9月16日 AM6:00〜11:00 | 大潮 | 晴れ | 坂越湾・千鳥湾 |
秋モードまであと1歩
今朝は不調の河口をあきらめ坂越湾へスイミングテストを兼ねて行ってみました。場所はアース製薬前の湾で秋には回遊セイゴ君の数釣りが
楽しめる所です。
「ここで釣れるんは小っこいのばっかやからこれでエエか。」
と未だヒットさせたことのないニューロッドを取り出します。まずはトップで!とペンシルをセットして際、沖とキャストしまくりますが反応無し。
ではミノーで、とフローティング〜シンキングまで試しますがやはり無反応。エエイそれなら!とロッドを10ftに持ち替えメタルジグをセット。
「ぅおりゃ〜!!」と沖目掛けてフルキャストし色々とアクションをつけながら引いてきます。
と、それまで沈黙を保っていたロッドに伝わって来る重量感!
「お!来た!!」
何と久し振りな感触でしょう!9月も半ばになろうというのに1匹もシーバスを釣っていなかったのです。
「遠い(沖でヒットしたっちゅうコトね)なぁ。頼むからバレんちょうだいよん。」
慎重に慎重に引き寄せようやく魚の顔が拝める距離まで近寄ってきた瞬間、ラインが水面方向に向かって浮き上がってきました。
「ヤバイ!エラ洗いされたら外れてまうかも?」
とっさにロッドを水中に突っ込みますが時既に遅く”ドパパパ!”と水飛沫を上げられたかと思うと”スポーン!”と軽ぅなってもうたぁ〜(泣)
「やっぱメタルジグはエラ洗いされたら1発やなぁ・・・。」
しばし魚の消えた方向を眺めた後キャスト再開です。と、数投目に再びバイト!
「ん?軽い?」
でも、何かはヒットしている様子。いっかな水面を割らないところをみるとシーバスではないようです。
「????」
足元まで寄ってきたソヤツは細長いお姿をしておられました。
そう、正体はダツ君だったのです。長さは30cmちょっと
といったところでした。 |
場所を移動しながらキャストを繰り返しますが無反応、そこで定番ポイントに歩を進めキャスト再開です。
潮もだいぶ満ちてきて石積みの上をさらう波が長靴を履いてて暑かった足を心地よくして冷やしてくれます。
と、ロッドティップに乗っかる軽い感触。
「?」
何の抵抗も無いので海藻か何かだと思っていたんですが上げてみると10cmくらいのセイゴ君。エラのところにスレで引っ掛かっていました。
苦笑いしながらフルキャストしていたジグにバイト!
「おっしゃ!今度こそ獲るで!」
・・・しかしこちらもエラ洗い1発でバラシ。どちらも30〜40cmぐらいの感じでしたが、結局これでシーバスの反応はなくなってしまいました。
次に向かったのは千鳥港小波止。何やら釣れ盛っているのかいつもの倍くらいの車が止まっていて、見慣れた車もちらほら・・・。
「こっち来とったんやな。」
見るといつもの釣友達が防波堤の上で楽しそうにシーバスロッドでキャストしています。ま、まさかシーバスが?
「おい!竿持って来んかい!」 ← T氏です。
「何釣りよん?」
「イイダコやイイダコ!よぅ釣れんでぇ。」
なるほど、見ると皆タコベイトをキャストしていて数も結構上がっている様子。
「タコやりよん?」
「いや朝はあっち(三井波止の方)でシーバスやりよったんやけどね。」 ← すえさんです。
「(竿を)貸したるさかいに投げてみぃ!」
言われるままに竿を受け取り”エイコラセッ!”と沖に向かってタコベイトをキャスト、周りの人を見習ってゆっくり引いてみます。
すると数投目、何気にロッドが曲がっていて海藻でも引っ掛けたかのような重みが。巻いて来ると”大股開き状態(笑)”で引かれて来るイイダコ
君のお姿が。
「掛かっとったぁ!アタリ全然ワカランかったわぁ!」
「そのうちわかるようになるわ。タコ釣りやったこと無いん?」
「専門でやった事無いもん。こりゃあと2〜3匹釣らんとオカズにならんなぁ。」
サヨリ狙いのエサ釣り氏達の隙間を縫ってキャストを繰り返し計3匹ゲット。「一人じゃ食いきれんから。」と自分達の分まで袋に入れてくれた
T氏とすえさんのおかげで今晩のオカズができました。
さぁ!来週は日本海遠征です。メインターゲットはイカですが、あわよくば青物を!と目論んでいるのですがハテサテ・・・。