”禁断のルアー。シーバス編”の巻（７／１）

AM３:３0ポイントである千種川河口の千鳥ｹ浜湾内に到着。いつも早いＴ氏は珍しく来ていません。

潮は下げ９分、天候は曇りで微風の為少し波立っています。

まずはアピール系のルアーをセットし岸際に沿ってキャスト開始。２〜３投しては前進しｳｪｰﾃﾞｨﾝｸﾞ

ポイントへ向かいます。

スタート地点から３０ｍも行ったころ、キャスト後リトリーブを開始した直後に”ググッ！”という

バイトが！”ガツン！”と会わせると”ピョーン！”とジャンプ！

「軽いなぁ。」

一人ごちながら寄せます。しかし暗い海面を何度もエラ洗いとジャンプを繰り返すそやつは元気で

あります。

一気に抜こうかとも思ったんですが、おニューのロッド（ライトロッドを新調したのです）を折る訳には

いかないのでショックリーダーを掴んで引っこ抜きました。

上がってきたのは４４ｃｍの居着き君でした。

ヒットルアーはﾊﾞｯｹﾝﾐﾉｰ（ﾁｬｰﾄﾊﾞｯｸ）。 痩せてた割に元気一杯でニューロッドでの記念すべ き１匹目です。

リリース後、キャストしながらｳｪｰﾃﾞｨﾝｸﾞポイント到着。Ｔ氏はまだ来ません。（すでに４：３０）

満潮になってしまうと入りにくいのでさっさとエントリー。ルアーを取っ替えひっかえしながら沖へ移

動。するとやっとＴ氏到着。

「遅いやん！」

「寝過ごした・・・。」　←　ちょっとお疲れ気味のＴ氏

何の反応も無いので石積みに沿って更に沖へ移動。普段は湾の内側しか攻めないのですが、より

潮通しの良さそうな所を求めて外洋側へキャストします。

水深がありそうなのでフローティングではどうかなぁ、と迷っていると先にキャストしていたＴ氏に

ヒット！

「ワヒャヒャヒャ！！」　←　高笑いのＴ氏

ここんとこダツとばかり遊んでいたＴ氏にとって久々のシーバスです。

「サイズは？ルアーは？」　←　矢継ぎ早の質問攻撃（笑）

「（水面）直下！５３！」　←　興奮で舌がもつれるＴ氏

よっしゃフローティングや！とキャストするも反応無し。しゃぁない、底引くか。とﾊﾞｲﾌﾞﾚｰｼｮﾝをセット

しマシンガンキャスト。しかぁ〜し！それでも反応無し。

こうなりゃ最後の手段や！取り出したのはCultivaアックスヘッドとグラスミノー。そうワームです。

これだけは使いたくなかったんですが目の前でＴ氏にGoodサイズを上げられた僕は禁断のルアーを

使うことにしました。

すると２投目！”ググッ！”とロッドに重みが！！

「お！来た！！」

そやつはドハデなエラ洗いとジャンプを何度も繰り返しながら必死の抵抗を見せます。

「ドッヒャッヒャッヒャッ！！」　←　あまりの楽しさに発狂寸前のいがり

今度は抜き上げられるサイズじゃなかったんでリーダーを掴んで引き寄せ、ハンドランディング。

上がってきたのは５３ｃｍ（Ｔ氏に並んだぜ！）の居着き君でした。

ついにワームを使ってしまいました。 ヒットルアーはエコギアグラスミノー（パール）。

足場が悪いのでドキドキしながら移動を繰り返し、キャストを繰り返すも反応無し。潮が満ちてきたの

で湾内に向かってキャストを再開しながらエントリー地点へ向かいます。

すると、またもＴ氏にヒット！またも居着きの５１ｃｍでした。（トータルサイズで逆転されてしまった）

その後、いがりのルアーには何の反応も無く沖で粘っていたＴ氏にはスレ掛かりの４９ｃｍがヒット。

これで完敗であります。ここんとこシーバスに見放されていたＴ氏でしたが久々にスイッチが入った

ごとく釣りまくりの１日でした。