。

元となるジュノーンは、MHデザインとしてはかなり古い部類に
入るわけですが、その「古さ」を象徴する部分が、
その肩装甲に如実に残っています。

最近のは本当に凸凹したデザインになってきていて、
逆にこういったシンプルな形状が新鮮に見えたり。


で、後頭部が背中側に伸びている関係上からか、
背中には装甲パーツがありませんね…。

そもそもが「王専用」ですので、
背面からドツかれる事を想定していない、って事かも。

右側面から2点。

シールドの関係上、こちら側からだと、
全身像が見やすかったり。

肩から肘に伸びるチューブですが、MM仕様を再現する為、
このキットではゴム製のパーツが付いてます。

…後にボークスもMM仕様を捨てる?格好になってきていて、
以後のキットではレジンで成型、そのまま固定、
…というのが主流になってきています。

09年からはプラキットのリリースも始まろうとしていますし、
可動仕様は今後そちらでフォローされるんだろうなと。

背面からも2点。

完成時期が比較的最近(といっても数年経ってますが)という事もあり、
肩付け根を中心とした歪みも殆ど無さそうに見えます(汗。

シールドもパイドルスピアもシンプルで軽量化されている事と、
肩関節は軸で受けているので、なで肩になる事も無いので(ぉ。

ただ、軸そのものはレジン棒と同じなので、
組む際には事前に2mm以上の軸を通しておくか、
あるいは軸そのものを真鍮・アルミ棒で置き換えておくか、
対策はしておいた方が無難かと。

側面図を2点。

「初期型ジュノーンと全く同じ」と言われているのですが、
ランドブースターとか付いてませんので…。

MHデザインには背面に何か付く、というのが殆ど無い
(先述の初期型ジュノーン以外だとLEDインフェルノナパームくらい)ので、
こういった形の方が馴染み深い、と言えばそれまでですが。

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終った…というか、MH過去作シリーズはもう1騎残っていますが、先週はイベントレポ更新、だったので。
MHに限らず、自分の作例は割と微妙な色合いのものが多いのですが、今回もその類だったなと。
…まあイメージ的には充分に伝わっているんじゃないかとは思うのですが(汗。

さて、ついにMH過去作シリーズも次の1騎がラストになる訳ですが…
まあ期待するほどのモノでもないので、期待しないでお待ちいただければと。

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                                                     (2009.08.08)

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