STOP!有事法制 街頭宣伝行動(6/1 日)

主催:百万人署名運動ちば・いちはら連絡会

reported by:マリオン
 台風一過の日曜日,県内の連絡会2ヶ所で街頭署名行動が行われました。当連絡会は,今日は6人の行動となりました(千葉市内)。2時間の行動で,150筆弱の署名をいただくことが出来ました。
 今週末の,5日,6日にも法案の成立の強行が狙われているという切迫情勢の中で,有事法案の廃案を声を大にして訴え,署名をどんどんお願いしていきました。
 声をかけた人の反応を見ても,この有事法案は,まだまだ知らない人も多い。こんな状況の中で,成立を強行しようなどというのは許せないことだと思います。
 みんなの来るのが待ちきれなくて,私は一人で先に始めたら,30分で20筆弱の署名が集まりました。Mさんも早く到着したので別の場所でやっていたということです。
STOP!有事法制 国会前座り込み行動 (6/4 水)

呼びかけ:百万人署名運動 本部事務局

reported by:マリオン
 百万人署名運動は,今日も30人位の人が集まって,国会前の座り込みを行いました。国会前では,日本山妙法寺などいくつもの団体・グループが座り込みを行っていました。
 この日は,「医療観察法案」反対,労働法制反対・有事法制反対の座り込み・集会も行われていました。
 百万人署名運動のFAXニュースを見て今日も駆けつけた人がいて,新しい合流が生まれています。中学生(あるいは高校生か?)の団体が,この日も国会見学に入れ替わり訪れていて,「今,国会では,有事法制=戦争法が通されそうな大変な状況になっています。何が行われているのか,自分の目でよく見てきてくださいね。先生からもよく教えてもらってくださいね」と呼びかけが行われました。その彼らが乗ったバスの中から,何人もの子どもたちが手を振って応えてくれました。
 国会情勢は,明日にも特別委員会採決,6日に本会議採決が狙われているとのことです。最後の最後まであきらめずに,全力で闘っていきたいと思います。5,6日国会に結集したいと思います。5,6日国会前(参議院議員会館前歩道)への大結集が百万人署名運動・本部事務局から呼びかけられています。
辺見庸さん講演会に参加して

2003年6月4日(水)

@東京・御茶ノ水の中央大学駿河台記念館

reported by R.M.(千葉県連絡会)
 有事3法案が成立してしまいました。かくも無残に平和憲法が踏み荒らされた 光景を前に、めまいのする思いです。

 6月4日(水)、百万人署名運動の国会前座り込み行動に参加した後、『週刊金曜日』に案内の出ていた、辺見庸さんの講演会に行ってきました。
 主催は、「出版・メディア関係者の勉強&情報交換の場・みみの会」。場所は、東京・御茶ノ水の中央大学駿河台記念館。

 トレードマークの黒いキャップ姿で現れた辺見さん。会場は立ち見の人も大勢 いて大変な熱気でした。聴衆にはメディア関係者が多いということで、現在の マスメディアが社会に向き合う姿勢について、厳しい指摘が下されました。

 ●戦時中の報道管制のさなかで、「特攻隊」の取材にあたって苦悶、葛藤した当時の新聞記者の例を引きながら、翻って現在のメディアを見た時、果たして「言葉を奪われている」のは戦時中と今の、どっちなのか?

 ●確かに今は、「報道管制」はない。しかし、抵抗らしい抵抗もせず、時代の流れに身を任せ、自分の書いた記事に責任をとらない。それどころか、平和憲法のもとでは絶対に許すことのできない国のありよう、すなわち「戦争」を可能にする「国家意思」に世論を従わせる愚劣な役割を、メディアが担ってしまっている。

 ●このメディアの惨状は、記者たちが「メディア企業従業員」としての「ルーティーンワーク」のなかで感性を奪われてきた結果である。例えば、中国侵略戦争の中で行われた「人体実験」。これに関わった多くの医師や看護師などが何も語らなかったのは、ズバリ「覚えていない」から。すなわち、罪悪感を最初は感じていてもすぐに薄らいで、こういうことが「日常化」していった。
 今のメディアで起こっているのは、これと似たようなことではないのか。

