”珍客現る。シーバス編”の巻(9/9)

昨夜の宴会で半分二日酔いの頭を抱えてポイント到着。場所は先週T氏とすぇさんがオイシイ思い

をしたという御崎と唐船の間にある石積み波止。ところが先行してると思ってたT氏やすぇさんの

車が無い。時刻はAM4:00でした。

「おりゃ?確かここでエエはずなんやけど?」

しばらく待ってみますが、近づいてくる車はありません。いがりは始めての場所だけに暗いうち

から動くのは気持ち悪かったので坂越トンネル前の港に移動。

天候は曇り時々雨で満潮前、風のせいで適度なウネリもあって雰囲気はバッチリでした。

ところが港の正面に浮かぶ発砲スチロールの”ブイ”。そうです、漁師のオジサマが網を張って

いたのでした。途端に消し飛ぶ闘争心。1時間程探りを入れ、反応が無い事もあってまたも移動。

朝イチの場所に帰ってみると車が2台。

「なんや、やっぱココでエエんかいな!」

すると、波止の向こうから聞こえるキャスト音。明らかにすぇさんのキャスト音です。

慌てて覗くとフルパワーキャストをしながらさっさと消えゆく後ろ姿。慌ててタックルをセットし波止を降りて

追いかけます。

「どないです?」

「さっぱり。」 

波止を曲がると目当ての石積みが見えてきました。目を凝らすと先端部に人影が。そう、T氏です。

「どない?」

「1匹きた。その先に入って際狙ろたらくるで。釣れよ!」

ここんとこシーバスをキャッチしていないいがりにオイシイところを空けててくれてました。

ところが、先週は下げ潮で先端近くまでウェーディングできたそうなんですが潮が高く波もあるため

”オットット”状態になってしまいオイシイ所まで行けません。

それでも必死に際を狙ってキャストしますが向い風も相まってシーバスからのコンタクトを取ること

は出来ませんでした。

波にもまれながらのキャストをあきらめ石積みに上がってホッと一息。

場所を変わったすぇさんにヒット!ところがコイツをバラシ(泣)数投後またもヒット!しかぁ〜し!

またもやコイツもバラシ(大泣)バイブレーションはヒットもするけどバレ易いんすかね。

ここはアカンな、と帰りがけにキャストしたいがりのバイブレーションにヒィ〜ット!しかぁ〜し!同じく

こっちもバラシ(泣)

それでも魚に好かれてるT氏はここでも1匹ゲット!ホントにボーズ知らずのT氏です。

いつもの河口に入ろうかとも話し合ったんですが、気分を変えて川で投げてみよう!という事に

なり千種川のパチンコ銀座前に移動。春以降実績は十分なんですがココントコは不調との事。

とりあえずキャストを開始しますが、やっぱり反応はありません。

と、T氏が両手を広げながら何か叫んでます。まさか、あげな大物が上がったんか?

「ダツや、ダツ!」

ヒットしたのは何とダツ!このポイントは気水域なんで思わぬヒットです。

「メジャー、メジャー!」

あんたメジャーも持たんと投げとったんかいな。あれ?オイラも持って出てないわ (^.^;...

すぇさんにメジャーを借り測ってみると82cm!でもダツの場合”デカイッ!”ちゅうより”長い!”

やね(笑)

それから始まるバイトラッシュ!投げれど投げれど愛想の無いシーバス君狙いがいつのまにやら

ダツ狙いに変わってました。

しかし、ダツっちゅうやつは何とフッキングさせにくいやっちゃ!ルアーをくわえても細長い口のせ

いで合わせると”ピョンッ!”と跳ねると同時にルアーも”ピョンッ!”と外れてしまう。

すぇさんも続きます。これで魚をキャッチしていないのはいがり一人になってしまった(泣)

と、やっといがりもフッキングできました \(^o^)/ 

シーバスとは違うダツの引きを楽しみながらもバラすわけにはイカン!とばかりに一気に抜き上

げます。久かたぶりにキャッチできた魚の顔を見下ろしちょっぴり気分が良くなりながらも

「これがシーバスやったらなぁ・・・。あ、カメラ車に忘れてきた。まぁ、エエかぁ。」

という訳で今回は写真は無し。ダツ君の無愛想な顔なんてみんなも見たくないっしょ?

結局無数のバイトにも関わらずキャッチできたのは仲良く1匹づつ。シーバスからのコンタクトは

1度も無いまま納竿しました。

明日は嫁さん孝行せにゃならんし、また1週間のストレス貯金生活です・・・。

 

 

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