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■第21回 MH「ジュノーン(4100 Ver.)」(ボークスMMシリーズ) *画像転載厳禁

正面及び背面とか。

肩関節がボールジョイントである為、
どうしても右肩下がりになります(滝汗。

これからこのキットを組む、という人が居れば、
肩の関節は軸可動型に改造すべきかも。
(ばらす事をある程度考慮した方がいいので、軸打ちして固定、
…というのは出来るだけ避けた方が無難?)

MH配備数もかなり増えてきた感じですが、今回はこれ、

「ラストジュノーン」です。

本編では4話エピローグ、アトロポスの未来視編に登場するのみですが、
設定画が存在しない(!?)にも拘らず、こうしてキットが存在します。

「ジュノーン」というMHは物語におけるもう一方の主役でもあるのですが、
その外観デザインは登場時期により大きく変化していってます。
そもそもの発端は「エンゲージSR2」としてコーラスIII世が組みあげた
初期型(シルエット的にはエルガイムMk.I)、
ブーレイとの戦闘で大破したそれをソープ(天照)が改修したodk型、
…そして千年の時を経て目覚めたこの最終型が存在しています。
(第2部とかがあれば、きちんと登場するかもしれませんが)

天照によってLEDミラージュと同じエンジンを搭載されたジュノーンは、
設定上で唯一、LEDミラージュを倒せる可能性を持ったMHとなりましたが、
コーラスIII世の戦死と共に休眠、戦いを拒否してしまったファティマ、
クローソーと共に(2話終了時に)自らを封印してしまいました。

後にコーラスVI世となるラベル君によってジュノーンは眠りから覚め、
(話によるとクローソーは眠ったままらしい)
デルタベルンの最終決戦でアトロポスのパトラクシェと相打ちになる、
…のですが、形状的には全くの別物になってますね…。

で、最初のタイトルコール?で「ラスト〜」と付けてますが、
一応当方の積みキットの中にも「ジュノーン」があるので、
「(星団暦)4100年Ver.」という言い方をしています。
人によっては「エンゲージSR4」というケースも有るかもしれません(汗。

後に「ナイトフラグス」などで明らかになっていきますが、
ミラージュ騎士団のMH程ごちゃごちゃではないものの、
コーラス王朝のMH「エンゲージ」の系譜が明らかになり、
ジュノーンが封印されていてもアルルの駆るSR1、
マロリーが駆る事になるであろうMk2、
III世の娘であるセイレイが駆るSR3(父の名にちなんで「サード」)、
…とまあ、ややこしい事になってますね…。

さて、キットの内容についてなのですが、
ボークスお得意のMMバージョンでのリリースである為、
ポーズ付けとかで若干の自由度こそあるものの、
装備品の重量が結構あるので、立たせるのには十分な注意が必要かと。

本体部分は新規パーツなのですが、シールドとパイドルスピアは
初期型キットからの流用パーツなので、キッチリ持たせたい、
という場合には軸を打ち込んで固定しなければなりません…。

ちなみに今回の撮影に際しては、シールド裏側にプライマーのビンを
セットして、それっぽく立てかけてあります(苦笑。
ついでにパイドルスピア側にはトップコート用のフタをかまして、
保持しているように見せかけてます(汗。


…そろそろ画像説明にいきましょうか。
今回は1〜4枚目まで全部アップ画像な訳ですが、
…切り取り具合がそれぞれ違っていたりします(ぇぇぇ。

好みが分かれるやも知れませんが、
ジュノーン及びエンゲージの系列デザインには、MHの様式美記号?
とも言うべき「頭部の飾り」が両脇の耳?っぽいアンテナのみで、
MHらしくない部分もあるのですが、
…デザインが変遷するにつれ、慣れてきてしまいましたね…(ぇ。

ふぅ、何とかこれで21回目も終了、残る過去作MHもあと少しになってきましたね…。
といっても時期的にイベントが続く季節になりますので、次回はちょっと遅くなりそうですが。

次回更新は…まあ、「終ってみれば意味が分かる」というものなので、ヒントとかは無しです(ぇぇぇ。

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                                                   (2009.07.25)

何となく腰周り、という感じのショット。

…あれ、自分でも意図が見出せない…(脂汗。

左右の側面図とか。

シルエットこそ確かにジュノーンであることが分かりますが、
…ここまで変わるものなのかと(苦笑。

カッコイイから全然問題ないのですがっ。

先にも書きましたが、シールドはラッチを介して
左腕に装着されるのですが、旧ジュノーンと同じ形状だったので、
取り付けは諦めて脇に立てかける、という方法を採ってます。

