4月8日 | AM5:00〜8:00 | 大潮 | 晴れ | 千種川河口 |
思わぬ釣果!
昨日に続いてヤンなるくらいのドピーカン!こりゃぁ今日もキビシそうやなぁ、と家を出ました。時刻はAM5:30。
いつもの場所に車を止めるとT氏の車が止まっています。
「お、今日は来とんな。」
すっかり明るくなってきていたので急いでタックルの準備をして防波堤を乗り越えます。
エントリー地点に着くと遥か沖に見える人影が。
「やっぱあそこしかないんやろな。」
そう、昨日もシーバスをゲットできた竹竿2〜4本目辺りにロッドを振る人影が見えます。
石積み際の砂浜がコーナー部分まで露出していて走りたいくらいの気持ちを抑えながら一気に行進。
昨日の今日なんでミノーはアキラメいきなりバイブレーションをセットしてキャスト開始です。
マールアミーゴ→バイブジグとローテーションしてキャストを繰り返していると”ゴツンッ!”と来るバイト!
「お!」
かなり沖でのヒットだったんですがラインを”キューン!”と鳴らして横走りを始めました。
「こりゃボラやな。」
ぼやきながら寄せていると”スポーン!”と軽くなります。「どうせボラやから・・・。」
と次のルアーにチェンジしてキャスト再開です。
「今日もアカンのかな・・・。」
と思い始めた時です。サンサンと光るお日様が雲に隠れた瞬間、”ンニュッ”と藻の塊が引っかかったような感触が伝わってきました。
「何やろ?」
”んぎぎっ”てな感じでロッドを立て重たいルアーを回収しようとすると突如”ドンッ!!”と伝わってくる手ごたえが!!
「ぅお!?ヒット?」
意表をつかれキョトンとしているとド派手なエラ洗いを見せながらデカイ頭が海面を割って飛び出してきました!
「お、お、お!」
ナイスサイズの予感にロッドを握り締める手にも力が入ります。もう、川シーバスなんかとは比べ物にならないくらいの豪快な
ファイト!繰り返されるエラ洗いにヒヤヒヤしながら必死に引き寄せお顔拝見。う〜んナイスサイズ!
魚体はボロボロ、ヒルも付いていましたが元気一杯!
シーバスフィッシングの醍醐味を堪能させてくれました。 サイズは67cm、ヒットルアーはタイドバイブ(ホワイトーグリーンバック) でした。 |
よたよたと泳ぎだすシーバス君を見送り、T氏に声を掛けます。
「おはようさん!どない?」
「5匹来た。日が昇ったらキツイみたいやな。」
とかなんとかしゃべりながらキャストしているとティップに乗っかるようなバイト!”バシッ!”てな感じでアワセをいれると力強い手ごたえ!
「来たで!」
とT氏の方を振り向くとT氏のロッドも曲がっています。
「ダブルヒットや!デカそうやど!」
お互い気持ちよくロッドを曲げてしばしの格闘の後に無事キャッチ。
またもボロボロの魚体でしたが、さっきのヤツ同様
元気一杯でした。 サイズは65cm、ヒットルアーは同じです。
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「サイズは?」
「63!これくらいのサイズの群れが来とったんやな。」
だいぶ潮も上げてきて空は益々晴れ渡ってきました。後からやって来たすえさんと合流し情報交換。一人だけシーバス君の
顔を見ていないんで表情は寂しげです。
「用事がるから先に帰るわ。」
というT氏を見送ったものの、あまりの天気の良さにすっかり戦意喪失してしまい早々と納竿しました。バイトが集中したのは朝マズメ
の時間帯のみで先に入っていたT氏が計6匹、いがり2匹、すえさんノーフィッシュ(泣)という結果に終わりました。
これから益々日の出も早くなるしツライシーズンが始まったようです。