”まずまずのデビュー戦”。シーバス編”の巻(12/10)
今週も1日だけの釣行となってしまいました。おまけに急な出張先でまたしても風邪をもらってしまい
コンディションは最悪。しかしおニューのリール(新調したのだ!)で投げたかったので無理やり出発です。
ひっくり返りそうな胃をさすりながらポイント到着、いつもの千種川河口で時刻はAM5:30でした。
『朝イチはアース前で投げてみるわ。』
と言ってたとおりT氏の姿はありません。今日の潮は11時前が満潮だったので迷わずウェーディング。
パール系のバイブレーションをセットしてキャスト開始です。
まずは実績ポイントを中心に探ってみますが反応無し、少しずつ移動しながら沖を目指します。
石積みの内側、外側と交互に探っていきますがロッドに伝わってくるのはワカメちゃんの重みだけ。
ライト無しで手元が見えるようになった頃雨が落ちてきました。あわててヤッケのフードを被り黙々とキャスト
を続けます。
『今までみたいに速ぅ引いたら全然来んかった。だいぶ活性が下がっとるんかなぁ。』
とT氏が言ってたのでスローに引いてみます。しかし水深が浅いのでスローに引くとますますワカメちゃん
がからみついてきます。
「こりゃバイブじゃアカンな。」
そこでアックスヘッドにグラスミノーをセットし際目がけてキャスト、まるでミノーの際引きのようにスローに
引いてみると”ククッ!”という小気味よいバイト!
「お!」
”カツン!”と合わせるも乗りません。しかし本日初のバイトにムカツイてた胃も少しスッキリ。
バイトのあった所を再び通すとまたもバイト!”ンニュ!”と合わせると今度はフッキング出来た様子。
「来た来た。」
大した手応えも無いのでガシガシ巻いて一気にゴボウ抜き。上がってきたのは30cmくらいのセイゴ君
でした。
「今日のパターンはこれやな。」
少しずつ石積みの上を移動しながらキャストすると、たて続けに同サイズがヒット&ヒット!バイブでのバイト
と違って”ガツガツッ!”という感触を楽しみながらヒット&バラシを繰り返し6連続ヒットを達成。
するとエントリー地点に人影が。あのレインウェアーからするとすえさんのようです。そして程なくT氏も到
着、入り口近くで粘るすえさんに声を掛けザブザブ寄ってきました。
「どないや?」
「6!」
「アース前はさっぱりやったわ。」
「最近あそこアカンなぁ。どこ行ってもうたんやろ?」
「何投げとん?」
「これ!(グラスミノー)バイブには全然当たってこんわ。」
「天気もエエ(ルアー日和ってことね)し、潮も動いとんのになぁ。」
仲良く並んでキャスト再開。するといつのまにかグラスミノーの尻尾が切れています。
「ありゃ?切れとる?いつのまに・・・。」
しかたが無いのでバイブにチェンジしロッドを立て気味にしてスローに引きます。
「バイトはあるけど乗らんなぁ。」
「そやろ、むっちゃ活性低いみたいやで。」
そう、”コンッ”と小さなバイトはあるんですが”ガツン!”と来るようなバイトが無いのです。
そんな中、高速リトリーブで誘っているすえさんが近づいてきました。
「どない?」
「1コ来た。バイトはあるけど乗らんねぇ。」
小さなバイトも逃すものか!と竿先に神経を集中してリトリーブ。するとやって来ましたちょっぴり大きめ!
”バシッ!”てな感じでロッドを立てると”ググッ!”と来る手応え。
「おしおし!」
とニンマリしながら寄せてきて慎重にランディング。
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今日の最高サイズの37cmです。 ヒットルアーはSolverバイブでした。 |
その後、ポツリポツリとT氏、すえさんにヒットするもののいがりにはバイト無し。魚が小さいんで手持ちの
バイブじゃデカ過ぎるようでした。
ムカツイてた胃はましになったんですが、押し寄せる潮に悪夢がよみがえり早々に納竿。おニューのリール
(ダイワのエンブレムZ2500Cです)のデビュー戦でしたがまずまずの釣果となりました。