”あなたのお名前なんてぇの？シーバス編”の巻（１０／８）

昨日フックが刺さった親指がうずきます。しかぁ〜し！シーバスちゃんに出会う為ならへっちゃら

なのさ！（ホントは痛い）

AM5:00ポイント到着、場所は昨日と同じ坂越港アース製薬前です。夜明け時分が満潮となるので

このポイントでは良いコンディションのはずでした。

結果から書きますとペンペンセイゴの１匹のみ。7:00までロッドを振ってそそくさと移動しました。

着いたのは千鳥港。日曜日ということもあってたくさんのエサ釣り氏達が竿を並べています。

車を降りるとすえさんもタックルの準備中。

「今来たん？」

「堰堤でやってから来た。バスが１匹堰堤の上（上流側）で釣れたけどシーバスはダメ。」

二人でクッチャベリながら先行していたＴ氏と合流します。聞くと昨日いがりと別れた後ここに

入ったらしいんですが６０ｃｍをカシラに爆釣だったとの事。・・・何てこった！あまりの寒さに退散

したんですが無理してでもついて行くんやった（泣）

ダメモトでﾌﾛｰﾃｨﾝｸﾞﾐﾉｰからキャストを始めますが案の定反応はありません。Ｔ氏によると昨日も

ヒットはﾊﾞｲﾌﾞﾚｰｼｮﾝのみで10:00くらいから爆釣ショーが始まったとの事。

それなら、とすかさずﾊﾞｲﾌﾞﾚｰｼｮﾝにチェンジしキャスト再開。

と、ﾚｯﾄﾞﾍｯﾄﾞを引いていたすえさんにヒット！

「食った！」

グイグイ寄せるすえさん。「飛ばんなぁ。」と、すえさんの声が聞こえたかのようにジャァ〜ンプ！

足下まで引き寄せ、顔を拝んだ瞬間！”スポーン！”と外れるルアー（泣）

「エエ感じで飛んだもんなぁ、バレる思たわ。」

余韻にひたりながらキャストを再開するすえさん。と、離れた所でロッドを振っていたＴ氏の奇声が！

「メッキやぁ?!メッキが釣れたぁ！！」

「メッキィ？」　←　思わず顔を見合わせるいがりとすえさん。

ダッシュでＴ氏の所に走るすえさん、オットットと滑る石積みにおっかなびっくりで近づくいがり。

見ると銀ピカのメッキらしき魚体、何せ始めて見るもんで果たしてコイツがメッキとは判りません

でした。

コイツがメッキらしきアジの仲間。Ｔ氏は思わずメッキや！と 叫んでましたが、すえさんによるとアジの仲間には違いない けどちょっと違うのでは？との事。誰かこの子のお名前教えて 下さい。

波止の上から投げていたエサ釣り氏達も集まってきて、ちょっとした騒ぎに（笑）

「長いことココで（釣りを）やっとぉけど、こんなん見たん始めてやなぁ。」

と、感心しきりです。改めて顔を見合わせたいがりとすえさん、一斉にメタルジグにチェンジして

ﾌﾙｷｬｽﾄ＆ﾊｲｽﾋﾟｰﾄﾞﾘﾄﾘｰﾌﾞの開始です。

「１匹だけのハズない！」

「そや！絶対群で来とる！！」

・・・結局メッキらしきアジ君はあの子１匹だけでした（泣）

改めてシーバス狙いにチェンジしキャスト再開です。潮も大分下げ始め、Ｔ氏が言っていたｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ

ﾀｲﾑが始まる時間になりました。

ところが一向にバイトはやってきません。なかばアキラメモードになりすえさんとクッチャベッテいると

離れた所でＴ氏のロッドが曲がっています！

「あのオッサン（失礼）、また釣っとるでぇ。」

「大漁の神様が憑いとるんちゃう？」

無事ランディングしたのを見届けこちらも負けてられるか！とロッドを振ります。

・・・どれくらいロッドを振った頃でしょうか。ロッドティップに”グッ”と何かが引っかかったような

重みがあり、”ンニュ！”とロッドを立てると”クン、クン”と抵抗らしいものも無いまま寄ってきます。

「ん？何か付いとるみたいやけど・・・。」

と、近くまで引き寄せ銀色の魚体が光ったと思った瞬間！”グンッ！”とロッドを引き絞って潜ろうと

抵抗を始めました。ラインを緩めないように気をつけながら引き寄せ一気に抜き上げました。

上がってきたのは４０ｃｍジャストのハネ君でした。

ヒットルアーはＴＤﾊﾞｲﾌﾞｼﾞｸﾞ（ﾋﾟﾝｸ剥がし（？）） 時間は10:30くらい、５時から投げだしたので ５時間半目にしてやっとゲットした１匹でした。

写真を撮った後、キャスト再開。するとまたもティップに乗っかかるようにヒット！

「来たでぇ。」

さっきよりも小さかったので易々と引き寄せ、抜き上げようとした瞬間、”スポーン！”と外れるﾙｱｰ。

「・・・。」

結局３人通じて反応があったのはこれが最後。昼前までキャストを続けた３人はもうヘロヘロ状態

（え？オイラだけ？）でしたが、釣れてないエサ釣り氏達の羨望の眼差しを浴びながら帰路へつく時

は気分壮快でありました (^-^)v

さぁ！明日は雨中決戦です！