 このようにメディアをメッタ斬りにした、その返す刀で、今度は一人ひとりの市民の生きる姿勢を俎上に載せます。

 ●責任を持つべき一つの「個体」が何をなしえたのか。「11ケタ」の住基コードを役所に突っ返した市民がどれだけいるのか。学園祭で「創氏改名は朝鮮人からの要望」などと暴言を吐いた麻生太郎に抗議した東大生が一人でもいるのか。反戦にしろ反住基ネットにしろ、「団体としての運動」はなるほどあるが、それぞれが「個体」に立ち返ったとき、果たしてどうなのか。

 「抗暴」(反動的暴力に抵抗し反撃する)を呼びかける辺見さんですが、それは決して難しいことではなく、現下の情勢を目の当たりにして、きちんとそれに対抗する言葉や思想を紡いでいくことが大切だと、辺見さんは強調 していました。

 6月6日、許しがたいことに有事3法が成立してしまいました。だからといってあきらめたり、挫折したりすることはできません。辺見さんの問題提起も大いに参考にしつつ、さらに強まることが予想される「戦争国家づくり」の動きに対し、粘り強く闘っていかなければならないと思います。
STOP!有事法制 国会前座り込み行動 (6/5 木)

呼びかけ:百万人署名運動 本部事務局

reported by:マリオン
 この日,参議院特別委員会において小泉首相が出席し総括質疑の後,午後6時過ぎ委員会採決が強行され、与党三党と民主党,自由党の賛成多数で可決していきました。これに反対して,百万人署名運動は,終日国会前での行動を行いました。宗教者や,労働組合,市民団体の方々もたくさんの人々が駆けつけてきて,一日中反対の声があがっていました。昼には,宗教者や市民団体による反対集会も開催されました。夜には,来週中にも衆議院法務委員会で共謀罪のが審議される予定と言われていますが,この共謀罪新設と有事法制に反対して国会デモも行われました。今日は,歩道を参議院会館前から衆議院会館の方まで,たくさんの人が結集していました。今日も飛び入りで座り込みに参加する人が複数いました。
 6日には参議院本会議で可決・成立が狙われています。6日もたくさんの人が結集して,民衆の反対の意思を政府・与党に示していくことが重要だと思います。ここでの闘いが,今後の有事法制の発動を阻んでいく力になっていくものと思います。
 また,この日夕方5時から,千葉市内で参議院での採決に反対して緊急の街頭行動を行いました。4名が参加し,マイクでのアピール,ビラ配り,署名集めをやりました。署名は,60筆あまりいただくことが出来ました。
 当日の写真はこちらです
有事法案「強行採決」厳重抗議!!
6.7船橋駅頭リレートーク&パレード

2003年6月7日(土)

@JR船橋駅北口

呼びかけ:STOP!有事法制船橋連絡会
有事法制反対船橋センター
船橋・憲法を生かす会
とめよう戦争への道!百万人署名運動京葉連絡会
日本共産党船橋市議団
市民社会ネット船橋市議団


reported by 管理人
 船橋駅頭は土曜の休みで、親子や二人連れなどの行き来でにぎあうなか、この集会に駆けつけた人々が次々とマイクを握り、あるいはビラを配るなど約1時間ほどのリレートークなど街頭宣伝を行った。 発言した人々からは、日本が再び国家主義と戦争ができる国への道を歩もうとしていることに深い悲しみと憤りが発せられた。 このあと、船橋市役所へ向けて80名強の人たちがパレードを行った。 道行く人々から十分注意を引くことができた。 途中、「有事法制反対」と書いたメッセージ・ボードを持った女性が正面から歩いてきてエールを交換した。
  • 「日本を攻撃する国などないと言っておきながら、アメリカのしかける戦争に国民を動員するのか」
  • 「軍隊は国民を守らない」
  • 「北朝鮮問題は話し合いでしか解決できない」
  • 「有事法案に反対するのは悲惨な体験を経験したからだ」
  • 「国会議員90%賛成したからといって、国民が90%賛成していない」
  • 「愛国心は5、4、3、2、1で評価するものなのか」
  • 「国や郷土に誇りをもてるようにするには、持ってもらう側で努力をしなければ」(人に愛して貰うには先ず自分が変わらなければその愛が獲得できますか?)
  • 「アメリカはイラクで今回も劣化ウラン弾500トンを使った。放射能障害は長期間残る。広島の原爆の数万倍の放射能障害が残リ続ける。」
  • 「アジアで2000万人も殺しておいて、再び殺す側に回っていいのか」
 ・・・・・などなど、政府・与党・民主党へ厳しい抗議・追及が行われた。 そして、抗議・追求ばかりでなく、「「国民保護法」(「国家総動員法」)、「米軍支援法」、「イラク派兵」、「教育基本法改悪」、「有事法の発動」などを厳しく監視し、これを阻止して行こう。立ち止まって入られない。ますます意気軒昂で闘い抜こう」と、前向きで力強い発言を行っていたことも報告しなければならない。
当日の写真リポートはこちらです。
千葉県連絡会定例合同街宣結果

