”待ち人現る。シーバス編”の巻（７／２８）

久々のオールナイトです。場所は先週Ｔ氏が爆釣したという坂越港。

天候は曇り時々小雨で、潮は上げ９分といったところでした。南東からの風が吹き波立っています。

アピール系が良いだろうと思いバッケンミノー（キスカラー）をセットしてキャスト開始、PM９：００

スタートです。

まずは居着きのヤツから釣ってやろうと思い岸際を引きますが反応がありません。

「夜は長いんや。」

と自分に言い聞かせ、早く釣りたい衝動を押さえます。でも気付くと早くなってるﾘﾄﾘｰﾌﾞｽﾋﾟｰﾄﾞ・・・。

キャスト開始から30分、ﾁｪﾝｼﾞしていたｱｲﾙﾏｸﾞﾈｯﾄS（イワシ）にヒット！

「お！来た！！」

暗いので魚体は確認出来ませんが、さほど大きくはなさそうです。一気にゴボウ抜きすると足下に

”ビタンッ！”てな感じで魚が転がりました。と、同時にフックが外れコロコロ転がった魚は水の中

へ・・・。せめて大きさだけでも測りたかったぁ。

その後何の反応も無く波が高くなってきてヤバそうな雰囲気に。風裏を求めてアース製薬前の

湾に移動。しかし生憎の潮止まりで反応無し。

今度はﾎﾃﾙｼｯﾌﾟｼﾝﾌｫﾆｰ横の港に移動。シーバスがダメならメバルでも！と気合いを入れ直した

んですが水面をキラキラと彩るのは小魚と夜光虫ばかり。

すっかり意気消沈しながら再挑戦とばかり最初のポイントに戻りました。

キャストを再開して数投目！”ココッ！”とロッドに元気の良いバイト！逃してなるかと一気に抜き

上げたのは３２cmのセイゴ君でした。

久々の嬉しい１匹です。 ﾋｯﾄﾙｱｰはﾀﾞｰｳｨﾝのフィンチ。先のお江戸出張 で手に入れたﾙｱｰです。

余韻に浸りながら一服していると「おぉ〜い！」と聞き慣れた声がします。”ｵｰﾙﾅｲﾄはしんどいから

やらん”が口癖（？）のＴ氏がやってきました。時刻はAM１：50分。これやったらｵｰﾙﾅｲﾄと変わら

へんやん！なんでも先週も２時からロッド振ってたそうです。いつ寝とんやろ？

「どないや？」

「セイゴが１匹。」

「今日は明方が下げ（潮）やからなぁ。ここは上げの方がエエんとちゃうか？」

なんて会話を交わしながらキャスト再開。するとバイトが！

「セイゴや。」

もうゴボウ抜きモードで声を掛け一気に抜き上げます。上がってきたのは２５ｃｍのセイゴ君でした。

ﾋｯﾄﾙｱｰはｳｪｲﾋﾞｰ（ｺﾉｼﾛ）でした。やっぱ夜は ｱﾋﾟｰﾙ系が良いんやね。 ﾊﾟｰﾙ系のﾙｱｰ作らなくっちゃ (^_^)

その後暫くアタリも遠のき空がうっすらと明るくなってきました。Ｔ氏と離れた所でキャストしていたん

ですが反応が無いので寄っていくと、

「群が来たで！！今、３本連続やったんや！45位のが来た、早よ投げェ！！」

その言葉を最後まで聞いてるはずもありません。すかさずマシンガンキャストです。

２投目にまず１匹、さらに数投目にもう１匹追加！サイズはどちらもセイゴクラスながらせめて数

だけでも、とひたすらキャスト！・・・しかし残念ながらまたも群を捕らえきれませんでした。

「おまえちゅうヤツはホンマタイミングの悪いやっちゃのう。」　←　哀れみの表情を浮かべるＴ氏

「・・・・。」　←　泣きたい気持ちになるいがり

天を仰げば雲のスキマから御来光。時刻は６：００になろうとしていました。

「明るなったら根魚や！」

Ｔ氏がライトタックルを積んでいない事を知ってるいがりは根魚でリベンジを狙います。

先週１０ｃｍのカサゴが上がったゴロタへ引っ張って行きイソイソとｳﾙﾄﾗﾗｲﾄのロッドにｿﾌﾄﾙｱｰを

セットしてキャストます。すると２投目！”プルプルッ！”とロッドにバイトが！根に潜られてはたまらな

いのでロッドを頭上高く上げ抜き上げます。上がってきたのは１３ｃｍのカサゴ君でした。

その後１バラシがあったのみでめぼしい岩がなくなり、頭もボーッとしてきたので納竿しました。

Ｔ氏も離れた波止でセイゴを１匹追加し、ゴロタでシーバス用にセットしていたｸﾞﾗｽﾐﾉｰMを根掛かり

させてロスト。「もういや！」と一吠えして納竿です。

さぁーて、明日はどこを攻めようかいな？夏休み第一弾中なのです。