”高い代償・・・。シーバス編”の巻(4/22、23)
久々にゆっくり出来る週末。土日と連チャンで釣りに行ってしまった (^-^;)
土曜日は”千鳥港”に行き波止からのキャストを繰り返すもバイト無し。
同行したT氏によると、日の出前の光が差し込む前でなければ釣れた事が無いとのこと。
「早よ言わんかいな。」 ← いがり
心の中でつぶやきながら寝坊したことを人のせいにするいがりでありました。
その後、河口に移動するも潮も止まってお日様も高々と上がり、この日はボーズに終わってしまい
ました。
明けて日曜日。目覚ましに叩き起こされるも布団から出るのがツライ。
「今日は止めようかな・・・。」
でも昨日のボーズが悔しくて布団から這い出す。
AM5:00ポイント到着。場所はいつもの千種川の旧大橋上流。
キャスト開始後30分程してT氏到着。挨拶をするとさっさと上流へと向かいだした。
「お、今日は気合い入っとんな。」
いがりは実績のあるハーモニーホール前のシャローで粘るが1バイトも無い。
「まずい、このままでは2タコや・・・。」
気ばかりがはやりロッドを持つ手もリキミがち。おまけに向かい風のせいでよけいに力が入る。
その時、”パチン!”と音がしたかと思うと買ったばかりの”シーバック”がショックリーダーもろとも
飛んでいってしもたぁ〜 (T0T;) 高かったのにぃ〜。
みなさん、ノットの練習は積まねばなりませんよってテメェやろ!
2時間程経過した頃、上流で釣っていたT氏が降りてきた。
「どない?」
「55が1本やけど3回ほどバイトあったで。」 ← T氏
それを聞いちゃじっとしてられない。すぐさま上流へ向かう。ここは川幅が一番狭くなっている所で
流れも速く川底の地形から流れに寄れが入っている所だ。底も浅い所があるので藻がからみつく。
ドシャロー系のルアーをセットしたその3投目、ロッドに重みが!
「お!」
すかさず合わせると走る!
「来た!!」
待ちこがれていた感触に頬が緩む。足場が岩場なのでオットットと踊りながら (^-^) 寄せる。
上がってきたのはジャスト60cmのハネ君でした。
足場が悪かったんでぶら下げたまま撮りました。
下顎にフックが掛かってたんでランディングの恐いこと!
ヒットルアーはTDのショアラインシャイナー(イワシ)でした。
T氏の釣った55cm同様、ヒルは付いていませんでした。
だいぶ活性が上がってきた証拠かな?
気を良くし、投げまくるものの藻ばりが掛かる。と、”グッ!”と竿先が重くなり”ガツン!”と合わせ!
「ん?動かん?」
そう、地球を釣ってしまったのです。必死の抵抗を試みるもあえなくラインブレイクでロスト。
「あちゃぁ、2個目やぁ (T0T;) 」
それからはロストが恐くて竿を真っ直ぐに立ててリトリーブするもまたも地球を釣ってしまう。
そんでもってまたもロスト!
「もうイヤ!!」
さっさと抵抗のまったく無いラインを巻き取るとガックリ肩を落としエントリー地点に戻る。
T氏も結局その1匹だけで納竿しました。
土手に上がってタックルを片づけていると釣具屋兼漁師のオイチャンが声を掛けてきた。
話を聞くと網でもハネは獲れなくなったとの事。3月までは大漁だったそうで今捕れるのはボラか
ニゴッチ、おまけに海苔の繁殖で網が使えないとの事でした。
「これからは海やな。」
という訳で次週からは本格的に海で狙う事になりそうです。
「秋になったら帰って来るからな!」
川面に二人で叫んでその場を後にしました。