”風にもまけず・・・。シーバス編”の巻（５／６）

ＧＷもあと２日となってしまい、このままでは済まさんとばかりにポイントへ向かいました。

場所はいつもの旧大橋上流で尾崎側からのエントリーです。

時刻はAM4:00、川上から吹く風で川面が波だっている。キャストは難しいがコンディション的には

悪くなさそうです。潮はAM6:00に干潮を迎える下げ７分というところでしょうか。

入水すると夏用のウェダーに衣替えしたせいか冷たく感じる。

「こりゃ長期戦はツラソうやな。」

まずは橋の街灯に照らされた川面に向かってキャスト開始。案の定向かい風に煽られて飛距離が

伸びない。

「どないや？」　←　Ｔ氏

「今来たとこ。」　←　いがり

Ｔ氏と共に上流部へ向かいキャストを繰り返す。１バイトも無いのでとっておきのポイントで粘ること

にした。昨日Ｔ氏が６３cmを上げたパチンコ銀座前を対岸から攻める。

ドシャローのせいで水面まで伸びた藻がからみついて魚を釣りに来たのか藻を掃除しに来たのか

わからない。次々にドシャロー系のルアーをチェンジしマシンガンキャストを繰り返すが向かい風が

強くなってきて伸びない飛距離とからみ付く藻のせいでイライラがつのって来るばかりだった。

と、竿先にやっと生命感のある反応が！

「お！来た！！」

ググッと走られロッドを煽った瞬間、フッと軽くなってしまった！

「あちゃぁ〜！もったいなぁ〜！！」

でも、やっと巡って来た魚の感触に萎えかけていた気持ちが俄然高ぶってきた！！

「よっしゃ！魚はおるど！！」

マシンガンキャスト＆絡み付いた藻の掃除を繰り返していると再びバイト！！

「今度こそ！！」

ロッドが絞り込まれ魚が走る！やっぱこれやねぇ〜。この引きが楽しいから辛い早起きもガマンでき

るっちゅうもんよ！慎重に寄せ無事ランディング成功。上がってきたのは魚体が黒くキズだらけの

典型的な川シーバス君でありました。

ヒットルアーはTDｼｮｱﾗｲﾝｼｬｲﾅｰHDF（ｲﾜｼ）です。 細身で飛距離が出るうえにドシャローで引けるの でこのポイントでは定番です。このサイズがここで のアベレージサイズみたいです。

その後１時間程粘ったんですが何の反応も無くなり、風も強くなってきたのでポイントを移動すること

にしました。向かったのは千種川河口部の石波止に囲われたサーフ。足場が悪いので今までは敬遠

していたんですが前から目を付けていたこともあり行ってみました。

足下に注意しながら慎重にエントリーしキャストしながら沖へ向かう。すると足下までリトリーブして来

たルアーに”ゴツッ！”と反応が！あっ！と思うとセイゴクラスが引き返して行きます。

「おるおる！！」

すかさずマシンガンキャスト開始！するとＴ氏にヒット！ロッドが大きく曲がっている！

「でかいど！！」

この日初めての魚にファイトを楽しむＴ氏。と、魚に背中側に回られたＴ氏のロッドがスポーン！と

真っ直ぐになってしまった！

「わちゃぁ〜！バラシてもうたぁ〜！！」

その後も数回バイトがあったものの乗らず、潮が上げてきて帰れなくなりそうだったので納竿しまし

た。サイズアップはならなかったものの貴重な１匹をゲットでき満足でした (^o^)