三次元造形機(3Dプリンター)で樹脂試作!
井場設計事務所 3D機械設計・樹脂(プラスチック)試作・樹脂加工・特許出願図面
現在、造形機は、多くの種類・材料が有ります。試作の目的に合わせて造形方法や材料を選択するべきと考えます。弊社ではその選択からご協力させて頂きます。
【試作の目的】
оデザイン意図の確認
оデモ用モデルの作製
о設計上の問題点の早期発見
о機能の確認と問題のあぶり出し
о手に持った感触の確認
о組立て性のチェック
о強度の確認
о鋳造及びモールド用モデルの作製
●発明に試作は必須のページもご覧下さい。
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【造形機の種類と特徴】
《インクジェット方式》
◎原理
液状化した材料をインクジェットプリンターのように噴射し、ローラーで均らしながら紫外線で硬化、積層する。
◎特徴
ⅰ高精度な造形物が得られる
ⅱ滑らかな表面の造形物になる
ⅲサポートの除去が比較的簡単
ⅳアクリル系の材料で、他の材料に似せた性質のものがあるが、やや劣る
《熱溶解積層方式 FDM方式》
◎原理
熱可塑性樹脂を高温で溶かし、ソフトクリームのようにノズルから噴射してテーブルに積層する。
◎特徴
ⅰABS樹脂など(一部では、ポリカーボ・ポリプロピレン)で造形するため、実物に 近い検証が可能
ⅱ精度や表面の仕上がりが比較的粗い
ⅲサポートの除去が必要
ⅳ造形機は、個人で購入可能な低価格のものから高機能なものまで幅広くある
《光造形方式 STL方式》
◎原理
液体樹脂(光硬化性樹脂)にレーザーを照射して硬化させる。ステージを下げて、積層させて行く
◎特徴
ⅰ精度が高く、細かい造形が可能である
ⅱサポートの除去が必要
ⅲ機械は高価なものが多い
ⅳ材料はエポキシ系・アクリル系で強度などは余り望めない
《粉末焼結方式 SLS方式》
◎原理
ステージ上の粉末材料にレーザー光を照射して焼結させる。ステージを下げるを繰り返し積層する
◎特徴
ⅰナイロン、エラストマー、ポリプロピレンなど耐久性のある材料で造形
ⅱ滑らかでつるつるした表面は得られない
ⅲサポートは不要
創を育みリアルへ
アイデアを練って熟成し実現する。
そんな願いをサポートいたします。