2003年6月8日(日)

@千葉市富士見町

reported by Y.F.
 本日の成果は177筆! 6.10のビラも300枚以上を全部まきました。
 参加者は7人でした。
 署名数は6月8日現在、ちば・いちはら=20,866筆(目標に対し+866筆)、
県全体=28,107筆(目標にあと1,893筆、達成率=93.7%)です。
当日の写真リポートはこちらです。
STOP!有事法制 6・10大集会

2003年6月10日(火)

主催:STOP!有事法制6・10大集会実行委員会

@日比谷公園 野外大外音楽堂

reported by マリオン
 6月10日,陸海空港湾労組20団体,平和をつくり出す宗教者ネットなどの呼びかけによる「STOP!有事法制 大集会」5千人を超える結集で行われました。
 有事法の採決強行に抗議し,今後も「戦争をする国づくり」に反対する運動を,いっそう強めようと決意する集会となりました。
戦争ともなれば真っ先に動員されることになる,海員組合,建交労,日赤の看護師,全建総連などの職場からの決意表明では,有事法制の発動を許さないためにたたかう,業務従事命令には拒否をしてたたかうといったことが,口々に語られていました。
 そして,これからの運動の方向性が示されたかと思います。
 有事法制関連3法案の廃止をあくまでも要求し続けながら,有事法制の発動を許さない,戦争をするためのさらなる法整備を許さない,戦争への協力を断じて拒否するために闘おうと宣言が行われました。。
  有事体制下でも闘っていく腹を固めている陸海空港湾20労組の方々を支え,共に闘っていきたいと思います。闘う陣形を大きくし,戦争への道を止めるために尽力したいと思います。


当日の写真リポートはこちらです。
6.24 イラク派兵法反対の国会行動

2003年6月24日(火)

呼びかけ:とめよう戦争への道!百万人署名運動 本部事務局

reported by:マリオン
V‥RTツラハ派兵法反対国会双行動’国会への向けて反対の呼掛けを行っています| 自衛隊をイラクに派遣する「イラク復興支援特別措置法案」が国会に提出されました。6月24日(火) 衆院本会議でそれの趣旨説明と質疑が行われ,特別委委員会が設置され審議入りしました。

 自衛隊のイラク派遣は,自衛隊が米軍と一体になってイラクの人々に銃を向けていくことです。有事法制の発動に直結する大変な踏み込みです。自民党は民主党との修正協議に入りたいと表明し,民主党も「妥協できるとなれば協議に入る」という姿勢です。再度のごまかしを絶対に許すわけにはいきません。

 6月24日から百万人署名運動は再び国会前に座り込みを始めました。小雨のぱらつく中,この日は24名の人々が国会前に駆けつけてきました。ビラを配付し,国会前を通る人々や国会議員・秘書などにアピールし,署名集めを行いました。署名は,そんなに多くはありませんでしたが,ビラは議員の人も含め受け取りもよくはけていきました。
V月RT日国会双行動’国会双の通りを歩いている小学生にも呼びかけています|
 議員だけに任せとくわけにはいきません。全国から反対の声を大きく国会に寄せ,今度こそ本当に廃案に追い込まなければいけないと思います。この日院内集会では,色々な市民団体の人たちが集まっていましたが,国会前の座り込みは私たちだけでした。国会前を埋め尽くすような,結集が必要だと思います。地元でも,街頭行動を強めていきたいと思います。
V月RT日国会双行動‖ツラハ派兵法反対の署名を貰っています|

有事法制反対! イラク占領反対!
世界の戦争に反対する仲間たちと!


  <6月の行動の記録 >