(C)2009EDIT

(C)2009EDIT

(C)2009EDIT

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(C)2009EDIT

ラストはおなじみの大きさ比較です。

MMシリーズは大体が20cm前後の大きさなので、
一般的な大きさとも言えますが…

…シールドのせいか、割と大きめに見えますね…。

割といつもの上半身アップ。

…LEDと同じく、肩が小さめなので、
収まり方は割とスッキリしてます。

ラス前は横長画像で。

パイドルスピア込みだと、
…この辺が限界みたいです。

開梱状態とか。

このキット作例は割と新しい完成時期であるからか、
MMユニットはそこそこ健在だったらしく、
重たい得物さえなければ…(苦笑。

シールド裏面とか。

この辺はデザインの古さというか、
やや有機的な曲線が中心になってます。

…最近のは船の竜骨?みたいなのが基本形になっている感じなので(ぉ。

(C)2009EDIT

ついでですが、銛のマークの方はコーラス「王朝」のマークで、
…似て非なるマークが、同じくWW2ドイツ軍陸軍師団にあったり(ぉぉ。

(C)2009EDIT

今度はシールドの画像をいくつか。

天照の改修を受けて大幅なパワーを得たからか、
初期型のジュノーンより更に大きなシールドを装備してます。
元々後期型のキットからの流用品なので、
マーキングも「XXIII」(23=コーラスIII世)にしてあったり。

…ちなみにその上のマーク、
劇中ではコーラス王家のマーク(他にマイスナー、バランカ家)
なのですが、WW2のドイツ陸軍の師団マークでもあったり。

…暇な人は調べてみてはと(ぇ。

赤く塗ってあったらモロにLEDになってしまいますが、
コーラスの象徴とも言うべきMHですので、
国家色でもあるグリーンが塗られています。

「ミラージュ色」が顕著に出ているのが、
このふくらはぎ部分だと思いますが、
LEDと同じエンジンを搭載している以上、そうなるわなと。

足周辺の画像をいくつか。

ミラージュMHと違ってバラストアーマーはくるぶし部分のみですが、
ギザギザの縁取りが何となくミラージュっぽいですね。

ちょっと下がって膝とか。

察しの良い人はお分かりでしょうが、
膝パッドにあたる部分が、シュペルターのそれによく似ていて
(ちなみにカイエン・ハイアラキ仕様)、
ここもまた(以下同文。

腰周りのアップ。

形状こそ違いますが、股関節を保護する?プレート部分が、
LEDと同じスタイル(3枚)になってますね…。

この辺もやはり「天照の(以下略」かと。

ちょっと横にずれて、パイドルスピア部分とか。

2話終盤、アトキ戦の出陣前、修理(改装)なったジュノーンや
バッシュがパイドルスピアを携えて整列するシーンがありましたが、
結局実戦での描写はなく、
「パイドルスピアって、一体どんな使い方をする武器なのか」
…というのが未だに謎だったりします。

打突兵器としての槍(スピア)は、結構出てきていますが…。

(C)2009EDIT

背面ショットを2方向からアップで。

繰り返しになりますが、ジュノーンが出てきた頃は、
MHの基本様式が発展途上だった事もあり、
昔のレジンキットには背面装甲も無かった?ものがあるのですが、
この時期になると、設定画すらないのに相応のデザインが出来ていたりして、
…原型製作者側のセンスも向上しているんだなと。

(アニメと違って背面のデザイン画を起こす事が無い為、
キットメーカーにより解釈が異なります)

左側面、やや肩内側を覗く感じで。

この辺はレジンキットならではですが、
肩部分の外装は一体成型なので、
その(装甲の)厚みが良く表現されているかと。

(C)2009EDIT

右前方から2点。

「エンディングシーン」と呼称されたエピソード中では、
左にこのジュノーン、右にパトラクシェ、の配置だったので、
この方向からのショットも、割と違和感が無いです。

背面そのに。

初期のジュノーンが割と平坦な面構成だったのに対し、
形状・ディティール共により複雑化してます。

こういう部分こそが、「天照によって改装された」という記号そのもの、
…だと思うのですが。

(C)2009EDIT

ここで漸く全体像っぽい画像を出してみたり。

パイドルスピアの長さもあって、単純に全体像を撮ろうとすると、
下の様にちんまりしてしまうので、適当な所で切ってます。

…にしても、でかいシールドだなと。

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(C)2009EDIT

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ついでに撮っておいた肩装甲内側の図。

塗装順としては白→フレーム色なのですが、
…この部分のマスキングには難儀したよなと。

…だからこそ覚えているわけですが。