3月24日 | 大潮 | 晴れ | 千種川 |
やっぱミノーでしょう!
朝の部
昨日の釣果に気を良くして目覚ましより早く目が覚めてしまった。(みんなそうでしょ?)
今日はおなじみT氏と河口でウェーディングと約束してたので千種川の河口に向かいます。
いつもの場所に車を止め、いそいそと身支度をしていると何やら見覚えのある車が止まります。
出てきたのは今年シーバスデビューする会社の同僚M氏。
「おはようさん!今から入るんか?」
「そう!Mさんも入るん?」
「うんにゃ、ワシ仕事なんや。昨日会社休んで昼から投げたんやけど7匹も釣れたわ。」
う〜む、初めからそげに釣れてもうたらどっぷりハマルことまちがいなしやな。言うとくけど今の時期だけやで!
Mさんとしゃべりながらウェーディングポイントに向かうとかなり沖にT氏の姿が見えます。
「おっさん気合入っとんなぁ!」
「いつものこっちゃけど・・・。」
M氏と別れザブザブ行進。まずはFミノーで探りをいれます。しかぁ〜っし!投げれど投げれど反応無し。
おっかしぃなぁ〜、ついこの間T氏が17匹釣るという程コンディションはイイはずやのにぃ。
と、沖からT氏が戻ってきました。
「どないや?さっき55くらいのが1匹きたで。」
「なぁ〜んも無し!」
情報交換しながらキャストを繰り返しますが反応は無いまま時間だけが過ぎていきます。
かなり沖まで探りを入れますが結局ノーヒット。T氏は40クラスを1匹追加したところで移動することにしました。
次に向かったのは昨日も投げたパチンコ銀座前。空はドピーカンでしたがこのまま帰るワケにはいかないのでとりあえず
キャスト再開です。
ここでもミノーをキャストしまくりましたが反応無し。そこでTDソルトシャッドをセットし根掛かり覚悟で底近くを攻めてみます。
すると数投目!”ガツン!”とくるバイト!
「お!」
すかさずアワセを入れファイト開始、昨日と違って満潮で乗れないテトラでラインを切られないかとヒヤヒヤしながら寄せて
きます。やっとこせで足元まで引き寄せ、おとなしくなったところでラインをつかんでズリあげようとしました。これがマズかった!
「あ!」
と思う間もなく”プチッ”とかわゆい音をたててラインが切れてもうたぁ〜(泣)
「わちゃぁ〜、切れてもうたぁ〜!!」
「アホ!そこ(階段があるのです)まで引っ張ってったらつかめたやろ!」
「・・・・・・・。」
これにて朝の部は終了。当然このまま帰るワケにはいかないのだ!!
昼の部
意気消沈したまま昼食を済ませ、下げ潮で流れの良くなるハズの川に期待をかけて再度出陣です。
時刻は13:30分、まぁイイ天気だこと!!空は澄み渡り風も心地よく吹いています。川面を見ると予想どおりイイ感じで流れて
いて川沿いの土手では赤ちゃん連れの若いおとうさんが日向ぼっこなんぞをしていました。
パチンコ銀座前を上流側から入り昨年実績No.1の石積みを対岸から狙います。水深が浅いのでドシャロー系のミノーで探って
みますが反応無し。さすがに天気が良すぎるかぁ。
そこで午前中も釣れたテトラ沿いを探ってみます。う〜む、それでも反応無し!さて、どうするか?
「せめて雲でも出ればなぁ。」
うらめしそうに空を見上げながらしばし一服。と、中学生くらいの2人組がワイワイ言いながらやってきてタックルの準備を始めました。
「ありゃ、こりゃオイシイとこ攻められんなぁ。」
とりあえずボウズ達のタックルの準備が終わるまでかけ上がりを中心にキャスト再開です。
すると数投目!”モワッ”とくるバイト!!”バシッ”とアワセると”ググッ”とくる手応え。
「ぅおっしゃ!!」
ラインがガイドにギシギシと擦れる音が心地良く響きわたりウルトラライトのロッドがひん曲がります。
程良くおとなしくなったところで慎重に引き寄せ無事キャッチ。上がってきたのは62cmのシーバス君でありました。
暴れまくってくれたんでスケールがズレちゃいました(^_^;...
よっぽど写真撮られるのが恥ずかしかったんやね。 ヒットルアーはIGARIミノー70でした。 |
貼り付いていたヒルを剥がしてやって優しくリリース。ほんまこの時期のシーバスはヒルまみれやねぇ。
中ボー達がキャストを始めたので彼らの飛距離では届かないラインにキャスト再開。するとその1投目またもバイト!
アワセを入れファイト開始。今度のヤツも元気一杯でラインを引っ張りだしてくれます。立て続けのヒットに「ウラヤマシイやろぉ。」
と中ボー達の方を見た瞬間!”スポーン!”と軽くぅなってもうたぁ〜(泣)←油断なんかするからでい!(釣りの神様の声)
テレ笑いしながらルアーを回収しキャストした瞬間!”バチン!”と景気のイイ音がしてルアーが飛んでってもうたぁ〜(大泣)
「わっちゃぁ〜、まぁた削らんとイカンなぁ・・・。」
見るとショクリーダーの上(メインライン側)で切れています。皆さん、ラインのチェックはマメにやりましょうね!(反省っす)
どうせズリ上げるんやから、とスナップを直結し場所も石積み前に移動してキャスト再開です。下げ潮で水深は益々浅くなっていた
のでシーバックにチェンジしておいしそうなところを探っていきます。
と、イイ感じで入ったと思った瞬間!”コンッ”てな感じのバイト!すかさずアワセを入れ数分のファイトの後に無事キャッチ。
サイズは65cm。ヒットルアーはシーバック100SRFでした。 |
リリース後同じポイントにキャストしたルアーにまたもヒット!!
サイズは64cm。ウルトラライトのロッドで楽しむには十分なサイズ
ですね! |
柳の下の3匹目を狙おうとキャストを続けましたが反応無し。そこでまた中ボー達のいるテトラ方面を攻めてみます。
しばし時間が経過した後待望のバイト!”ガツンッ”とアワセを入れた後難なくあしらって無事キャッチ。
サイズは50cmくらい。(測ってないっす)
ヒットルアーはアイルF90アユでした。 |
リリース後土手の方を見るとT氏が腕組して立っています。ザブザブ近づくと
「何匹釣れた?」
「4!」
「これからがエエ時間やからもっと釣れるんちゃうか?」
「そうや、今からがゴールデンタイムやもんな。」
時刻はすでに17時を過ぎていました。と、中ボー達がタックルを片付けています。益々チャンスやん!
早速おいしいラインに向かってキャスト開始。ところが散々叩かれたせいか反応がありません。と、”ゴツッ”とくるイヤな感じ。
「ボラやボラ!」
そう、ボラのスレ掛かりです。でもその割に元気がありません。上がってきたボラ君を見ると、なるほど元気が無いワケです。
誰かの切れたラインが体中に絡んでいてかなり弱っている様子。かわいそうなんで絡みついたラインをはずしてやりリリース。
「ま、がんばりや。」
と励ましのお言葉を残しT氏は去って行きました。気を取り直してキャスト再開、日没がせまり益々イイ感じになってきました。
かけ上がりを中心に探っていくとすぐにバイト!楽勝で上がったのは40cmクラス。続けて60cmクラスを1本追加してゲームセット。
朝から晩まで投げっぱなしでしたがまずまずの釣果(贅沢?)に腕や背中の痛みを心地よく感じながら帰路についたのでした。