有事法制に反対する君津地域市民連絡会
12.20「イラク派兵反対・有事法制反対」街頭宣伝行動
当日配布したビラ


   日にち : ’03年12月20日(土)
ところ : JR木更津駅頭
主催 :有事法制に反対する君津地域市民連絡会
 リポート : T.M.
当日の岳頭宣伝に使ったビラの表側です|内容は影側にテネベト化してあります|

(左のチラシのテキストです。)
自衛隊はイラクへ行くな!

    殺すな!殺されるな

 129日、小泉内閣は、派遣期間を1215日からの一年間とするイラク派兵基本計画を閣議決定しました。

私たちは、何の正当性もない米英の侵略戦争と占領を公然と支持・支援し、反占領の抵抗戦争が続いている戦場に自衛隊を送り込み、イラク民衆を敵に回して殺戮と破壊に加担することを決定した小泉政権を厳しく糾弾します。そして私たちはこの基本計画を実施させず、イラクに自衛隊を派兵させず、イラク復興支援特措法廃止まで闘うつもりです。

基本計画を発表した記者会見での小泉首相の発言はあまりにもひどいものでした。憲法9条にはまったく触れることなく、憲法前文の一部をつまみ食いし、それを自衛隊の海外派兵の根拠とするなど、誰もが詭弁としか受け取れない内容です。

小泉首相は「戦争に行くのではなく人道支援・復興支援に行くんだ」と強弁していますが、対戦車砲や機関銃で武装した自衛隊派兵は,米英によるイラク占領の一翼を担うことにほかならないのではないでしょうか。

 日本の外交官やその他の国の被害者のことは語っても、数多く殺され傷つけられたイラクの人々の被害については一言も触れないといった、あまりにも矛盾にみちた言葉ばかりでした。 

 基本計画が閣議決定されましたが、その実施を阻止する闘いはむしろこれからです。国民世論では、どの世論調査でも「派兵に反対」と「いま派兵することに反対」と合わせると、反対が7〜8割の多数派です。野党は基本計画にはっきり反対であり、公明党も陸自の派兵には慎重姿勢です。自民党の中でも慎重論は多くあります。短期決戦ですが、運動の盛り上がりによっては派兵を阻止することは可能です。

自衛隊を戦場に送るべきではないと思う人、自衛隊員が殺し殺されることを願わない人、米英のイラク攻撃・占領に反対する人、憲法9条をまもろうと思う人、日本の政治はおかしいと感じている人、このままでは世界中が戦争になってしまうと思う人、ぜひ、署名活動に協力してください!

自衛隊のイラク派兵を止めるために、ともに行動に立ち上がりましょう。

地域のみなさん、いっそう、平和のための行動を強めましょう。

私たちは自衛隊のイラク派兵に反対します!
  アメリカのイラク占領をやめさせるべきです!

               日本国憲法前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

教育基本法改悪反対全国集会

 ◎12月23日(火) 12:00〜 
場所:
日比谷公会堂(日比谷公園内 地下鉄霞ヶ関駅下車)

    呼びかけ:
小森陽一(東京大)、高橋哲哉(東京大)、三宅晶子(千葉大)他

 
当日配布ビラの裏面です|ババダッド在循の高鉱教師をしている人からのものです|「ツラハを刃略しないで」と題するe−mailです|内容省略します|