有事法制に反対する君津地域市民連絡会
「イラク派兵反対・有事法制反対」街頭宣伝行動
当日配布のチラシ


   日にち : ’04年1月31日(土)
ところ : JR木更津駅頭
呼びかけ :有事法制に反対する君津地域市民連絡会
リポート : T.M.さん
様事法制に反対する機密地域市民和絡会‖’04馬1月31日岳頭宣伝で配付したビラ|テネベトは下の欄を見て下さい|

このチラシのテキストは以下のとおりです。
     自衛隊はイラクへ行くな! 殺すな 殺されるな!


■ 今、日本は重大な歴史の岐路に立っています。戦地へ自衛隊を派遣することは戦後初めてのことであり、交戦権を放棄した憲法を真っ向から否定することです。再び戦争国家、侵略国家への道を転がり落ちていくのか、それともそれにストップをかけるのか。平和憲法を破るのか、それとも守るのかという岐路に立っています。

■石破防衛庁長官は26日夜、陸上自衛隊本隊に、イラク南部サマワへの派遣命令を出しました。陸自本隊の第1陣となる施設部隊は来月3日、海自の輸送艦・護衛艦は同20日ごろ、それぞれ出発する予定とされています。政府・与党は、イラク「派遣」についての国会承認案の可決を急ぎ、30日に衆院、参院でも2月6日までに承認採決を予定しているといわれています。

■イラク派兵は戦争に行くことです。小泉首相は「戦争に行くのではない」と言いますが、その舌の根も乾かぬうちに「正当防衛は武力行使ではない」「危険を恐れてどうする」、と「戦争の決意」を国民全体に迫っています。
 今イラクは「戦争」状態にあります。米軍は「イラクの自由」作戦と称する軍事作戦を展開しようとしています。そんな激戦の中での自衛隊派兵は、文字通り戦争をしに行くことです。日本は自衛隊派兵でイラク民衆全体を敵に回すことになるのです。

■小泉首相の対米追随と「突出」は異様です。米占領が「泥沼化」に沈み込み、米政権内にさえ撤退論が浮上しているまさにその時に派兵するというのです。米軍の占領支配は完全に破綻し迷走を繰り返しています。現に韓国、イタリア、スペイン、ポーランド等々、米の同盟国であるはずのこれらの国々で、撤退論・縮小論が急速に拡がってきています。こうした各国の動きに逆行する自衛隊派兵、しかも最新式の装甲車両、機関銃、無反動砲、対戦車ロケット等々、重装備をもっての派兵は、狂気の沙汰としか思えません。日本はどこまで泥沼にはまりこもうというのでしょう。
 戦争をするな!殺すな!殺されるな!――これが私たちのスローガンです。

■一体何のために自衛隊を送るのか、小泉首相は何も説明していません。「人道復興支援」は口実に過ぎません。そもそも米のイラク戦争は、何の正当性もない不法な戦争です。国連査察団による大量破壊兵器の調査終了を待たずに,国連安保理の承認もなく開始した戦争です。開戦の唯一の根拠であった大量破壊兵器は,未だに見つかっていません。今,アメリカのケイ前大量破壊兵器調査団長がイラクの大量破壊兵器の存在を否定する発言をしているように,ウソとでっち上げに基づいて戦争を開始したのです。

■小泉首相は,“大義名分”も国際法上の根拠も示さないまま,対イラク戦争支持の根拠であるはずの「大量破壊兵器」をいつの間にか「テロとの戦い」にすり替えてまで自衛隊派兵に道を開こうとしてしているのです。直接の軍事行動でなくても,占領軍に協力してどのような形であれ占領行政の一翼を担うことは,憲法9条で禁止されている交戦権の行使にあたるということは,従来政府も言ってきたことです。またもし石油資源の分け前を確保したいという本音があるとすれば,それこそ戦前の轍を踏む事になるし,憲法9条で禁止されていることです。

■28日の小泉首相と石破防衛庁長官の国会答弁で,イラクのサマワ市評議会の存在で間違った答弁の矛盾を指摘され,首相や長官の指導者としての責任が問われています。陸上自衛隊本体の派兵までの過程で,様々な矛盾が噴出してくるのは不可避です。

  さらに世論を盛り上げて派兵中止の闘いを作り上げねばなりません。
  私たちは「基本計画」の撤回,イラク特措法そのものの廃止を要求します。
  「緊急署名」にご協力下さい。多くの市民の声を結集し、この歴史的な闘いに勝利しましょう。
 平和憲法を反戦運動の力で守り抜きましょう。

私たちは自衛隊のイラク派兵に反対します!

アメリカのイラク占領をやめさせるべきです!


2月11日を考える集い

 ◎2月7日(土) 午後2時〜4時半  場所:木更津市民総合福祉会館3階講習室
 ◎講師 横堀正一さん(元・千葉県高教組委員長) 「今,イラク派兵・北朝鮮問題を考える。」
 ◎主催 平和・人権・教育と文化を考える会,千葉県高等学校教職員組合君津支部