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■第13回 「MSZ-006 Zガンダム」(ボークス、2001年C3イベント品)

敵キャラばっかりのこのサイトでしたが、
ここへ来て味方キャラ連発になってきてますね…
というわけで13回目の連載はこれ、

「C3版 Zガンダム」です。
(先のPGとかと区別する為に「C3−Z」と呼んでます)

記憶がややいい加減ですが、
2001年にそれまでのJAF-CONから「C3」に移行する事に
なり、この年は「C3-PRE」として開催されました。

過去の連載でコメントしてますが、
販売を目的としたキャラものガレキ(要するにバンダイ系)は
B−CLUBの版権認証が必須となり、
好き勝手?な造形物を販売する事が出来なくなっていて、
このイベントでなら「俺の○○」が売れる、と
各ディーラー氏もかなり力を入れたキットを持ち込んでいたかと。

で、オマケ的な要素として、
ガンダム・エルガイム・ザブングルの3作品の中から、
人気1位のアイテムを1年間に限り一般販売する、
という事も有ってこのイベント自体はかなり盛り上がったような…。
(参考までですが、この時のガンダム部門1位がこのC3−Zで、
エルガイムはこのサイトにもあるMk−II、
ザブングルはウォーカーギャリアが獲得してます
この二つはMaxFactory製、後にR3シリーズでキットに…

ボークスに関してはそれまで設定重視のキットを出していた関係上からか、
このZを始めとして、やや設定を外したアレンジ作品を出してます。
(筆者はイベント当日に入手できなかったため、
後日の一般販売時に入手してます)

造形的には「シルエットだけならZ」という感じで、
オリジナル色が強い事もあり、
一般的なトリコロール配色だけではなく、
ボークス店頭でもZプラス風とか、結構色んなアレンジが
沢山あったので、ならばと自分はこういう配色にしたわけで。

簡単にコメントしておくと、
青部分→メタルグリーン、
白部分→メタルグリーン地に半透明ホワイトの重ね塗り(ぇ、
…というかなり実験的なことをやってます。
(ついでにコメントしておくと、この辺の実験結果が、
後にMHでエンゲージシリーズを塗る基礎になってます)

さて、いい加減画像コメントを。
1枚目:アップ風味、
2枚目:やや引いた感じで全体像、
3枚目:更に引いて全体像、

 …や、まあ、スケール表示は1/100なのですが、
 武器とかフライングアーマーがでかいので、
 一枚に収めようとするとこんなに小さくなってしまうので(汗。

オマケアイテムを2点追加しておきます。

この「Re−Gzカラー」再現にあたって、
塗装サンプルとして塗ったものです。

使っているのはGジェネシリーズの
「リガズィカスタム」(だったと思う)でして、
頭部差替えで2種類が再現できます。

まあ、この作例はあくまで「Z」ですので、
ガンダム頭の方で色合いをチェックしていたわけですが。

…むぅ、MS関連の過去作って、思っていたよりは多かったのね、…と今更ながら思います。
とにもかくにも、「Z」という作品が自分のガンプラ人生(!?)に与えた影響は大きかったんだなと。
そんな訳で次回は…過去作か既に作業が終わっているアレか…(汗。

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                                                  (2009.01.12)
                                     (オマケ画像を追加 2009.05.05)

ランチャー装着。
これだけでも充分過ぎるボリュームがあります。

メガランチャーより銃身は細めですが。

で、ランチャーを構えつつ、
「何だこのプレッシャーわっ!!」
…とかほざいてみるのも楽しいかと(ぇ。

…キャラ違いますけれど。

足回りの画像をいくつか。
足首とかはもろにMHデザインの影響を受けていて、
塗装もそれに準じる形でやってます。

それで、というわけではありませんが、
足の甲とかかと部分が、
フレームむき出しっぽいデザインになっているわけで。

他、膝部分の関節形状も、
あえてスカスカの形状にしていたりと、
…変なところに拘りを感じます。 <ホメ言葉




ものすごぉ〜くどうでもいいですが、
空中で踏ん張っている、ってのもどうか、
…というのは言わない方がいいのかなと(笑。

横方向からの画像をいくつか。
固定ポーズを生かして、ケレン味の効いた造形なのですが、
実質的にはパースモデルに近いので、
特定方向以外からですと、
マヌケに見えてしまうことも有ったり無かったり。

で、このオリジナル武装なんですが、
メガランチャーを意識しつつ、
洋弓?っぽいデザインになってますので、
そんなに違和感は無いですね…。

ラスト。オマケそのに。
恒例の大きさ比較ですが、
羽とか得物の関係で、
完成後の置き場に非常に困る一品です(苦笑。

実際、撮影後は再びばらされて、
某店舗からの撤収時と同じく、
パーツ毎にくるまれて、

…次なる展示を待つ事に…!? <たぶん無い

オマケそのいち。
左上に「C3-PRE コンペティション受賞作品」とか、
「期間限定商品」の書き文字があります。
(要するに受賞後の一般販売品な訳で)

…そういえばこの年は、
メカガレキ業界が最後のあだ花を咲かせた
年でもありますし…あの頃は凄かったなと(遠い目。

フライングアーマー装着。

取り付け角度がそれぞれ違うので、
仮組みするときは十分に注意すべきかも。

そしてこの後ランチャー部分の弓?
を取り付けて完成、という事になります。

左腕とスタビライザー。
フライングアーマーを支えるアームパーツが伸びています。

収納状態でならば、たぶん設定通りの形になる…
…かもしれません。

でもって両足が付いたところ。
腰部分にダボがあるので、
角度的にはバッチリ決まります。

…なので、思っているよりはばらし易いです。

胴体部分のアップ。
気付いた方もいるかもしれませんが、
オフィシャル系のZとは違って、
どちらかというと「カトキ版Z」に近い顔になってます。

…角度的に分かりづらいでしょうが。

まずはベースに胴体を付けたところ。
キット付属のものは5mmアルミ棒です。

…何か凄い寂しい感じですが。

さて、ギャグの後はそれなりに…。
という事で開梱・組み立て時の画像が続きます。

ディティールを見ていくには、
こちらの方が分かりやすそうですし(汗。

胴体部分の画像をいくつか。

見ての通りですが、腰周りが捻られています。
何故そうなるのかは、
実際に弓を構えるポーズを取ってみれば、
…分かるかも。

上面から2点。

プラモとか一般レベルのキットでは
再現不能なのですが、各関節が思い切り曲げてあったり、
左腕とかは少し伸びているんですよね…。

現在のMGキットでも、
「肘・膝関節のひねり・伸ばし」は再現できていないので、
こういうのは固定ポーズのキットならでは、と思います。
(干渉部分の角を削ってあったりしますので)

背面から。
「何だこの羽…」と思われるでしょうが、
よく見るとフライングアーマーが設定とは違う形で
ぱかんと開いているんですよね…。

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