5月20日 若潮 晴れ 揖保川堰堤・河口

それって友釣り?

さっぱり釣れなくなってしまった千種川をあきらめ、最近サツキマスが上がっているらしい揖保川まで行ってみることにしました。

目覚ましに叩き起こされボーッとした頭のまま集合場所へ車を走らせます。ところが約束の時間だというのにすえさんの車が見当たりません。

「そのうち来るやろ。」

シートをリクライニングし不足している睡眠時間の足しになればと目を閉じます。外は風が吹いていて5月の末だというのに結構な寒さ。

と、突然鳴り響く”EEーJUMPのおっととっと夏だぜ”(着メロなのだ)。あわてて取るとすえさんからでした。

「おはようさん、今どこ?」

「いやぁ〜、それがなぁ・・・。」

「?」

「緊急事態発生や。」

「へ?」

「バッテリー上がってもうたぁ、どないしょぉ・・・。」

聞くと潮止め堰堤のところで一夜の軒先を借りていたらしいんですがそろそろ時間、とエンジンを掛けようとするとセルが回らん!との事。

「ケーブル持っとるで、すぐ行くわ。」

慌てて車を走らせると高台の上からライトを振る人影。隣に車を止めケーブルを繋いでエンジンスタート!やれやれ、こりゃ何かの前ブレか?

 

AM5:00ポイント到着、場所は揖保川の潮止め堰堤です。見ると先行者がいるらしく車が2台止まっています。

パンをかじりながらタックルの準備をし土手を降りると雰囲気はとってもGood!しかし思ってたよりも水深が浅そうです。

まずは小型のフローティングミノーをセットしキャスト開始。トゥイッチしながら反応をみていきます。

それぞれ中洲の上流、下流に分かれキャストしていましたがなぁ〜んも無いんで上流でキャストしていたすえさんと合流します。

道中いたるところに沈んでいたウグイ達。

遡上の途中で力尽きたのか、それとも産卵が終わって天命をまっとう

したのか・・・。すんません、不勉強です。

堰堤に乗ってキャストしていたすえさんですがやはり反応無しとの事。仕方が無いのでさっきまでいがりが投げていた下流側を更に下ってみる

事にします。

と、下流側で投げていたすえさんのロッドが”ちょっぴり(笑)”曲がっているではあぁ〜りませんくゎ!

「何か付いとる!」

ワクワクしながら待っていると銀色に光る魚がスレで掛かっています。

「アユや!アユ!」

思わぬヒット(?)に困惑気味のすえさんです。

アユカラーのミノーにヒットして来たっちゅう事は

友釣りなのかしらん(笑)

初夏の綺麗なアユです。

しばし綺麗なアユ君を眺めた後キャスト再開。と、

「ぅわ!今デカイバスがおった!」

胸まで浸かるスーパーウェーディングしてるすえさんの足元をバスが悠々と泳ぎ去っていったそう。こうなりゃバスでも釣ったるか(笑)

しかぁ〜っし!結局サツキちゃんはおろかバスも釣れずポントを移動することにしました。

 

次に向かったのは揖保川河口。千種川の河口と違い高い波止にテトラが積まれています。と、橋の橋脚に向かってキャストしている

アングラーを発見。

「フローティングミノー投げとんなぁ、しかもあんな白いヤツ。」

「こんだけ明るぅなってもうたらアカンやろ。」

などと言いながら少しバック(上流側です)してウェーディングできる浜に降りてキャスト再開。やはり初めての川っちゅうもんはワクワク

しますなぁ。

とりあえずリアル系のバイブレーションで様子を見ますが反応無し。続いてメタルジグの遠投でも反応無し。ありゃぁ〜?雲行きが怪しく

なってきたど。それならミノーや!う〜むダメ。最後の手段のソフトルアーや!ぐお〜!それでもアカンかぁ〜!!

少しずつ上流に移動しながらキャストを続けますがなぁ〜んも無し!

と、遠投していたジグに重みが!

「ん?引かん?また海藻かいなぁ・・・。」

メタルジグの連投で張ってきた肩にはキツイ仕打ちです。ところが上がって来たそヤツは・・・

正体はウミウシ君でした。底を取ってたジグに背中を引っ掛けられた

んすね。

紫色の煙幕攻撃でウミウシ君も必死の抗議。すまなんだのぉ、気ぃ悪ぅせんと元気でやってな!とフックを外してやります。

結局ここでのヒット(?)はコイツだけ。かなり上流まで探っていたすえさんにも反応は無かったということでした。

 

そんでもってまた移動。先ほど通り過ぎた時に大阪ナンバーのアングラーが投げていたR250すぐ下のワンドに向かいます。なんでも

春の荒食いシーズンにはシーバスが溜まっていたそう。なるほど、川面を覗くと大量のベイトが”ダンゴ状態”になって泳いでいます。これなら

シーバスが溜まっていたのもうなずけますな。

お日様が天高く上がってるもんで唯一の希望は橋脚周りのみ。しかし先行者がいるんで入れません。仕方が無いのでなぁ〜んも無い川面に

向かってキャストしてみますが当然の事ながら反応無し。しかし先ほどの河口と違って魚(種類はともかく)の気配はあるので期待できそうです。

と、橋脚の下で投げていた大阪ナンバーアングラーが引き上げていきます。すかさず橋の下に移動し橋脚ギリギリにミノーをキャスト!すると

ルアーにピッタリと張り付くようにチェイスして来る魚影が!しかも2匹も!

「お!追いよる追いよる!!」

どうやら正体はウグイ君のようでしたが魚の引きを味わって無いんで贅沢は言ってられません。

持てる全てのテクを駆使して何とか食わせようとしたんですが結局口を使ってくれませんでした。修行が足りんなぁ・・・。

下流側の船溜まりを探っていたすえさんも1バイトあったのみでヒットせず。あまりのピーカンにヤル気も無くなってしまいAM11:00納竿しました。

いつもと違う川とはいえ同じ西播地方、どこも釣れないのは一緒なのねん(号泣)